さあ、出雲大社へ行こう!

もうすぐ10月

さて、もうすぐ10月ですね。

2019年の10月は、ちょっとした旅行があったり、宅地建物取引士の試験があったり、残念ながらいけなかったヨルシカのライブがあったりのイベント盛りだくさんの10月です。

そこで、どどりげすは、ぼんやりと何かネタを探していたところ、そういえば10月といえばよく聞くことがありました。

「神在月」について。

僕は地元が島根県の出雲市ですので、出雲大社の話題はもう耳にタコなんですが、ちょっと記事にしてみます。

皆様のおうちのカレンダーを見てみると、昔の月の呼び名が載っていませんでしょうか。

  • 1月 ⇒ 睦月
  • 2月 ⇒ 如月
  • 3月 ⇒ 弥生
  • 4月 ⇒ 卯月
  • 5月 ⇒ 皐月
  • 6月 ⇒ 水無月
  • 7月 ⇒ 文月
  • 8月 ⇒ 葉月
  • 9月 ⇒ 長月
  • 10月 ⇒ 神無月
  • 11月 ⇒ 霜月
  • 12月 ⇒ 師走

こんな感じですね。

高校生のときに、古典の授業を受けている方だったら、1回は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この中で、10月は「神無月」となってます。

これは、10月になると、八百万の神様(全国各地の神様)は出雲大社に集合して、会合をする、と言い伝えられています。確か…。

そのため、日本全国で10月だけは神様が出張に行かれているので、神様がお留守の月である、つまり「神無月」となるんですね。神様、いつもご苦労様です。

出雲大社について地元民情報

と、ここまではよく聞く話ですが、

出雲大社に行くのは、神無月である「10月」に行くべし!!!

と思われるんですが、よく見てください。

出雲大社について取り上げている記事だったり、サイトだったり、観光誌だったり、必ず、

「旧暦の…」っていう文言がついてます。

そうです。

旧暦の10月 = 現在の10月

という等式は成り立ちません。

では、旧暦の10月はいつなんだい?というポイントを調べましょう。

旧暦の10月』

”10月28日 ~ 11月26日 ”

※2019年は上記の期間になるようです。どうも毎年、期間が変わるようです。

僕も初めて知りました。

ということです。ですので、ぜひ、この期間に出雲大社へ行ってみて下さい。

ちなみに、何の因果かわかりませんが、数年ぶりに僕もこの期間に帰ります。今思ってみると不思議な感じがしますね。

出雲大社、いいところです。

そう思っていたところ、出雲大社について、参拝の仕方や行くべきスポットなどはいろいろブログなどで取り上げられていて、僕がまとめる必要はないかなと思いますので、地元民のポイントをさりげなくお伝えできればと思います。

(需要があるかは知りません。書きたいことを書くのが精神衛生上、大切。)

1、神様、どっち向いているの?

出雲大社 上から

ちょっと、見づらいですが、出雲大社の本殿のところです。矢印の向き(西側)に、神様(大国主命)が向かれているんですね。

「八足門」というところにお賽銭箱が設置されていて、通常そこでお祈りをします。「2礼4拍1礼」ですね。

なお、お正月の時になると「八足門」のところから少し中に入れます。いつも正月には、すこし中に入ったところに白いテントが南から北に設置され、その北側に白い布でお賽銭を受ける場所が作られます。正月はけっこう参拝客がいらっしゃってごったがえしになりますが、ライブハウスのモッシュほどではありませんので、問題ありません。ぜひぜひ。

そして、やはりお正月の時期だけ、「お神酒」がふるまわれますので、白くて小さな杯(?)でいただきます。

ここまでが通常ですが、神様はお賽銭をしている参拝客の方を向いているわけではなく、西側を向いてます。そのため、上の画像のように、専用のお賽銭場所を別途準備しているんですね。

西側を向いている理由として、僕も知らなかったんですが、このサイトがうまくまとめているかなあと思います。あまり、小さいころから考えてなくて、「西を向いている」とだけ教えられていましたから。

https://www.izumo-enmusubi.com/entry/urawaza-sanpai/

2、 素鵞社 (スサノオノミコト様が祀られている場所)は静粛に!

僕として、特に気になるのは、本殿の北側で、スサノオノミコトを祭っている「 素鵞社 」ですね。ここも参拝すると、今は大行列になってましたね。でも、僕が小学生とか中学生のときは、本当に人が少なかったですね。やはり何かがきっかけで有名になったのでしょうね。毎年の参拝のルートとしては、本殿のところを拝んだのち、右回りで本殿の周りをぐるっと回るように両親から伝えられてきました。これが普通だと思ってましたね、当たり前のように。この本殿の北側は高い木が多くあり、日陰の部分がかなりを占めてます。この 素鵞社 はひっそりと佇んでいる場所というのが僕の印象です。あと、 少し前に聞いたんですけど、素鵞社の土とか持って帰る?と良いとか聞いたことがありますが、うーん、あまりそういうのはすべきではないかなと思いますね。それと、 素鵞社 の後ろを回ること、噂というか人から聞いたことがありますが、 素鵞社 の後ろはスサノオノミコトの気があまりにも強いので、気をもらうよりも飛ばされてしまうらしいです。 ですので、静かに拝むだけにすべき、というのが僕の意見ですよ(^^♪

3、天満宮は地元民しか気づいてない!

本殿周りを参拝したあとに、決まっていくのは天満宮ですね。本殿の西側には「神楽殿」といって、綺麗で大きな場所があります。ここには、賽銭場所もあり、有名な大しめ縄もあります。

大しめ縄は僕が幼稚園、小学生ぐらいまでは下からお金を投げ入れることができてました。大しめ縄にお金が刺さるように下から上へと投げ込み、上手く刺さらなければ「チリン」と10円玉が落ちてくる。投げて入ったかと思えば、ほかの人が入れていた10円玉や100円玉が落ちてくる。ほかの人が入れていたお金も、ちゃんと一緒に投げ入れ直すことを毎年してましたね。懐かしいです。

さて、天満宮ですが、神楽殿の北側、奥にひっそりとあります。

出雲の親御さんや子供たちはこぞって天満宮に来ます。受験を控えている方や、資格試験を控えている方など、勉強の神様である菅原道真が祀られているのがこの天満宮ですね。菅原道真の天満宮と聞くと、各地にあるかと思いますが、出雲はここかなと個人的に思ってます。

子供の頃でしたら、もう書きづらくなった鉛筆とかを持ってきて供えたり、絵馬に「〇〇高校に合格したい」といったお願いがたくさんあります。観光で来られている方からしたら、やはり場所的に見つけにくい場所なので、よく通り過ぎることが多いかと思います。こういうひっそりしたところの空気って、特に出雲大社ではよく感じられます。

このサイトはちゃんとピックアップしてあって、すごいと思いました。

https://www.izumo-enmusubi.com/izumotaisha-arukikata/

さいご

ながながとなりました。

もうすぐ、旧暦の10月が来ますので、もしご予定に都合がつく方はいかれてみてはいかがでしょうか。

あと、なんだか書いていて不思議だなと思ったのは、今日、お仕事で人とお話をしていた際に、僕の地元出雲の話をしたところ、「こんど、行ってみようかな」と思っていただけましたので、なんだか出雲大社に行くきっかけとなってもらえるように情報を伝えたり、発信することって大切だなあと思ったので、今日まとめてみました。試験勉強もあるけど、書きたいことは書かないとなあと。

なんだかこういう風になることってたまにあるんですよね。使命ですかね(;^ω^)

それではー

どど