アルバム「結束バンド」のディスクレビュー Disc review of the album “Kessoku Band”

はじめに

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

2022年もあと数日となりました。はやいですね。あっというまでしたね。

さて、今回は2022年中のギリギリに出されたアルバムについてあれこれ書いていきます。

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と思っていたら2023年が明けてました。

あけましたおめでとうございます。

2022年では終わりませんでしたので、2023年で書きあげます。

ピックアップアルバム:「結束バンド」 Pickup Album: “Kessoku Band”

https://www.aniplexplus.com/itemoNsanGUg.html

はい、始めていきましょう。

今年の冬アニメとして、かなりブレイクをした、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の中で活動している結束バンドのアルバムが数日前にリリースされました。かなり売り切れしているみたいです。けいおんのときみたいの熱ですね。

確かに、けいおんってもう10年ぐらい経っていると思うので、今の高校生、大学生の年代の子が観ることで影響される音楽の漫画、アニメとしてはどんぴしゃだと思います。こういった漫画が出てよかったなあと僕は思ってます。

さていつも通り説明は手抜きでいきますので、他の人のブログをみて下さい。

ぼっち・ざ・ろっく! ソングアルバム「結束バンド」(アニプレックス) – いまここにあるもの

これから、沢山のアルバムレビューが書かれると思いますが、その中のとりあえず一つになればいいかなあと思います。

青春コンプレックス “youth complex”

最初の曲は、「青春コンプレックス」。

この歌詞を観ながら聞いてましたが、やたら強い言葉が続きますね。

「光のファズ」、「雷鳴」などなど。

その中でも、「虎」の表現がありまして、なぜ虎なんだろうなあと思ってましたが、2番の歌詞に「月」ってあるんですね。それは分かりますよ。「月」と「虎」があったら、「山月記」を連想する人は多いと思いますので、理解は早いかと思います。「山月記」のお話しは高校生のときに国語の教科書で読んだことがありますが、そういえばどんなお話しだったか思い出せないので、調べました。

教科書頻出の『山月記』って要するに、自意識過剰な”こじらせ男子”の話!? – リクナビNEXTジャーナル

この内容と、「青春コンプレックス」という楽曲名とがリンクしている気がしますね。だから、この「青春コンプレックス」という楽曲の根本には「山月記」で言いたかったことを下地にし、歌詞でも、野生感といいますか、獣の感じの歌詞で構成されているような気がしました。

そして、曲部分ですが、作曲者をみて、「おお!」となりました。

音羽さんじゃないですか。youtube観てました。

ギターを弾いているところはこの動画くらいしか観てなかったですが、作曲の力がすごいなあと思います。

というのも、最近のアニソンのOPって、いろんな楽器が入っているじゃないですか。ストリングスややピアノやらSEやら。でも、覚えているのは、アニメが2話か3話のときに僕がOPの楽曲を聴いたときって、「ちゃんとバンドサウンドで構成されているなあ」と思ってました。だから、キラキラした昨今のOPではなく、しかし、鋭さ、インディーズバンド感がある楽曲といった印象でした。この楽曲はギターロックですね。ギターがメインって感じがします。

個人的に良いなあと思ったのは、2番でちゃんとファズサウンドが入っていて、「ちゃんとファズの音入れてるなあ」というところと、もうひとつはラスサビで一音だか半音高上げているところですね。

あの盛り上げ方は好きです。

ひとりぼっち東京 “Lonely Tokyo”

次の楽曲です。「ひとりぼっち東京」。

なぜか僕はELLEGARDENぽさを感じてしまいました。

サビのところとか、タッピングのところとかはまあ似ても似つかないんですけど、なんででしょうかね。アルペジオの響きなどが綺麗だからでしょうかね。

「青い炎」が何を意味しているのか分かりません。何度も使われているワードなのでなにか意味があるはずなんですが。

(補足)

全体を書き終わってから改めて「ひとりぼっち東京」を聴きました。「君」という歌詞はあるんですけど、どっちかというと

Distortion!!

3曲目、「Distortion!!」。

これはKANA-BOONさんの谷口さんが作詞作曲をされている楽曲なので、ポップで明るい曲だなあという印象です。

「指先が硬くなる」とかの表現もまだ初心者がギターを練習していたらかならず一度は通る状態で、そうだったよなあと思う人は納得しますよね。それで、「distortion」っていうと「歪み」のことですが、音楽面だとエフェクトのことをいっていると思います。

ディストーションっていうと、オーバードライブっていうこれまた歪みなんですけど、ややオーバードライブよりもキラキラではなくぐにゃっとなっているような印象ですね。

なつかしい、ひかり先生の動画を見つけました。これ、これですよ。

また、結束バンドは、RATを使っているみたいなので、こっちの動画もアップ。

ひみつ基地 “secret base”

はい、次は「ひみつ基地」。

この楽曲は劇中歌になっていてもぜんぜんおかしくない、ストレートな明るい楽曲だなあと思いました。

ここでの、秘密基地っていうのが、頭の中のことをいっているのか、ライブハウス「シェルター」のことをいっているのかどっちだろうかなと思いました。ダブルミーニングの可能性もありますよね。シェルターっていうと避難所っていう意味なんですけど、ここで思い出したのはバンプオブチキンさんが、中学だったか高校だったかでバスケ部に入っていた際に、体育館の倉庫をシェルターっていっていた記憶があるんですが、僕の記憶は正確でしょうか。バンド自体のことでしたでしょうか。思い出せません。でも、4人で構成されたバンド4人にとってそういったものを共有しあうって絆の象徴な気がしていて、他の誰それから隔離され、集まってわいわい楽しくできる場所ということでシェルターといっていたのかなあ。

だから、この秘密基地っていうのが、ひとりだけのものであっても、ああ、そうか。この「ひみつ基地」っていうのがどっちかというと独りである自分に視点があるということで、もしかしたらこれと近いけれどバンドにいる一人という視点がある楽曲があるかもしれませんね。

ギターと孤独と蒼い惑星 “guitar and loneliness and blue planet”

次は、「ギターと孤独と蒼い惑星」。

ドラムがすごい印象的でしたね。かっこいいですね。

歌詞についていうと、視点が二つあるような気がしていて、ギターをもって人間と、地球そのもの、という視点ですね。音を地球に聴かせたいのかな。「聞く」ではなく、「聴く」というワードに変えてきているのもいいなあと思いました。

どっちかというと、音楽レビューとかで、”この楽曲を聴いてました”というのは、あんまり印象が良くないなあと個人的に思っているんです。というのも、聞くっていうのは、音に対する姿勢が聴くという言葉とはまったく異なっていると僕は思うんです。だから、極力「聴く」を使いましょう。

あと、上手いなあと思うのは、ギターという言葉を使わずに歌詞が書かれていて、ところどころ、ギター関連のワードを入れてきているという。「エリクサー」とう弦の種類とか、「鉄を弾」くとか。

ラブソングが歌えない “can’t sing a love song “

次は、「ラブソングが歌えない」。

これは、二曲ほど前の曲「ひみつ基地」でも使用した”秘密基地”っていうワードが出てきましたね。この楽曲って、ラブソングを書けない状態で書こうとしたら、書くことができない状態を表現した、というものでしょうかね。少し暗めの曲調ですけど、なんだかグリーンデイっぽい強いパンクさがあって、でもギターを歪んでる部分もあって、感情が感じられるなあと思いました。

あのバンド “that band”

次は、「あのバンド」。

ここまで書いてきたうえで、「あのバンド」を聴いてみると思いますが、歌詞も一貫して、主人公のぼっちちゃんの独りの視点を大切にしているなあと思いました。

この楽曲って、「あのバンド」っていうとどこかリスペクトのあるバンドのことを歌っているのかなあと字面だけで思っていましたが、まったく正反対でしたね。ほかのバンドの音なんて聴きたくなくて、自分から出てくると音がすべて、そればギターの音だったり、心臓の鼓動だったり、そういうもの以外聴きたくないというスタンスなんだと知りました。

なるほど。

でも、アーティストさんってそういうところはあるかなあと思います。他の人のものを聴くよりも、自分が一番で、オリジナルで、負けないと思っている。強いなあと思います。

カラカラ “Caracalla”

次の曲は、「カラカラ」。

ここで色が変わった気がしました。さっきまでは独りの色が強かったんですけど、この「カラカラ」の楽曲から、「君」っていうのが出てきました。と思ったら、「Distortion!!!」でも出てましたね。EDの曲については、他者が出てくるのでしょうか。あまりの変わりっぷりにビックリしました。

「カラカラ」って曲名、一体何だろうなあと思ってましたが、独りで頭のなかであれこれ自問自答することだったんですね。いや、脳内での自分会議ですね。でも、決意っていう感じが歌詞から出てきていて、この楽曲っていつからエンディングになったんだっけなあと気になりました。

小さな海 ”small sea””

次、「小さな海」。

この楽曲でも、他者の存在っていうのが感じられるようになった気がしますね。歌詞にそれが出ていて思います。そして、この楽曲では、「秘密基地」としていたワードと似たものとして「海」を表現してますね。まだ分かりませんが、自分の中に籠ることが避難のためだったところから、自由にできるところになっていますが、そこからでていきたいようなニュアンスがなんだかなあ、感じられるんですよね。

なにが悪い ”what’s wrong”

はい、次は「なにが悪い」です。

この楽曲は明るいですね。青春を歌っている歌詞で、1曲目からするとかなり違った印象が出てきます。やはり、「君」という他者がいるような楽曲歌詞になってます。

あと気になったのが、イヤホンです。前の曲ではヘッドフォンだったんですけど、この楽曲ではイヤホンとなっていたので、まあ作詞をした人が違うといってしまえば終わりなんですけどね、ヘッドフォンって正直なところ屋外というよりも自宅以外で使わないじゃないですか。だから、前半の楽曲っていうのは家で一人で作っていたということで、イヤホンに焦点が当たっていたのは、外に出て、他の人(バンド)と一緒にワイワイしながら遊んでいる中で生まれた、音だったりそこから出てくる歌詞だったりも踏まえて青春だというコンセプトだったら素敵だなあと僕は思ってしまいました。あと、心臓ってことばよく出てきますよね。

忘れてやらない ” won’t forget “

次は、「忘れてやらない」。

もうここまで来ると分かりますが、やはり青春の色が出てきていて、独りっていう色が無くなってきてますね。

このアルバムが後半にゆけば征くほど、楽曲歌詞に込められたコンセプトというか色がどんどんと変わっていていく、主人公のぼっちちゃんの心情変化が後半に向けていくにつれて明らかに変わっていってますね。そういったところが歌詞にでているのかなと思いました。なんだかヨルシカのAL「盗作」を思い出しました。あれも次第に変わっていってましたよね。

だから、曲順に意味が込められている、そんな気がしました。そして、ちゃんと歩をすすめようとしている部分もありますね。

楽曲ですが、かっこいいですね。疾走感が出ていて、サビがしっかり伝わるなあという印象です。いいですね。

星座になれたら “If I could become a constellation”

はい、次です、「星座になれたら」。

この楽曲については、Twitterなどで、バンプやアジカンのリスペクトが感じられる歌詞があるという内容の事を沢山見かけてまして、「そうなのかなー歌詞知らないけれど」と思ってました。

なので、読みながら聴いてみました。なるほどねえ、と思いました。アジカンの部分は僕はどうかなと思いましたが、歌詞にバンプの感じが確かにありましたね。時間を表す”○○時”とか”カルマ”っていうのは分かりやすいんですけど、「離れたところにはもうないかもしれない」っていうのは、supernova(超新星爆発)ですね。supernovaっていうと、一時期どういったバンドが使っているかをざっくり調べたことがあって、9mm、ELLEGARDEN,そしてバンプでしたね。どっちかというと、今は夜空に輝いている星の光っていうのは地球にいる人が目で確認できるまでにむちゃくそ時間がかかるので、光をみているときにはすでに星が爆発して存在しなくなっていても、それが分からないし、その爆発の光が届くまでこれまたかなり時間がかかるんです。それを人に置き換えて歌ったのが、エルレとバンプでしたね。似てると思いました。あと彗星ですね、彗星は「ほうき星」ともいうので分かりやすいですね。

それで、1番は星がある歌詞なんですけど、2番は星がないような、なくなったような歌詞になっているのがどうしてだろうかなあと思いました。あと、この楽曲での歌詞での「君」っていうのはなんだか単数ではなく、複数な感じがしましたね。星座って基本的には複数の星を線で結んで、「○○座」っていうじゃないですか。あと、「色とりどりの光」っていうのもですね。

フラッシュバッカー “flash backer”

あと2曲になりました、「フラッシュバッカー」。

後ろでなっているSEか、空間系の音がいいなあと思いました。

この楽曲が何を意味してるのかとまだ分かんないですけど、なんだか「星座になれたら」の2番の歌詞のニュアンスがあって、大丈夫なのかなとか思いました。

フラッシュバックっていうのは、なんだろうなあ、あまり良くない出来事が脳裏に焼き付いていて、それをなにかの織にて思い出す、映像が蘇ってしまうという捉え方を僕はしてます。別れの楽曲にちかいのか、なんかもの悲しさがあるような曲ですが、良い曲だなあと。

転がる岩、君に朝が降る ”Rolling rock, morning falls on you””

最後です、「転がる岩、君に朝が降る」。

アジカンのカバーなので、結束バンドという感じではありませんが、作品「ぼっち・ざ・ろっく」のコンセプトの大元なのかなあと思います。エモいです。

最後まで楽曲を書いてきましたが、なんだかなあ、どんどん転がっていったアルバムになっているんだって言われている気がしましたね、このアルバム自体が。そう聞くと、さっき書いた「フラッシュバッカー」が朝になっているような感じもしてきました。そうなると、青春コンプレックスの楽曲から次第に転がっていくなかで、最終的に、フラッシュバッカーで朝を迎えたっていうものなのかな。面白いですね。これはあれですね、ヨルシカの「月を歩いている」を思い出しました。コンセプトは違うんですけど、最後の楽曲がアルバム全体を表現するものになっているんですね。

一個一個は物語そのものだったり、物語の一部分だったりするんですけど、最後の一曲でまとめあげる。綺麗ですね。

まとめ

駆け足ながら、「ぼっち・ざ・ろっく!」のAL「結束バンド」を書いてみました。

かなり手抜きに近いように感じますが、いつもどおりなのでお気になさらずです。

そして、一旦ここで終わりますが、おまけ部分ではこのアルバムをカバーするとしたらどんなバンドがいいかなあとどどりが考えてみたものをつらつら上げていきますので、気が向いた方はみていってください。

それでは

どどり

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