ネクストブレイクアーティスト:帰りの会

こんにちは。こんばんは。

どどりです。

3月ももう半ばですね。

今日はなんだかすごくあたたかいです。

もう春っぽい感じです。

眠たいです。

久しぶりにノートPCで記事を書いてみます。

ネクストブレイクアーティスト:帰りの会

はい、

では気を取り直して書いていきましょう。

今日は、このアーテイスト、「帰りの会」さんです。

帰りの会、2ndミニアルバム『第三呼吸速度』配信リリース&「青写真」MV公開 | OKMusic

えっと、やはりいつも通り、ネクストブレイクアーティストをピックアップするためには、SPOTIFYのプレイリスト(今回は、クレナズムさんのradioプレイリストだったような)を聴くことです。

それを聴き流していくなか、「帰りの会」さんの楽曲が来たところ、

「あ、いい」

と思いましたので、よりじっくり聴き始めました。

そこでひっかかるか、どうかが重要なんです。

なので、アウトラインのような、バンドかどうかもよく分かっていないので、情報を得るために記事を読み漁ってみます。

三つの他の方の記事をピックアップして読んでみました。

帰りの会、2ndミニアルバム『第三呼吸速度』配信リリース&「青写真」MV公開 | OKMusic
求めるのは創作の喜び。ミステリアスな5人組・帰りの会の素顔に迫る |BIG UP! Stars #75|プレイリスト&カルチャーメディア | DIGLE MAGAZINE
帰りの会 儚くも芯のある歌声とエッジの効いた激情サウンドで魅せる5人組

なるほどですね。

帰りの会さんは公式HPがありませんでしたので、こういうところからが情報をひっぱってきます。

比較的に情報があんまりなかったので新鮮です。

結成してまだ浅いからですね。

さて、今回はどんな感じでまとめていこうかなと考えながらですが、つらつらやっていきます。

ユーリカ

まずはこちらから。

この楽曲は最初は静かな宇宙のような雰囲気から次第に盛り上がって、最後はもういちど静かになるような印象を受けました。

MVも確認しましたが、NASA提供の映像らしいです。

(NASAのHPを辿りましたが、動画沢山ありましたね。)

この楽曲が入っているのは2ndミニアルバム『第三呼吸速度』で、宇宙がテーマとなっているといった記事を見かけたような。

このミニアルバムを最初から最後まで聴いてみて、一番耳に残ったのがまさに「ユーリカ」と歌っている歌詞部分でしたね。

この歌詞部分に不思議な浮遊感みたいなものがあるなあと。

なんだか、無重力感(?)のようなものを感じました、なぜでしょう。

ところで、「ユーリカ」ってなんでしょうか。

あ、つづりは「EUREKA」なんですね。とうことは、僕はエウレカセブンとかを思い出してしまいます。

Eureka(エウレカ)はギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われる。古代ギリシアの数学者・発明者であるアルキメデスが叫んだとされる言葉である。

「Eureka」(2022年3月15日 19:17 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』)Eureka – Wikipedia

ユーリカはエウレカとも呼ぶみたいで、「みつけだぞ!」みたいな感嘆の言葉で使ったりするみたいです。

と思ったら、

EURECA(EUropean REtrievable CArrier, エウレカ)は、欧州宇宙機構 (ESA) のプロジェクトで71台の実験装置を搭載していた質量4.5トンの無人人工衛星である。

「EURECA」は欧州回収型輸送機 (European Retrieval Carrier) の略であるが、アルキメデスが比重を発見時に閃いて発した言葉「Eureka!」(見つけた!)の同音語にもなっている。

「EURECA」(2022年3月15日 19:17 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』)EURECA – Wikipedia

ちがいましたね。

「K」ではなくて「C」なんですね。面白いですね。

しかし、

人工衛星の知識がまったくありませんでしたので、ちょっと探して勉強します。

魅入ってしまいましたね。

人工衛星の「ひまわり」の名前さえ知らなかったです。

でも、複数の人工衛星がどんな働きをしていて、それが現在の日本のどこに活用されているかが分かってすごいなあと思いました。

ちょっと次の記事ぐらいで宇宙関連の事はまとめてみようかな。

あと、この「第三呼吸速度」のミニアルバムリリースに伴い、帰りの会さんのアーティスト写真が変わっているっぽいです。

どこで撮られたものかなあと思っていたところ、ボーカルの春原さん曰く、どうも東京周辺で特徴のある天文台がある場所での撮影とのことでしたので、

調べてみました。

魔境ですね。

ということで、ここかなと。

ぐんま天文台

おそらく、ぐんま天文台かなあと僕は思いました。

画像で調べてみましたが、かなり雰囲気のいいところで、遺跡のような構造物もあったりして一度いってみないたあ。

県立ぐんま天文台 (tabi-mag.jp)

さて、「ユーリカ」の楽曲の歌詞についてです。

なんだか一人の人生と、遠く離れた存在つまり次元が違う存在に対して思いを馳せているようなテーマみたいなものを感じました。それはプラスとかマイナスとかではなくて、自分の居場所はここで、途方もなく遠く離れた場所に自ら行くわけではなくて、その存在に会いに行くとかそんなことではなくて、ただその物理的であり心理的な距離を表現して作られているような気がしました。

いいですねえ。

結構前にかいた「月を歩いている」のレビューにおいての、かぐや解釈を思い出しました。なんとなく逆視点ですね。月から地球に対してのというか。あんまり書きませんが。

青写真

この青写真は、

歌詞のワードひとつひとつがこだわって選ばれている気がします。

そのうち、「二重円」というワードが気になったので調べてみました。

「ハロ」ともいう現象のことかなあと。

「快晴の空に鼻歌と 薄雲の巻く日の二重円と」

という歌詞がありますが、

この現象を表しているんだと思います。

暈(かさ)と言われる現象です。また、

暈を生じさせる雲は多くの場合、対流圏上層に発生し氷晶からなる巻層雲や巻積雲、巻雲である。高層雲、高積雲、乱層雲、積乱雲、層雲などは、氷晶が含まれていても少ない上に、氷粒に成長していて光の経路が複雑化しているため、暈が見られない。

「暈」(2022年3月16日  7:58 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』 暈 – Wikipedia

というように条件があるみたいで、確かに歌詞でも巻雲にあたる表現しておられますね。

「青写真」の歌詞では、ただ文字だけを分からずに、一個一個のイメージというか映像が頭で思い浮かべたらいいかもしれません。

というもの、

「朝」 「快晴の空」 「夕暮れ」 「夜」 「星」 「夜明け」

といったワードが沢山出てきて、それが情景を思い浮かべさせるために生き生きしているように思います。

あと、「戦い」という印象もこの楽曲から受けるんですよね。「延長戦」、「作戦」とかですね。純粋にWARの方で履く、自分自身との闘いのようなニュアンスかなと。

そんなこと考えていると、この楽曲では、めまぐるしい時間の流れにあらがってでも、なにかをやり遂げたいという意思みたいなものを感じるんですね。

楽曲は、盛り上がるとこをしっかり盛り上げて、あとMVはお洒落にできてます。

だけど、楽曲自体が自分との闘いであるような印象があるので、なんだか良い意味で泥臭くてもやり遂げたいという意思の強さが感じれます、僕は。

春のせい

この楽曲もワードが面白いですね。

特に、「色」です。

  • 青空に滲んだ世界
  • 開けっ放しのカーテン 鈍色 六畳間
  • 月の白さ
  • 零れだす錆色(さびいろ)
  • 何小節ぶんの青
  • あのみずいろのさきへいこう

カラフルというよりも、青をベースとしている感じで、さわやかさと儚さみたいな印象を受けます。

上で書きました、青写真とつながりそうだなあと思うのは、この「春のせい」でも現状にまったく満足しておらず、求めているような解釈ができるかなあというところです。

面白いです。

また、歌詞の中で、8メートル毎秒、340メートル毎秒というワードがありました。

このやまもとこうだいさんの歌詞では数字で表現しているところにポイントがあったりするように思うんですね。

インタビューでも、「42」という数字に思い入れを感じるようなセンスですから。

だから僕もちゃんと調べました。

8メートル毎秒が表すのは「風速」で、風の速さですね。

尚、風といっても「春一番」ですね。8メートル毎秒って突風に近いらしいですから普通の風ではないです。

春一番の発生条件及び認定基準は、地域・気象台により、多少異なる。おおむね、立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込み、前日に比べて気温が上昇することを発生条件とする。

「春一番」(2022年3月16日  8:21 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA

340メートル毎秒が表すのは「音速」で、音の速さですね。

多くの分野で音速について言う時、常温として15℃を採用することが一般的であり、その場合 340.5(m/s)となる。それで一般に、音速を15℃で秒速340mとしている。高校の物理の教科書や試験問題などでも「音速を340 m/sとする」という文章が添えられていることが一般的である。

「音速」(2022年3月16日  8:2 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%80%9F

ヨルシカのレビューでも書きましたが、「風」というのは時間概念と捉えてもいいなあと思います。

また、ここのでの「音」というのは「声」であると思いますが、「言葉」を残すことの方に重きががあるというか、想いがあるように感じます

ちなみに、僕は動画でもコメントしましたが、

「5センチメートル毎秒」も好きです。

それだけです。失礼しました。

アフタースクール

はい、ここまでは最新のミニアルバムの楽曲をピックアップしてきましたが、

僕の個人的な趣味としては、前ミニアルバムの「アフタースクール」が好きです。

速い楽曲が好きなんです。

ホントにかっこいいなあと思って、何回も聞いてます。

ちゃんとえらそうなことをつぶやいてます。

そういえば、早い楽曲といえば、

ボーカルの春原さんがカバー楽曲をツイッターで挙げておられましたものに感動しました。

これは、オリジナルを超えているなあというのが僕の印象です。

声がちょっとレベル違いでしたね。

さて、「アフタースクール」についてちょこっと。

速い楽曲で、かなりロックな感じなんですけど、やはり歌詞で気になるところがあるんですね。

5時間目の夏の匂いと

屋上には白昼の夢

こころに落ちる斜陽と

はつ恋は檸檬のように

壁に咲く花が散る前に

砂糖菓子を飲み込んで

背が伸びたって

手が伸びないような

果てしない なんでもない日々を

楽曲「アフタースクール」から引用

この部分ですが、どうもワード選びが独特すぎるのと、

若干曲調が変わるんですね。

だから、ここからはいつもの妄想解釈です。

えっと、有名な小説の題名をモチーフにしている感じがします。オマージュなのかどうかは分かりませんが。

僕が思うだけですけど、ここに「絶対わからないだろう」といった意図がもしかしたらあるかもしれませんね。

江戸川乱歩 白昼夢

夏目漱石 こころ 

太宰治 斜陽

島崎藤村 初恋

梶井基次郎 檸檬

安部公房 壁

樋口一葉 たけくらべ

といった感じです。まだありそうですが、そこまで小説に造詣が深くないので、思いつきません。

それにしても数が多いので、意図がありそうだなあと勝手に思ってます。

面白いです。

さいごに

久しぶりにたくさん記事を書きました。

大した感想ではなく、思いつくことをつらつらと。

バンドさん自体はまだまだこれからですが、

現時点でクオリティがインディーズレベルを超えてますので、期待です。

そんでは。

どどり