音楽と考察の森 ”Groval of Global”https://ddlygss.com音楽などネクストブレイクを深掘りブログです。Wed, 30 Jul 2025 15:02:16 +0000jahourly1https://ddlygss.com/wp-content/uploads/2025/01/cropped-cbbce19283b81870d13b57eae5ad153f-32x32.webp音楽と考察の森 ”Groval of Global”https://ddlygss.com3232 ヨルシカ『幻燈』を文学から読み解く|詩学的・補足レビューhttps://ddlygss.com/%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/%e3%83%a8%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%82%ab%e3%80%8e%e5%b9%bb%e7%87%88%e3%80%8f%e3%81%ae%e8%a9%a9%e5%ad%a6%e3%83%bb%e8%a3%9c%e8%b6%b3%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/Wed, 11 Jun 2025 15:30:39 +0000https://ddlygss.com/?p=10176

ヨルシカのアルバム『幻燈』を、宮沢賢治の作品や詩学的視点から読み解く考察レビュー。各楽曲に込められた物語構造や文学的引用を徹底的に解説します。]]>

ヨルシカのAL「幻燈」の詩学・補足レビューです。

以前に発表したレビューの補足記事です。

今回は、「幻燈」楽曲の追加考察に踏まえ、今までにない「宮沢賢治」とのつながりを考察した部分がメインとなったブログ記事になりました。

あらためて、こんにちは。どどりです。

前回の「幻燈」レビューについてはかなり何冊も本を読んで、

ネットから見つけ出した論文も読んで、

あれこれ考察をしながらのいわば創作に近い記事を書いてみました。

なので、すごい時間がかかってしまったなあと思いながら、自分でもあれを読み返すのはちょっとしんどさを感じます。

ただ、要素は各テキストを読んで、かつ多面的に調べないと導き出せないものがほとんどで、むしろそのように作られていないとああはならないなと何度も思いながら文章を作ってました。

そして、いつもの補足レビューをゆるゆると書いていこうと思いましたが、これまた調べだしたら出るわ出るわで驚いてしまってます。

そんなこんなで時間がかかっての補足レビューとなりますが、気長に書いていきます。

あと、これを書いているのが2025年の6月なんですが、ヨルシカがリリースしているアルバムの初回限定版が再販されているみたいです。

そのなかでも、「だから僕は音楽をやめた」、「エルマ」のテキスト、つまり木箱にはいっている手紙とエルマの旅行記のような日記がホームページでみれるようになるようです。

この二つのアルバムのレビュー(「だぼやめ」は挫折)を書いたとき、書き終わって1年の季節を経ていくなかで思っていたことです。

思ったより、これらのテキストを読んでいないリスナーさんが多くて、正直僕のブログ記事を読んでもすぐ帰っちゃう人が多かったんですね。

滞在時間というやつですね。

特に僕の書いていた記事っていうのが、一般リスナー向けでは到底なく、テキストを読んでいるややコアリスナー向けの記事にしていたんですね。

というのも、記事で語りたいことは物語の空気だったり、人物がどのような動きをしているとか、どんな心情なのか、この楽曲に意図はなにかあるのかといった、テキストさえも読んでいて感じ取れるか、どうかレベルの話をつらつら書いていたんですね。

だって、そっちのほうがおもしろいなと思っていたんです。

だから、この初回限定盤の再販っていうのは、もうすこし当時書いた記事が読まれるきっかけになったらいいな、僕の書いてたことが少しでも理解してもらえたらとか、指摘してもらえるのかなとか、そんなことを考えます。

さて、そんな別アルバムをこの補足レビューで書くにはいかがなものかと思われてしまいそうですが、まあ、この補足レビューもそうであって、「幻燈」というアルバムにとってのそうであるのであって、まあ問題ないと思っているんです。

[sng_toc_insert]

「都落ち」:朝川渡るについての考察

まず、都落ちの記事を書いた後に気づいたことです。

これは何かというと、オリジナルである、万葉集第2巻116番の歌では「朝川渡る」と書いてあり、別れのタイミングが朝の時間という風にされてます。

もちろん、実際に朝に別れをしたわけではなく、創作世界上の話ではありますが。

しかし、ヨルシカの「都落ち」では、川ではなく海の話ばかり出てきました。楽曲「都落ち」は返歌であるという立場を僕はとってますので、そこがかなり気になってました。

というのも、幻燈レビューは歌詞の深堀りはあまりしていないんですね。どちらかというとモチーフとなっている原作の解釈・分析に文字を多く費やしたからです。

あと、他のブログやらなんやらで歌詞を細かく書いている人がいて、そこと同じようなことしても価値がないように思えたからですね。

さて、それではなんで「海」なのかを考えたりしてみましたが、そこであったのは離別の表現でした。

川を渡るというのは「移動」意味が強いかと思いますが、海を渡るでは、「今生の別れ」の意味合いがあるみたいです。

今はフェリーとかあるので安全ですが、当時は船というよりも舟で海を渡っていたので、事故によって命を落としたりしかねないし、危険度も高いかと。

だから、「島流し」とかは時代が違うかもしれませんが、古代の日本では海を渡って島に流されることは「死」を意味し、永遠に会えないというニュアンスが込められている、のかなあと思いました。

もしそのニュアンスであれば、万葉集第2巻116番は分かれとはいえ、いったい再び会えるのか、もう会えないのかなとニュアンスである一方、楽曲「都落ち」ではもう今世では会えないことは確定で、あの人は次第に自分の記憶を忘れていく、消滅していくというくらいの重さがあるかなと思いました。

「ブレーメン」:楽曲「ルバート」との関係性を解説

はい、次は「ブレーメン」がらみのことです。

「ルバート」です。

「幻燈」レビューではまだ入れ込むのは早くて違うと思い、「ルバート」というアナログレコードの楽曲との関連は書きませんでした。

結構前だったから思いだしてみます。何って考えてたから。YOUTUBERさんの考察会にお邪魔した際、あれこれ考えてました。

これです。

確かこれを独りで納得してました。

ルバートの意味をいくら調べたってそこに答えはなかったんですね。

この右手と左手とでは別人格でピアノの鍵盤を演奏する、左手は拍(ビート)を鳴らし、右手はテンポをゆっくりしたり、速くしたりすることで感情を表現する、という解釈ができると思ったんですね。

ブレーメンの解釈は二人でたのしくマーチしているような姿をイメージしていました。

それは、物語的にいうと、エイミー方面からの視点かなと。

そして、それを踏まえてエルマが返歌をしていると捉えられる曲が「ルバート」になりますが、

エイミーが拍をならしている(鳴らしていると頭のなかで思っている)、

エルマはそれを踏まえて情熱的に演奏をしているというように、

二人で演奏しているイメージが浮かびました。

そして、この関係性から、

「ルバート」の楽曲観点からは、「ブレーメンで、二人一緒に行こう」としておくところですが、

その返しの「ルバート」の意味としては、

「自分はルバートであるから、拍であるエイミーの存在がないといけない」

という文字にならないニュアンスがあるのかなと思いました。

「幻燈」の絵に込められた意味とは?

まずは、アルバム「幻燈」のジャケット絵についてです。

(幻燈の特設サイトより)

slogan jkt

https://sp.universal-music.co.jp/yorushika/gentou

「幻燈」の絵は葡萄をとる女性のような姿をしています。実際はランタンです。

あくまで背丈よりも高い位置になっているのは、近年の日本での葡萄栽培の仕方であって、ヨーロッパなどでは背丈よりも低いところでなっているのでした。

たしか漫画で見たことがあります。「もやしもん」といって、酵母、菌をテーマとした内容の漫画です。

そのなかでワイン造りの話があり、そのときにみた葡萄畑はたしかに低い位置でした。

ブルゴーニュとかよくわかりませんが、とりあえず葡萄狩りではないようですね。

次に思いついたのは、「イカ釣り漁船」です。漁船の上部にランタンを吊り、その光に集まったイカを獲る手法です。

https://nrife.fra.affrc.go.jp/seika/ikaturigaido/927dai1syouledgaido.pdf

こちらの資料をネットで見つけてみましたが、今までの思い込みは勘違いだったようでした。

というのも、イカは確かに光に集まってきますが、漁船のすぐ近くに来て、明るいところを求めているわけではなく、明るい漁船近くの場所、さらに「船影」、つまり船の下に集まるようです。

船の下は明るいわけではなく、適度な暗さというのでしょうか。

そこにイカが好んで集まってくるため、イカを獲るのはそこを狙うようです。

ここから思ったのは、

「光」というものに集まってきた人は、光のすぐ近くではあるものの、暗さを求めている,

ということ。

もしこれをヨルシカの「幻燈」に喩えてみると、幻燈の楽曲という光に集まってくる人たちは、楽曲に直接触れるよりも、楽曲の近くであり、船の下、ここではヨルシカというアーティストのそばに好んで集まっていることを表現している、とか思えたりするなあと思いました。

もちろんかなり大雑把ですが、そういう考え方もできそうかなと。ある意味風刺になるかもしれませんね。

そして、幻燈についてですが、このランタンはいったいなんの比喩なんだろうと考えます。

さっきはこの光は楽曲と喩えましたが、もう少し考えてみましょう。

「第一夜」の絵画から考えてみます。(絵の画像はありません。)

中央に女性がいる絵です。その女性が白百合のように大きく描かれて描かれているので、女性自身が白百合へと変わった、または重なったと解釈ができそうです。

ただ、ここで気になったのが、女性そのものにもオレンジ色、黄色のランタンの光を表現する色が使われています。

本来、女性自体を目立たせるという意味を込めることもできますが、それにしても女性自体が光っているように思えました。

(下の海面を表現する色使いからみても)

ですので、ここでは、女性自体が「ランタン」になっていると喩えてみます。

この女性がランタンになっていることから考えられるのは、ランタンの形状に意味があるわけではなく、ランタンを比喩とした光の発生源が女性であると考えます。

となると、以前から考えていた説ができます。

「ランタン」イコール「因果交流電燈」とみなす考え方です。

それでは、因果交流電燈とはそもそも何か。交流電燈についてはこんな記事がありました。

因果交流電燈とは一般的な言葉ではなく、宮沢賢治の詩「春と修羅」に出てくる言葉です。普通な「因果」といった単語はつきません。

そして、わかりません。

だから、「幻燈」の前回レビューと同様に、宮沢賢治についての論文記事を読むことで、理解を深めようとしてみました。

宮沢賢治詩の現代語解釈その一

大久保 等

https://hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp/records/229

これを読んでも、まだ上手く理解できません。

なので、

「春と修羅」そのものを読んで理解しようと思いました。

IMG 2221

春と修羅を読んでみました。

もちろん、ネットで読める、「あおぞら文庫」でも文章は読めます。

ただ、こういった詩といったものは、

行間の開け方、改行の仕方、文と文のスペース感覚にすべて意図があり、

芸術的に魅せようとするものがあると思ってますので、

あくまで紙ベースで読もうとしてみました。

これを読んだ後、どんな文章を書こうかなと思っていましたが、

これまたしっかりと表現してある動画(YOUTUBEです)があります。

因果交流電燈を簡単にいいますと、いわば人間だけでなく生き物の命を比喩したものです。

動画にもありますように、電燈はずっと点灯しているように見えますが、

じつは目では見えないぐらいの速さで点滅をしており、

一つの命は点いたと思っていたらすぐに消えていってしまう、

そんなあっという間な時間を繰り返し続けている。

だから、人間の人生も、神的な視点や宇宙的視点からは瞬く間に始まり、

すぐ終わっているのを繰り返し続けているということです。

この因果交流電燈の「点滅」または「明滅」が、仏教思想でいう「輪廻転生」であると言われてます。

ヨルシカのテーマとして、この「輪廻転生」を繰り返す物語として描かれています。

そう思うと、エルマとエイミーの物語、盗作の物語というものも、

僕らにとっては短くない人生を描いているものに思えますが、

大きな視点だと一瞬にもなっていないということだなと思いました。

その大きな視点と言ったら、これまた漫画を出してしまいますが、「鋼の錬金術師」。

この中にあるテーマとして、「全は一、一は全」といったワードっていう視点がまさにここと同じだなと捉えました。

ただ、

この「春と修羅」を読んだことが大きかったです。

つまりこの文章以降にて、宮沢賢治とヨルシカのつながりというものが「核」であったことと判断して、

あれこれ文章を書き、考察し、出来上がったものです。

因果交流電燈よりも、

そもそも、視点を宮沢賢治という作家に焦点を当てないといけなかった、と思います。

ヨルシカと宮沢賢治との知られざる『つながり』を考察

このXのポストをしたときには、

ヨルシカと宮沢賢治のつながりを、

ただ楽曲のモチーフになった作家としてではなくもっと深く考察しないといけないな

と思いました。

それはつまり、次のことです。

〈方向性〉


①このアルバム「幻燈」自体は、いろいろな作家様の作品をモチーフにしてますが、根本的にあるのは「宮沢賢治」であること。

②宮沢賢治の作品のうち、「春と修羅」という作品になんかしらの意図があり、ヨルシカはそこを見ていること。

〈理由〉


幻燈のジャケット絵は、「春と修羅」の中にあった情景に思える詩がありました。

②「春と修羅」をはじめ、宮澤賢治作品には、「幻燈」というワードが沢山出てきます。

③宮沢賢治の思想は、仏教思想の色がかなり色濃い。

④ヨルシカにおける「月光」という言葉や実際の月の光が楽曲およびストーリーを彩ってますが、宮沢賢治も月光というものが大好きで、かつ月光ソナタを生み出したベートーヴェンが大好きです。

考えてみましょう。

・・

・・・

①幻燈のジャケット絵は、「春と修羅」の中にあった情景に思える詩がありました。

上でも書きましたが、改めて深堀します。

これについては、

「春と修羅」の第二集を読んでいると、これかなと思うものがありました。

三五〇 図案下書

 高原の上から地平線まで

 あおあおとそらはぬぐわれ

 ごりごり黒い樹の骨傘は

 そこいっぱいに

 藍燈と瓔珞を吊る

引用:宮沢賢治コレクション7 春と修羅 第二集ー詩Ⅱ P243

この詩はまだ後に続きますが、この冒頭部分がまさにと思いました。

すごくイメージするのは難しいと思いましたが、

ここでAIに力を貸してもらい、この冒頭部分の詩からイメージできる画像を生成してもらうようにします。

まず、

chatGPTだとこちらの画像が生成されました。

61dbb39ac1015e5a945218db187b7d8f

(この画像、のちほども分かりますが、6個のランタンであることにびっくりしました。そんなことあるかなあ。)

次に、

Copilotだとこうなりました。

A poetic image inspi

テキストからの画像生成ですが、雰囲気と全体の感じが似ているように思います。

それを考えると、このような情景を踏まえて、あくまでオリジナルな幻燈のジャケットの絵を描かれたのかなと推測しました。

作者である加藤隆さんのXではこのようにポストされてました。

宮沢賢治の「やまなし」における「青い幻燈」を踏まえられているということはここからわかります。

ただ、「やまなし」は二匹のカニのお話で、そこからこの絵の情景は導きだせません。

だから、オリジナルかなと思ってましたが、「春と修羅」のこの部分があるので、この線もあるかなと思ってます。

あと、この言葉のなかでよくわからないものとして、「藍燈」と「瓔珞」とあります。

これはなにか。

これは要は、「仏具」といわれてます。

仏教における飾りといっていいでしょうか。

まず、藍燈です。

検索しても出てきませんが、純粋に「藍(深い青色)」の「燈(明かり)」と認識できますが

注目するのはこの言葉の読み方です。

「あいとう」ではなく、「らんとう」と読みます。

これは、「ランタン」の当て字として使われているんですね。

かつ、「青い色」をしている「ランタン」なんですね。

それがまず一つです。

つぎに、瓔珞です。

「ようらく」と読みます。

瓔珞はより一層、仏教色の強いものになります。

この参考リンクを観てください。

お仏壇で上から吊り下がっている、

金色のものです。

この瓔珞の名前が付いた「瓔珞百合」という花もあります。

このように、瓔珞と聞くと、上から吊り下げてある、というイメージです。

だから、幻燈ジャケットの絵は純粋な瓔珞百合ではないにしろ、

あきらかに瓔珞のような吊り下げ方をしている、花を吊るしてます。

この絵を見て、最初は「スワッグ」だと思いました。

しかし、なぜ、スワッグなのか、ただお洒落なインテリアとして描いたのかともんもんと考えてましたが、

この「春と修羅 第二集」のこの詩を読んだときに容易にイメージができたんですね。

そういった要素を調べて、考えていくとこの詩からのイメージと女性がランタンを吊っているジャケット絵の情景とが重なってきました。

純粋なオリジナルであるかもしれないので、そこは失礼に当たらないようにしないといけないと思いますが、

僕はあれこれ調べていてここまで行きつきました。

「春と修羅」をはじめ、宮澤賢治作品には、「幻燈」というワードが沢山出てきます。

はい、次ですね。

「幻燈」というワードについてです。

先にもでました、加藤隆さんのXのポストでも出ていますが、

あれはあくまで「やまなし」という童話の中で出てきた言葉です。

「春と修羅」でも「幻燈」という言葉が出てきます。

しかし、そもそも「幻燈」とはなにか、ということですね。

幻燈というよりも幻灯というものはそもそも映写機みたいなものがあるようです。

こんなのはネットで検索したら出てきますが、「写真フィルム・図版・実物などに強い光を当てて、レンズで幕などに拡大映像を投影してみせるもの。スライド。」とのことでした。

それを考えると、今回は絵画が多数用意されておりますので、強い光、つまりヨルシカの世界観に落とし込むと、絵画に「月光」を当てることによって投影して見せるというニュアンスにも考えられるのかなと。

しかし、どうでしょうかね。

今回の「幻燈」というアルバムにおいて、

この「幻燈」の意味合いを考えていたところ、おおもとの画集である「幻燈」を見てみました。

そこで気づいたことは、そういえば、画集のページをめくってすぐのところに「序文」ってあります。

なんだかいつも通り、序文があってまずここから説明をしているのか、この画集の楽しみ方や音楽の聴き方の変遷などを文章で書いてあるは丁寧だなと思ってました。

しかし、それは幻燈のみを聴いて、読んだ時点の僕です。

宮沢賢治の「春と修羅」、そして「注文の多い料理店」の込み入った情報を知る以前の状態です。

この序文っていうのは、オマージュだと思いました。

この序文を作ることは、「春と修羅」そして「中温の多い料理店」の作品において、序文を書いた宮沢賢治と同じように、この「幻燈」を始めさせようとしたのかと思います。

「春と修羅」の序文は、いろいろな文庫に掲載されているので、読んだ方は多いと思います。

一方、「注文の多い料理店」の序文はよっぽどでない限り、目にすることはないと思います。

参考のURLを2つほど貼っておきます。

さて、この「幻燈」の序文で書いてあることは、

音楽の聴き方の変遷、NFTといった技術がある現在で、データである楽曲のオリジナル性について書き表してありました。

その内容も興味深いものでしたが、この序文から考えることはなにかなと考えてみました。

なぜ、「幻燈」であるかということを考えた際に、宮澤賢治作品の「雪渡り」を読んでみたことが思いだされました。

「雪渡り」では幻燈会というものを狐が開催して、子ぎつねたちと一緒に人間の子供がそれを楽しむ様子が描かれてました。

幻燈会では絵にランタンからの光を当て、白い幕に絵を映し出すような魅せ方、楽しみ方をしてました。

要は、

「絵」を、ランタンなどの光を用いた「幻燈機」を使うことにより、一層拡大された「投影画像」を楽しむ

こういった形です。

その比喩を考えてみると、今回の取り組みでは、ランタンの代わりに、スマホを使ったAR技術を使用しました。

つまり、「絵」を、AR技術が使用できる「スマホ」を使うことにより、「音楽」を再生して楽しむこういった構図であるとも考えるなあと思いました。

両方とも、起点は「絵」、「絵画」であり、それを変容させることで別の楽しみ方ができる。

かつ、ただ「絵」を見ただけでは味わえないような感動が得られると思います。

幻燈会について調べてみましたが、幻燈機によって映し出されるものをみたときに、皆それぞれ大いに感動した、

そういう技術であったと書かれてました。

「絵」を直接楽しんでいるわけではなく、「絵」から派生した、いわば創作物に近いようなものを生み出すという点では、幻燈機とスマホは同じ意味合いを持つということになるのかな。

また、

こういうものもありました。

面白いなあ。

宮沢賢治の思想は、仏教思想の色がかなり色濃い。

ヨルシカの楽曲世界、つまり世界観において、なぜか自然のように思われている言葉があります。

「輪廻転生」という言葉です。

この言葉は当然ですが、日常生活で使うことはありません。

そもそも輪廻転生は仏教思想からのものであって、どちらかというと精神世界のほうに使い考え方です。

それがヨルシカにおいてよく見られます。

ヨルシカだけでなく、アルバム「月を歩いている」も同様かなと僕は思ってます。

輪廻転生の言葉を調べてみましょう。

参考に読んでいただくサイト様を貼らせていただきます。

かなり詳しく、多面的に記載されてあり、勉強になりました。

この輪廻転生のうち、気になったのは、「六道」の考え方です。

こちらの動画も参考です。

というのも、ヨルシカではなく宮沢賢治の方に関係するものが思い当たりました。

まさに「春と修羅」のことです。この修羅というのは「修羅道」を意味しています。

宮沢賢治は仏教のなかでも日蓮宗を信仰していて、その後は宗教というよりも法華経の考え方、世界観に惹かれていったとされてます。

そのため、「春と修羅」では、自らがいる世界を修羅の世界として、詩を書いていたということです。

そして、「六道」のことを調べていて気付きましたが、

ヨルシカのストーリーに今のところ当てはまっていることが多く感じられました。

それは、

このようなかたちとなります。

輪廻転生の枠組みの中では、死後にどの世界にいくのかは前世の行いによるとされてます。

ネットで調べながら意味を考えてみます。こちらのサイトを参考に文を作ってみます。


人間道 エイミーが最初にいた世界

まず、エイミーとエルマの物語があり、そこが起点となる。そのところは、「人間道」とします。

苦しみもあり楽しみもある世界のことである一方、

「仏の教えに出会い、修行によって解脱を目指すことができる唯一の貴重な境遇」とあるので、

ここで何かをしたらより悪い世界へいくこととなる。

エイミーの場合、みずから命を絶っていますので、

おそらく悪い行いだったとみなされて別の下の世界に行ったのではないのかなと思います。

餓鬼道 AL「盗作」で、作曲家であった男がいた世界

そして、次は、「盗作」の世界である「餓鬼道」です。

餓鬼道は、「飢えや渇きに苦しむ」ような意味があるようです。

少し、「盗作」の歌詞を振り返ってみましょう。

AL「盗作」の楽曲から、「飢え」や「渇き」、「妬み」、「苦しみ」のようなワードは?


1,昼鳶

「骨の髄まで全部妬ましい」

「妬む脳裏は舌打ちばかり」

「君の全部妬ましい」

「この渇きを言い訳にさぁ」

「この妬みは疎ましいばかり」

2,春ひさぎ

「無粋な蜻蛉の一つでもいいから、溺れるほどに欲しい」

3,爆弾魔

「辛くてもいい 苦しさも全部僕のものだ わかってるんだ」

4,レプリカント

「満たされるならそれで良かった」

5,花人局

「言葉だけをずっと待っている」

「夕焼けをじっと待っている」

6,盗作

「この歌が僕の物になれば、この穴は埋まるだろうか」

「嗚呼、まだ足りない。全部足りない。何一つ満たされない。~」

「嗚呼、何かが足りない。これだけ盗んだのに少しも満たされない~」

「嗚呼、まだ足りない。もっと書きたい。~」

「まだ足りない。まだ足りない。~」

7,思想犯

「何もしなくても叶えよ、早く、僕を満たしてくれ」

「他人に優しい世間にこの妬みがわかるものか」

「いつしか喉が潤う」

8,逃亡

なし

9,夜行

なし

10、花に亡霊

「言葉をもっと教えて」

という感じでした。あながちずれているとはいえないような、いえるような。

枯渇感、妬みなどが後半3曲以外には込められているように捉えました。

この盗作につながらうものとして、EP「創作」がありますがここでは控えます。

また、動画を観た際に、「餓鬼道」に来るきっかけとなるのは、

生前、嫉妬深くて強欲だった者が転生する」との解説がされていました。

AL「だから僕は音楽をやめた」を振り返ってみますと、

八月、某、月明かり

「傲慢」

踊ろうぜ

「人間なんて辞めたいな」

「嗚呼、自慢のギターを見せびらかした」

といったワードはありますが、

確か初回限定盤の手紙の中にも「強欲」というワードがあったような気がします。

だから、

強欲であり、かつ嫉妬深い点から「餓鬼道」へ転生した

ということになるのかなと。

(強欲といっても、音楽にたいしての強欲さをいっているかな。)

修羅道 AL「幻燈」における「夏の肖像」

「餓鬼道」がおわりましたら、次はAL「幻燈」にいきます。

AL「幻燈」はどんな位置づけかなと考えてました。

というのも、アルバム全体に明確な物語があるというならば「第一夜」のMV、といってしまうこともできますが、

その「第一夜」のMVと絵画それぞれの物語がつながっているとはいえないからです。

それでどうかなと考えていたところ、宮沢賢治と重なったように思いました。

宮沢賢治については、作品の物語がとても有名で、それこそ小学生のときの自分でも知ってました。

だから、現在の小学生、もしくは保育園児でも知っているとは思います。

しかし、宮沢賢治の歴史といいますか、人生はよく知らなかったんです

ただ、生活をしていて、その生活に従って作品が生み出されたとしか思ってなかったんですね。

「雨ニモ負ケズ」を書いた人だから、農業をしている田舎の人かなという人物像でした。

宮沢賢治には、宮沢トシさんというかなりの秀才であった妹がいたことを最近知りました。

トシさんは宮沢賢治の理解者であり、宮澤賢治もトシさんのことを大切に思っていたようです。

それが作品として残されています。

それが、「春と修羅」の中にあります。

そして、この動画を観ていただいたら分かりやすいです。

そして、こちらの方の記事もみてください。

『トシ三部作』といわれている、

宮沢賢治の詩があります。

「トシ三部作」

 ① 永訣の朝 (えいけつのあさ)

  ② 松の針 (まつのはり)

   ③ 無声慟哭 (むせいどうこく)

この三作品は「春と修羅」の中に入っており、

トシの最期の場面を詩として残しているものとなっています。

それぐらい、最愛の妹を亡くした宮澤賢治の無念さが表現されていると解釈できます。

そして、その後の行動が気になり、調べました。

そのまま元通りの生活に戻っていったわけではないです。

IMG 2216

また、動画にもありましたように、

トシさんの逝去後、

宮沢賢治は旅に出ており

「春と修羅」に入る三つの作品を作ります。

トシ逝去後の旅にて

 ①青森挽歌 (あおもりばんか)

  ②宗谷挽歌 (そうやばんか)

   ③オホーツク挽歌 

トシの魂のありかを求め、岩手から青森へゆき、青森から宗谷、宗谷から樺太への旅をします。

宗谷とは、北海道北部に位置する場所で、宗谷海峡とあるように、北海道から樺太に行く海峡の名前がついてます。

そして、オホーツクはオホーツク海といったら耳なじみがあると思いますが、

樺太の北から東の海がオホーツク海となります。

1905年に北緯50度以下を日露戦争によってロシアからもらっていたため、

実際のオホーツクの街(オホーツクの街は大陸にあります)ではなく、

樺太にいって、そこのオホーツク海岸まで旅をしていると考えられます。

この記事に書いてあることで、僕は本当に震えた部分があります。

引用

”私もこれらの説のとおり、この旅における賢治がトシとの通信あるいは交信を切望し、妹が今どこでどうしているのか、何としても知りたいと願う気持ちがあったのは確かだろうと思います。しかし、私が思うところはそれにとどまらず、賢治がここで本当に求めていたのは、トシとの通信だけではなく、「トシの後を追って自分も妹と一緒に行く」ということだったのではないかと、ひそかに思っているのです。”


『オホーツク行という「実験」 』https://ihatov.cc/blog/archives/2015/04/post_824.htm より引用

僕のブログ記事を読んだことがある方はすくないと思いますので説明しますが、

「月光再演 補足レビュー」という記事を書いたときに、まったく同じ結論に至りました。

gekkousaien ヨルシカ:「月光再演」補足レビュー : “Moonlight Revival” Supplementary Review

この記事においては、「ノーチラス」の楽曲の異質性を指摘し、

エイミーの旅を模倣をし、さいごには、エイミーと同じように辞世の句と同義である『だから僕は音楽をやめた』という楽曲を書いたのち、同じように命を絶つ予定だったのではないかということを書きました。

そして予定を変えたのが、現地に残っていた、ギターケースの中にある「ノーチラス」の詩であり楽曲だったと考察しました。

そのため、同じに思えるんですね。

宮沢賢治が宮沢トシの魂を追って樺太までゆく旅と、

エルマがエイミーの痕跡を追ってスゥエーデン、そしてゴットランド島までゆく旅とは、

まさに重なります。

確かに、予定であったとはいいきれませんが、

あの「エルマ」というアルバムの全体の雰囲気、つまりエルマの日記を読んで、想像すればどんな雰囲気なのかは理解できるかなと思います。

そして、僕が手書きしたもののところに赤ペンで書いている部分があります。

ここについても、あらためて引用をさせていただきます。

引用

”私が推測するには、賢治がこの旅行において、宗谷海峡に続いてもう1ヵ所「何か」を期待して臨んだ地が、この栄浜だったのではないかと思うのです。
 この場所は、当時の日本において、鉄道で行くことのできる最北の地点でしたが、この「最果ての浜辺」というロケーションにも、何らかの思い入れがなされていたではないでしょうか。”


『オホーツク行という「実験」 』https://ihatov.cc/blog/archives/2015/04/post_824.htm より引用

この部分も、ヨルシカにおけるゴットランド島の浜辺にある桟橋と重なります。

これについては、「サガレンと八月」の物語を言及されてます。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45658_35909.html

この物語の解釈は難しいですが、この栄浜の地を踏まえてかかれた作品であるとされているので、かなり意味は重いです。

話は戻ります。

「幻燈」が六道のどれに該当するのかですが、この宮沢賢治の部分と重なるとすると人間道と思えますが、エイミーの視点からでしたら、「修羅道」に当たると思います。

AL「エルマ」のエルマ視点からでしたら、エルマの旅は修羅道にあたりますが、

この六道の輪廻転生は主にエイミー視点で進められています。

だから、エイミーの視点というと、AL「幻燈」における第一部「夏の肖像」部分がエイミーの視点であり、画家の視点です。

のちほど語る第二部「踊る動物」は書いている画家はエルマの視点であることはライブ「月と猫のダンス」で理解できます。

それならば、少しエイミーの視点を整理するとこうなります。

エイミーの視点

①第一部「夏の肖像」 ⇒ 文学作品をモチーフとした画家の視点

②第二部「踊る動物」 ⇒ ライブ「月と猫のダンス」の生き物の視点

そのため、AL「幻燈」という一つの作品の中では、二つの世界が形成されていると考えてます。

それにしたがうと、まず第一部は画家の視点ですが、

画家がなぜか記憶に残っている女性の姿を想像し、絵で表現しようとしていると考えます。

実際に女性と別れた後の画家が未練を残して絵画で表現していると考えることもできそうですが、

正直むずかしくてわかりません。

ただ、ここでは画家である男が女性と別れることになり、その後でも絵画の中に女性を残して、

絵画の中に自分を入り込ませたいという姿が「第一夜」のMVでも描かれてます。

その点を踏まえると、「修羅道」に当たるかと思いました。

「修羅道」の言葉は、「春と修羅」において、宮沢賢治自身が自分のことを「修羅」と表現していることからも考えました。

なぜなら、「春と修羅」自体が宮沢トシさんの死後に描かれており、かつその作品自体に宮沢トシさんの面影を追うといった、先ほど挙げた作品が入れ込まれているからです。

その姿が第一部「夏の肖像」の画家の姿と重なったと僕は思いました。

そんな理由です。

畜生道 AL「幻燈」における「踊る動物」、「月と猫のダンス」

次は、ライブ「月と猫のダンス」における視点ですが、さきほど書いたように「畜生道」です。

これは「動物に成り代わっているから」という理由が本当に一番の理由でした。

というのも、この記事を書くとなった場合に、「踊る動物」の動物は何を表しているのかをすごく考えて、探しました。

宮澤賢治の作品に出てくる動物なのか、はたまた有名な文学作品の作家を表現したものかなどを調べました。

特に、「カナリア」とつながるものがまったくありませんでした。

ほかの物は割と説明がつきました。

「フクロウ」は、なんだか宮沢賢治を表しているような気がしていました。

しかし、結局は何もつながらずに悶々としていましたが、

宮沢賢治を調べ、

派生して法華経を調べていった際に、

輪廻転生の六道輪廻について調べた結果、

「動物ならいいということか!?」

という考えに行きつきました。

ということで、「畜生道」となりました。

ただ、おそらく「畜生道」とはいえ、何回も転生していることから、

何度も何度も何度も何度も死に戻りを繰り返したのか、はたまた乗り移っているのか。

そればっかりは謎です。

残りの天上道、地獄道は?

ここからはまったく分かりませんが、今気になっているのは、

「天上道」

の方です。

というのも、幻燈の全後の楽曲をピックアップすると、

・テレパス

・斜陽

・月光浴

・晴る

・(ルバート)

・忘れてください

・アポリア

・太陽

・へび

・火星人

となってますが、このうちの楽曲においては、太陽であったり、天体にかかっていたりしてます。

また、天上道の説明としては、

これはあれこれ考えてみましたが、まだまだ材料がすくないので保留にします。

だから、次のアルバムは、天上道っぽいかなぐらいに思ってます。

地獄道はどんな形で出るかは分かりません。

④ヨルシカにおいて月光が楽曲およびストーリーを彩ってますが、宮沢賢治も月光を作品に多く用いており、かつ月光ソナタを生み出したベートーヴェン自体が大好きです。

 宮沢賢治とベートーヴェンとが、一体どうヨルシカと関係しているかについてです。

こちらの記事を読んでみてください。

この記事からわかるように、宮沢賢治がベートーヴェンを敬愛をしていることから、ベートーヴェンの没後99年のタイミングで百年祭を賢治が行いました。

この記事からは、

没後99年にあたる年の1926年3月24日に、

在籍していた農学校の教職を辞めて新しい生活を迎えるその直前に、

ほかの人、つまり生徒とともにベートーヴェンを味わい広めるというレコードコンサートを開催したことが分かります。

自前のレコードコレクションを持ち込み、ベートーヴェンの良さを伝えようとし、最後には涙を流したと記事には書かれてます。

また、没後100年のタイミングではなく、あくまで100回忌であること(初年を1年とカウントする)の指摘もあり、僕はすごく納得をいたしました。

もちろん、その後も、精力的に農業をしながら他者に対しての活動がされて行きました。

つまり、こんな感じです。

〈宮沢賢治がおこなったこと〉

それではもし、

この事実(宮沢賢治は100年の節目をお祝い、また100回忌をすること)をヨルシカが知っており、

それを踏襲するとしたらどうなるのでしょうか。

ヨルシカが行ったことをまとめてみます。

アルバム「幻燈」をリリース。(2023年4月5日)

宮澤賢治の初の詩集「春と修羅」の出版がいつだったかを調べてみると、なんと1924年4月20日です。

そのため、「春と修羅」出版から99年目は、2023年4月20日となります。

わかりますでしょうか。

ヨルシカのアルバム「幻燈」はなぜか、

このちょうど99年目に当たるまさに2023年4月5日にリリースされています。

偶然でしょうか。

まさに99年目に当たるタイミングで、

宮沢賢治作品に出てくる言葉「幻燈」を付けたアルバムをリリースすること。

ちなみに、

宮澤賢治のことをSNSで検索をして調べていましたが、

やはり「春と修羅」出版100年目にあたる前年などから、

敬愛する方、ファンの方々は意識をして、あれこれ賑わってました。

ちなみに、ヨルシカをよく聴くリスナー、僕も含め、一切知りませんでした。

ライブツアー「月と猫のダンス」を開催。(2023年4月~6月)

次です。

アルバム「幻燈」に沿ったライブツアー「月と猫のダンス」が2023年4月15日から6月24日の間に開催されました。

そして、このライブツアーの初演の場所

どこかご存じでしょうか。

ここです。

「仙台サンプラザホール」

初演の会場である「仙台サンプラザホール」は東北最大のコンサートホールとされています。

東北地方最大の会場は、アリーナ形式であるセキスイハイムスーパーアリーナですが、

ライブツアー「月と猫のダンス」の形式は演劇であるため、

あえてこのアリーナを選ばなかったのでしょう。

その日付も4月20日の数日前である、4月15日、4月16日としています。

なぜ、東名阪ではなく、仙台の地から始めたのでしょうか。

過去を調べてみると、

アルバムツアー「盗作」の際には北海道からはじまり、

その後仙台サンプラザホールに来てました。

なぜ今回は最初に仙台があり、5月に入ってから北海道が来たのでしょうか。

その後のライブ「前世」ではそもそも仙台が会場にはなってません。

これを考えると、東北地方最大のコンサート会場であることに意味があり、

宮沢賢治の地である「岩手県」に近いことを考えていたのかなと考えてしまいます。

もしかすると、

ライブの合間またはライブ後に岩手県へ行ったりしているかもしれませんね。

ライブ「月と猫のダンス 追加公演」を開催。(2024年4月6日、4月7日)

そして次です。

「春と修羅」の出版からちょうど100年目がつまり、

2024年4月20日です。

まさに、百年です。

この出版100年のお祝いのタイミングで、

なぜかこの4月に急遽、「月と猫のダンス 追加公演」として東京有明アリーナで開催されました。

これは、2024年4月6日と7日のツーデイズでのもので、東京のみのライブとなりました。

振り返ってみると、このライブ映像がのちに発売されるライブDVDとして発売されましたので、その一般向けへの発売、そしてYOUTUBEへの無料公開を見越してのライブだといえます。

対外的には、「アルバム発売からちょうど1年後に、ブラッシュアップしたライブをします」ということは確かに分かりますが、

なぜそれがちょうど100年目のこのタイミングにピッタリ合うのでしょうか

これは、意図かなと思います。

個人的な意見としてはやはり、

エイミーとエルマの物語の根本には「春と修羅」があるから、と推測します。

しかも、この組み方は、何年も前から決めてスケジュールを立てているようなぐらい綺麗な日どりがされています。

ちなみに、「月と猫のダンス 追加公演」のDVDの発売日は、2024年9月18日となっており、

宮澤賢治の命日である9月21日がある週の水曜日です。

(リリースなどは大体、水曜日にあります。)


この流れを踏襲した場合、

アルバム「幻燈」関連だけではなく、ヨルシカの活動において反映している部分を推測できるようになります。

ここまで書いたのは、宮沢賢治の「春と修羅」出版からの100年でした。

しかし、宮沢賢治がお祝いしたとされるのは、「ベートーヴェンの没後100年」です。

つまり、

ベートーヴェンが亡くなったのは、1827年3月27日です。

それを受けて、

ベートーヴェンを敬愛する宮沢賢治が100周年レコードコンサート1926年3月24日 (約99年目)に行ってます。

となると、

ヨルシカが取りうると予測できる行動時期は

二つです。

★2026年3月27日付近 (没後199年目)

なにかを発表する? アルバムなどの作品がリリースされる?

2027年3月27日付近 (没後200年目)

 

なにかを発表する? 月光に関するエイミーとエルマの物語が終わる?

このうち、既に決まっていることは、

アルバム「幻燈」のストリーミング期間とダウンロード可能期間です。

「幻燈」のストリーミング期間は2026年3月31日に終了し、

その後に三か月は楽曲のダウンロードができる期間が始まるとされています。

ちょうど2026年3月27日付近となっているのは、

まあ4月の初めにアルバム「幻燈」を出したからといってしまえばそれまでですが。

2027年3月27日の方はまだ先のことなので、より一層予測しづらいと思いますが、

「月光」をテーマにいれている時点でベートーヴェンを間接的にも尊敬をしているとすると、

ここを逃すと300年後になります。

ただ、このタイミングはまさに一生に一回の機会とはいえますね。

それが、実はもうまもなく来るということ。

一時期、ヨルシカの休止時期がなんやらSNSを賑わしていたこともあって、

「へー」と立場でしたが、今回のことを踏まえると、計画しているようにも思えてしまうなあと。

何事も、「終わり」って大切ですからね。

あと、念のため、宮沢賢治の作品で100年といえば、「疾中」という作品にもありましたので、記載いたします。

〔まどろみ過ぐる百年は〕 「疾中」

まどろみ過ぐる百年は

醒めての時といづかたぞ

いまわれやみてわがいのち

いつともしらぬ今日なれば

最後に

長々と書いてきましたが、以上となります。

全体を見渡せば、宮沢賢治色が強く出たレビューとなりました。

「月と猫のダンス」のライブ映像も見返したうえでしたので、

また思いついたときに追記しておくかもしれません。

ありがとうございました。

どどり

(補足)

なんと、

ライブ「盗作 再演」が発表されました。

僕はライブ「盗作」を観たことがないので、

ぜひ観たいなあと、申し込みはしておきました。

当たればいいなあ。

もちろん、申込日は何かありそうと予想していた通りでしたので、

一択でした。

9月21日

あとは、運だなあ。ありがとうございました。

c9758284f9539de9f391cc68dd10c400 ヨルシカ『幻燈』の詩学――文献と楽曲に込められたテーマを読解 gekkousaien ヨルシカ:「月光再演」補足レビュー : “Moonlight Revival” Supplementary Review gekkousaienn ヨルシカ:「月光再演」レビュー “Moonlight Revival” Live Review チノカテ ヨルシカ「左右盲」と「チノカテ」について rouzinntosea ヨルシカ 『老人と海』レビュー image person04 12 ヨルシカ 『又三郎』 補足レビュー ogp01 ヨルシカ 『又三郎』 レビュー Yorushika “Mathasaburo” review cropped DSC 0577 ヨルシカ「エルマ」 補足レビュー  Yorushika “Elma” Supplementary Review top ヨルシカ 「エルマ」 レビュー  Yorushika “Elma” Review  ]]>
ヨルシカ『幻燈』の詩学――文献と楽曲に込められたテーマを読解https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%a8%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%82%ab%e3%80%8e%e5%b9%bb%e7%87%88%e3%80%8f%e3%81%ae%e8%a9%a9%e5%ad%a6%e2%80%95%e2%80%95%e6%96%87%e7%8c%ae%e3%81%a8%e6%a5%bd%e6%9b%b2%e3%81%ab%e8%be%bc%e3%82%81%e3%82%89/Fri, 03 Jan 2025 09:00:00 +0000https://ddlygss.com/?p=8603

ヨルシカのアルバム『幻燈』は、各楽曲が文学作品をモチーフに制作されています。本記事では、原作となる文献や小説を紐解き、各楽曲に込められたテーマやメッセージを深く考察します。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

今、2024年の12月です。

頑張って、2023年4月に書こうとした形跡がありますが、そこから筆を折り、停滞し、あらためて書き出し、そして今になってました。

とっくに一年を通り過ぎた今、このアルバムの記事を出すことに、不思議な思いがあります。

なんとかがんばります。

補足:最近アイコンを変えてみました。

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【アルバム情報について】:このアルバムを考察するのはエグイ

 こちらがWEB特設サイトですね。ここから各楽曲の配信サイトにも飛べたりします。

そして、みなさんお分かりですか。

今回の『幻燈』では、特設サイトでの楽曲解説がありません。

これまで『だから僕は音楽を辞めた』『エルマ』『盗作』といったアルバムでは、楽曲解説が文章として掲載されていたのですが、今回は異なる形が取られています。

楽曲解説については特設サイトではなく、Spotifyのプレイリストで丁寧に取り上げられており、そちらで情報を収集する形になるようです。の媒体もありますが、「プレイリストで聴ける」という形式が新鮮に感じられました。


実は、Spotifyのプレイリストで楽曲解説を聴くのは僕にとって初めてではありません。

以前、クレナズムさんが『touch the figure』というEPを出した際に利用していました。あれも良かったです。

解説を聴く前後で楽曲を楽しむ流れが自然で、聴いていて飽きることがないんですね。するすると流れるように楽しめます。


さらに、こういった音声形式での解説は、クリエイターの声を加工せずそのまま聴けるのが魅力だと思います。

クリエイターの言葉が第三者によって「解釈」されることなく、ダイレクトに届くので、その意味をストレートに受け取れるのがいいなと感じています。

 興味がある方は、ぜひ一度聴いてみてくださいね。楽曲の解釈を深く知りたいという方にとって、このプレイリストを外すのはナンセンスかなと僕は思います。

 今回、『幻燈』についてレビューしているブログはほとんど見当たりませんでした。

 そのため、僕のブログではプレイリストのリンクを貼っておくだけにします。ただし、楽曲によっては、以前配信リリースされた際に僕がレビューを書いたものがあります。これらも載せつつ、若干意味合いが変わった部分があれば補足を加えるなどして更新していこうと思います。

【アルバムの進め方】:論文などの文献を手掛かりに、原作と楽曲を考察す

今回の『幻燈』というアルバムは、原作となる文献や小説をもとに楽曲が制作されています。

そのため、各楽曲の背景を理解するには、それぞれの原作を読むことが重要です。

そして、原作の内容を掘り下げるために、関連する論文や解説を参考にすることで、物語の「イイタイコト」を捉え、それをヨルシカの楽曲に照らし合わせて意図を読み解いていこうと思います。

このプロセスを通じて、自分なりの解釈を構築し、アルバム『幻燈』は、テーマ性があり有機的につながった楽曲群である「喩」えようと考えています。

つまり、たくさんの本を読んで知識を深め、その学びをもとに記事を書くという、単純でありながら時間のかかる試みをしようということです。

しかし、このアプローチにより、『幻燈』の楽曲たちをより深く理解する鍵になると信じています。

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・・

・・・

【夏の肖像】 :なぜ、画家が主人公となったか

夏の肖像

はい、一曲目は「夏の肖像」です。

そうでした、一曲目の「夏の肖像」は配信リリースされていないため、現時点で直接聴くことができません(ちなみに、なぜかポーチの画像を貼ってみました)。

今回の『幻燈』では、画集を購入しないと聴けない特別なつくりになっています。

そのため、いつものように楽曲を埋め込んで紹介する形式が取れない部分もあり、埋め込みが可能なものとそうでないものが混在する形となります。

ご理解いただければ幸いです。

また、ちょうど『月猫』のライブ映像がYouTubeで配信を開始したタイミングですので、その映像を載せる箇所もあります。

視覚的な情報を交えながら、記事をより楽しんでいただけるよう工夫していきたいと思います。

「夏の肖像」は、『幻燈』の中でも特にユニークな楽曲です。

この曲は、画集を購入しなければ聴くことができないという限定的な構造を持っています。

そのため、通常の楽曲レビューとは異なり、音楽そのものだけでなく、ビジュアルや物語的な文脈を含めて解釈を広げる必要があります。

この特性が『幻燈』全体のテーマとどのようにリンクしているのか、さらに深掘りしていきたいと思います。

この絵について感じたことを整理します。

この作品では、中央に描かれた女性と、下部に描かれた人の影が対照的に配置されています。

この影は、おそらく主人公である画家の男性を象徴しているのではないかと感じました。

全体の色調は夕暮れを思わせる赤とピンクのグラデーションが印象的で、歌詞に「夕焼け」と明言されていることからも、この時間帯が選ばれていると考えられます。

背景に広がる風景は森林公園のようにも見え、二人が木漏れ日の中を歩いているような情景が思い浮かびます。

この描写が楽曲の持つノスタルジックで幻想的な雰囲気と調和しているように感じられます。

特に、この「夏の肖像」はアルバムの最初の1曲目であるため、全体の構成においてどのような意味を持つのかは、他の楽曲を含めて一通り解釈し終えた後に明確になるのかもしれません。

現時点ではその全体像をつかむことが難しく、まだはっきりとした結論には至っていません。

では、次に進みましょう。

まだレビューの始めではありますが、この絵が描いているのは、主人公である画家自身の過去を指しているのではないかなと思いました。

のちほどピックアップする、MV「左右盲」や「チノカテ」に見られる男女の物語が、この解釈の鍵を握っているように思えます。

これらの楽曲に共通して浮かび上がる視点は、男性=画家にあると捉えています。

この画家というキャラクターの存在感は、MVで男性が絵を描く描写からも明確です。

さらに、『幻燈』というアルバムが発表されるずっと前、「又三郎」以降のティザー画像が絵画調で表現されていたことや、「老人と海」のティザーでは絵画そのものが使用されていたことも、この説を裏付ける要素といえるでしょう。

このような背景から、2021年ごろの僕は今回の主人公は「画家」であるという解釈を提唱しています。

まあ、このブログを書いているときにはもう画家でしたとしかいえませんね。


【都落ち】:穂積皇子に代理して但馬皇女へ贈る、ヨルシカの幻想的な返歌

都落ち

次の楽曲は「都落ち」です。

よし、ここから本気を出しましょう。

この曲は、コンプレッサーのような処理が施された単音が際立つ音作りが特徴的で、どこか日本の和の音楽を思わせる印象を受けました。

音だけでなく、歌い方にも風情が感じられ、全体的に独特な雰囲気が漂っています。

まるで古き良き日本の情景が浮かび上がるような楽曲です。

ヨルシカの楽曲にはストーリーが込められているものが多いですが、この楽曲もその一つです。

楽曲の一番では船でどこかへ向かう前夜の描写があり、二番では朝を迎えた離別の瞬間、三番では船が進み夜になった場面が描かれていると解釈しました。

この流れの中に、時間の移り変わりや感情の変化が感じられます。

また、この楽曲には和歌の表現が含まれているそうですが、

正直なところ僕には詳しくわからないので、その部分には触れずにおきます。

さて、「都落ち」について最初は、平家物語のことかなと思ったり、万葉集の歌だと言われてもピンと来なかったりしていました。

でも調べを進めるうちに、自分がいかに思い込みで解釈していたかに気づき、ちょっと恥ずかしくなりました。

それでも、この背景を深く知ることで、より楽曲の魅力が見えてきたように感じています。

これからも頑張ります。

まず、

ヨルシカの「都落ち」という楽曲のモチーフになっているのは、

万葉集第2巻の116番の歌です。

万葉集第2巻 116番

「人言を繁み言痛みおのが世にいまだ渡らぬ朝川渡る」

訳:世間の口が激しく、怖いので、生まれてこのかた渡ったことがなかったのですが(世間に知れたからには)、朝この川を渡ります。(あなたに逢いに)

引用 https://manyoshu-japan.com/13462/

はっきり言いますが、この116番だけを読んでも、正直まったく意味がわかりません。

というのも、この歌は114番と115番との関連性を踏まえて解釈しないと、本来の意味が見えてこないのです。

要するに、この3首の歌にはつながりがあるわけです。

そして、この3首は但馬皇女が詠んだものとされており(諸説ありますが)、

その中には但馬皇女穂積皇子の関係が反映されているのです。

万葉集第2巻 114番

「秋の田の穂向きの寄れる片寄りに君に寄りなな言痛くありとも」

訳:秋の田の風になびいていっせいに穂先が同じ方向に向くように私もあなたになびきたい、たとえ世間の口がうるさくても。



引用 https://manyoshu-japan.com/13464/
万葉集第2巻 115番

「後れ居て恋ひつつあらずは追ひ及かむ道の隈廻に標結へ我が背」

訳:家にじっとしていて、恋い慕ってなどいないで追いかけていこう。だから、道の曲がり角毎に目印の標を結んでおいてね、あなた。


引用 https://manyoshu-japan.com/13463/

但馬皇女さんは高市皇子(たけちのみこ)さんとすでに結婚していましたが、それでも穂積皇子に恋心を抱いていたんですね。

114番では、穂積皇子への想いを表現するために「穂」という言葉が使われているようです。

そして、115番は、穂積皇子が志賀の山寺に向かうことになったときの状況を背景に詠まれた歌だと解釈されています。

志賀の山寺と聞くと、なんとなく田舎の山奥にある寂しい寺に配属されたような印象を受けますが、実際にはそうではありません。

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この寺は、後に十大寺として延暦17年に定められた10の官寺の一つとなるほど由緒正しい場所です。

むしろ格式高い寺院であることがわかります。

現代で例えるなら、何らかの事情で県外に単身赴任や異動を命じられるような状況に近いのではないでしょうか。

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Googleマップで位置を確認してみると、確かに結構離れていることがわかりました。

この流れがあって、116番の歌へとつながるわけです。

そこで116番の解釈です。

ネット上では116番の読み方や解釈がいくつか示されており、それらを大いに参考にしました。

上の部分で紹介した訳もありますが、あれはおそらく誤りだと思います。

なぜなら、一部の解釈では「但馬皇女が人に見られないよう早朝に船に乗って穂積皇子に会いに行く」というものがありましたが、この説には矛盾があるからです。

もしそうなら、116番以降にもその続きが描かれるはずですが、117番はまったく別の歌であり、詠んだ人物も異なっています。

つまり、114番から116番までの流れは、116番で完結していると考えられます。

僕の解釈では、116番の意味はこうです。

但馬皇女は夜の間、穂積皇子と一緒に過ごしていました。

しかし、これ以上世間の噂に耐えられないため、朝には川を下って都に戻ることを決意した。

その心情がこの歌に表現されているのだと思います。

ここで、「朝川渡る」についてはこのような解釈をされてますので取り上げます。

「朝川渡る」試解

(小島恵子 湘南短期大学紀要 十八、二一‐三三、二〇〇七)


P28

男が女の許に行くための「川渡り」が圧倒的に多い。…多くの場合、川を渡ることが恋の成就と関連することは、確かであると思う。


P28

女性の川渡りが、非常に少ないこともまた明らかである。恋の成就をめざす渡河は、原則として男の行為であったと言えよう。


P29

「朝」についての解説は、…「男女が逢って別れる時である」と指摘する。万葉集の歌における「朝」は、夜が終わって昼の始まる時であり、また「夕」は昼が終わって夜が始まる時である。恋人たちの時間である夜が終わるときが「朝」ならば「朝川渡る」をう逢瀬の帰路とする解釈は、整合性の高いものと言えよう。


P31

逢瀬が発覚して後の終息。激しく燃える恋は、多くの「人言」を招き、皇女は、朝の川を渡って行く。…まるで恋の挫折をうたうかのようなこの歌は、それにもかかわらず美しいと思う。この歌の美しさは、こういった状況を悔いることなく、頭を挙げて受け入れているかのような皇女の潔さが、この飾り気のない終止形の「渡る」に表れているからではないだろうか。

しかし、ここで重要なのは、但馬皇女がこの歌の通りに志賀の山寺に実際に行ったわけではないという点です。

この歌では、現実の行動というよりも、歌の世界での幻想が表現されています。

要は、「創作」したものです。

そのため、但馬皇女はあくまで飛鳥浄御原宮に留まっているという解釈になります。

これを踏まえ、ヨルシカの「都落ち」の解釈に移ります。

この楽曲は、但馬皇女の視点ではなく、穂積皇子の視点を主人公が取っているのではないかと考えます。

穂積皇子が飛鳥から川を渡り、但馬皇女との別れを迎える様子を描写しているように感じました。

この情景は、一緒に過ごした女性との別れを穂積皇子自身がどう受け止めたのかを表現しているように思えます。 

となると、このヨルシカの「都落ち」という楽曲は、万葉集第2巻116番に対する返歌のような意味合いを持つと解釈することができます。

つまり、ヨルシカは、穂積皇子の立場からアンサーソングを創作したということだと僕は思いました。

 趣がありますねー。

【ブレーメン】:グリム童話が隠した「骨」の印象

ブレーメン

今回「ブレーメン」のレビューを書くのは初めてになります。

この楽曲は、何よりもMVの印象が強烈で、当時さまざまな解釈が飛び交っていたのをよく覚えています。

MV自体が多くの視点を引き出すようなつくりになっていて、楽曲と映像の両方で深い余韻を残す作品だと思いました。


楽曲については、裏拍が特徴的で、明るい印象を感じさせつつも、歌詞にはどこか卑屈さを漂わせています。

このギャップがとても魅力的で、聴くたびに新たな意味や深みを感じ取れる一曲です。

それでは、アルバム『幻燈』に収録されている「ブレーメン」という楽曲について、あれこれ考えてみます。

まずは、他の人のブログも読んでみてください。

ここからも分かりますが、『ブレーメン』に登場する4匹の動物は、目前に「死」を突き付けられた境遇に置かれています。

このテーマは楽曲の歌詞にも現れていますね。

「死ぬほどのことはこの世には無いぜ」というフレーズがそれを象徴しています。


これをアルバム『幻燈』全体に落とし込むと、「死」を意識した人の嘲りや諦めに似た心情がこの楽曲に込められているように感じます。

この視点に立って楽曲を解釈し、そういう目線で聴いてみると、新たな面白さが見えてくるかもしれません。


また、「二人だけのマーチ」という歌詞には、どこか既視感を覚えました。

それが似ていると感じたのは、アルバム『だから僕は音楽を辞めた』に収録されている「パレード」という楽曲です。

「パレード」は静かな印象の楽曲ですが、MVや『月光再演』での映像には、死後の世界を思わせる幻想的な雰囲気がありました。

この感覚が『ブレーメン』からも漂ってくるように感じるのです。

ただし、「パレード」と「マーチ」には微妙な違いがあります。

「パレード」は一人語りのような印象である一方、「マーチ」は二人の会話のように感じられるのではないでしょうか。

その違いが楽曲に与えるニュアンスの違いとして表現されているのが興味深いです。

あと「ルバート」との関係はまた書き足しますかもしれません。

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文藝天国 force album “破壊的価値創造” リリースレビュー/Blooming Bungei “inovation”https://ddlygss.com/%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/%e6%96%87%e8%97%9d%e5%a4%a9%e5%9b%bd%e3%80%80%e3%80%8c%e7%a0%b4%e5%a3%8a%e7%9a%84%e4%be%a1%e5%80%a4%e5%89%b5%e9%80%a0%e3%80%8d%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/Wed, 27 Sep 2023 14:16:03 +0000https://ddlygss.com/?p=8653

文藝天国のアルバム『破壊的価値創造』を楽曲ごとに徹底分析。前作との物語的つながりや音楽的進化、歌詞解釈を深掘りしたレビューです。]]>

破壊的価値創造サムネ 2

文藝天国「破壊的価値創造」

はじめに

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

もうすぐ夏が終わりそう、2023年9月です。

かなり久しぶりに記事を書くこととなり、時差ボケに近いような気持ちがするのですが、ぼちぼち書いていければと思います。

よろしくお願いします!はじめます!

リリースレビュー:AL「破壊的価値創造」 文藝天国

はい、ではやっていきます。

2023年9月20日にデジタルリリースしました、文藝天国さんの「破壊的価値創造」というアルバムについてのあれこれレビューになります。

文藝天国さんについては、1年前の8月にネクストブレイクアーティストとして記事を書かせていただいた以来でしたが、情報は常々聞いておりますので、思い出すとかではなくむしろリアルタイム感で書いていければいいかなあと思います。

以前書いたブログはこちら。

ImHwSr6a 400x400 文藝天国 ネクストブレイクアーティスト Blooming Bungei: Next Break Artist

さて、今回のアルバムはこちらです。

個人的には待ってましたというアルバムでしたので、腕がぶんぶんしてます。

それでは、事前調べということで、現時点でほかのサイトでかかれていることをピックアップしてみときましょう。

公式HPさんとQeticさんの記事をピックアップです。

基本情報はこちらを隈なく見て、細かく読んでいただければ大丈夫かなと思います。

しかし、このブログ記事は、文藝天国の書評であったり、いわば文学的視点に近いようなものから書きたいと思っていますので、なんとかやりますよ。

それでは、各楽曲について入っていきましょう。

フィルムカメラ

まず一曲目、「フィルムカメラ」。

これは、

X(旧Twitter)で二日前にMV撮影の裏側がポストされており、

アルバムがリリースされた後に楽曲「フィルムカメラ」を聴いて、

こう思ってました。

今回、「フィルムカメラ」は前作AL「花咲く君の滑走路」内の楽曲である「マリアージュ」の登場人物が出ていたので、つながると思いました。

特に、壊死ニキさんを観たら一発で分かりました。

そのときにはまだこの撮影風景がどのmusic filmなのかは発表されてませんでしたが、

一番つながりそうだったのが「フィルムカメラ」と推測。

その理由としては、

これです。この「花咲く君の滑走路(XFD)」のサムネイルにフィルムカメラがあったからです。

とてもあっさりとした推測なんですけど、論理的には正しいと思ってました。

さて、内容です。

バラード調でしたが、不思議な楽曲でした。

綺麗なアルペジオの音色なんですけど、一音で物悲しくなるような聴こえ方をしていて、それが楽曲全体、動く映像にも同じようにあり、なんだか泣いてしまいました。

一つ前のAL内の楽曲「マリアージュ」とのつながりを強く感じ、一度別れたあと、ふたたび会ったときにはいろいろと変わっていた(別れたときにはすでに二人の乖離が始まっていた)が、

時間が経ったあとではより一層離れていたのを実感し、

もとには戻らないという無念さというか、

悲しさを感じ取れてしまったんです、

僕は。

白昼夢という言葉が綺麗に表現できるかわかりませんが、

目の前にいない人を想像で描くような、残像が染みついてしまい続けている、心が囚われているような、

そんな印象を受けました。楽曲最後にある転調で物語としての終盤を迎えるようなところも表現されており、

すごいなあと感じました。

そして、正直にいいますと、これがアルバムの一曲目から来るのは、ちょっとびっくりでした。

これで、本当に「マリアージュ」からの物語が終わったんだなあという感情が、

なんだか自分の中にあります。

七階から目薬

次は「七階から目薬」です。

この楽曲も実はびっくりしてました。

シングルリリースの時と違う顔をした楽曲になってました。

「七階から目薬」のシングルリリースの時は、なんだかつかみどころがなくて、どういう風に捉えたらいいかわからない、そんな楽曲の印象を持ってました。

しかし、AL「破壊的価値創造」というアルバムの中に入り、しかも重要な2曲目ではシングル版とまったく顔が変わって聴こえてきました。

「聴き感」が全然違っているように感じましたいますね。

特筆すべきなところは、低音です。

ベースの音がやや重く、細かなニュアンスが聴こえるぐらいに聴こえるようになっている気がしました。

そして、これは正確かどうかわかりませんが、シングルのときとアルバムでは、「浮遊感」の感じ方が違うような気がします。

この「浮遊感」っていうのは、どこかのインタビューにもお話されていたのですけれども、アルバムになってより音で変えてきているような気がしました。

これは(もっと!)の変化しているのではないのかなと思ったぐらいです。

そして、今回記事にする際に「七階から目薬」の歌詞をあれこれ考えてみると、「シュノーケル」に近いニュアンスが感じれました。

というのも、ことばで「二階から目薬」っていうものはありますが、その意味は、

目の近くから目薬をさせばいいものを、わざわざ2階から目薬をさすことから、もどかしかったり、遠回りで効果が得られないことを意味することわざです。

二階から目薬とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説 | 意味大辞典 (imijiten.net)

となっており、本来の浮世草子では、恋のもどかしさを表現されているようです。

そのため、七階から目薬っていうのは、より一層もどかしいという意味もあるかもしれませんが、

この楽曲ではより一層のもどかしさを表現したいのではなく、違う意味合いになってくるような気がしてます。

というのも、

こういう歌詞があります。

落ちていくよ
ベランダがこの空に狙いを定めた。
                                      
文藝天国「七階から目薬」から引用

ベランダから上にある空の方に狙いを定める、ということなんですが、どういうことなのかわかりませんよね。

この流れだと、目薬がベランダから上の方に上っていくようになります。

重力に反してますよね。

それで、あれこれ考えてましたが、後ろの方の歌詞から考察をしてみました。

落ちていくの。
この星よ、一度で良い
願いを叶えて!
炭酸ガスの世界に
頭まで逆上せそうになるのだ。
                                      
文藝天国「七階から目薬」から引用

ここです。

どこがポイントかというと、「炭酸ガス」です。

炭酸ガスというと、要は二酸化炭素のことでしょうと僕も思ってましたが、この炭酸ガスの表現から、水の中、海の中にいるような捉え方ができます。

目薬にあたるものが炭酸ガス、ここでは人間が呼吸により吐き出す二酸化炭素の「泡」と解釈します。

というのも、楽曲「シュノーケル」では、生きている状態が水の中であり、もがき苦しみながら生きていることを映像表現し、曲名の「シュノーケル」も息苦しさを和らげるものとしての道具としての意味合いも持たせているからかなと。

だから、吐き出した炭酸ガスの泡が空へ空へと昇っていく様に想像できるかなあと思いました。

(実はあまり自信はありませんのでそっとしておいてください。)

そして、

これは、七階から目薬のテザー動画なんですけど、これは確かに空へと涙が落ちて行っているように見えます。が、これは水の底から水面へと泡が昇って行っているのではないでしょうか。

澄み切った青空なので潜っているようには最初思わなかったですが、どうやったらこの映像ができるのかと考えていたら、水中からの映像じゃないかと推測しました。

水中の映像、こんなに綺麗に撮れるのかと思われますが、

前例がありますね。

そういうことになると、ここでの「炭酸ガス」というのは、大気中でのことを言っているのではなく、水中でのことを意味しているのではないかと思いました。

水中で、多くの方がもがきながら発している「炭酸ガス」で一杯の世界ということと捉えてみました。

あと、調べてみましたが、炭酸ガスは海水で吸収されるようです(炭酸ガスは水溶性があるから)。

その性質により、大昔では有機物、生命が誕生するきっかけになったとはさすがに知りませんでした。

炭酸ガスの尊さを知りました。

↓こちらのサイトを参考にしました。「炭酸ガスのワールド(一般社団法人日本産業・医療ガス協会)」

炭酸ガスのワールド|一般社団法人日本産業・医療ガス協会

緑地化計画

はい、次ですね。「緑地化計画」。

緑地化計画は、ギターの音が様々に変わっていて面白いなあと思ってます。

というのも、単音ディレイ、バッキングの歪み具合い、伸びのあるファズが曲の部分で変わるがわるで出てきて、同じファズでも違うモノになっていたりしているなあという印象です。

トーンはやや抑えているから前に飛んできていないのが、文藝天国のギターの特徴かなと勝手に思ってます。

コンプも効いているかなあ。

歌詞について考えてみましたけど、この「緑地化計画」は分かりませんでした!もう少し時間が必要かもしれません。

花屋の少年を観ている女の子、っていうようなストーリーのある歌詞なんですけど、がっちり理解できていないのが正直なところです。

難しいです、緑地化計画。なので、適度に脱線します。

歌詞に「花びらを切る」というものがありましたが、これ何をしているのかなと字面では分からなかったので調べてみました。

これ、「切り戻し」をしているのではないかなと思います。

こちらのサイトを参考にいたしました。

切り戻し|サントリーフラワーズ

この「切り戻し」っていうのは、折角咲いた花と合わせて茎を切り落とすので、なんだか残忍なようにも思えますが、これをすることによって、植物自体も成長を続けることができるというものと解釈してます。

だから、花屋の少年は、外目からは残忍な行いをしているように見えて、実際は花を長く楽しむために人間側としてしてあげれることを行っているにすぎないことになります。

でも、やっぱり知識がないと分からないですよね。

「緑地化計画」の music filmでは、女の子が家から出て電車に乗り、どこかにいくストーリーが映し出されていますが、一転、暗い森の中で横たわる最後となってます。

いろいろと解釈が必要な映像となってますね。

最後の映像内であります白字の文章を読んでみると、女の子が「計画」を実行しようとする、といったことが書いてありましたが、

これっていうと、

自らを切り戻しをすることによって、新しい自分に生まれ変わろうとしているとしたら、

とても念が感じられます。

歌詞では「遺伝子」というワードが使われているので、ぶっつんと切れるわけではなく、あくまで連続性があってのものを想定しているのでしょうか、といったことを考えてみました。

そして、オフショットといいますか、

こちらの動画もおすすめです。

自然音を取り入れるというのがいいなあと思うのと、こういう風なことを考えて楽曲はもちろん、香水といった作品へ落とし込みをしているんだなあとしみじみ思いました。

そういったところが、細かなところで「違い」となって表現に出てくると思います。

ゴールデン・ドロップ

はい、次です。「ゴールデン・ドロップ」。

楽曲を聴いていて、少しワルツさを感じながら、裏拍を意識している気がしていて、それがゆったりと湯気が立ち上っているような印象というかイメージを受けました。

短い楽曲ではありますが、クライマックスにしっかりと太い音でファズサウンドがあり、しかしそのファズサウンドの余韻を残さずに綺麗に終わらせていて、後味がすっとなったような。

こんなんで言い表せているかわかりませんが、そんな感じです。

短い楽曲だけども、印象に残る曲です。

この楽曲の解釈として、映像からなんとなくこういう風なっていうのが頭にあったんですけど、ちょうどYOUTUBEの概要欄を読んでいたら、これこれというものがありましたので、抜粋します。

贅沢なひとりの夜をイメージし、ローズやチョコレート、ワインなどのアロマで香りづけを施した Tea Bag Bath Powder 「ゴールデン・ドロップ」 と、アプリコットやヴァニラなど、思わず幼少期を懐古してしまうようなアロマで作られた Bath Milk 「ミルク・イン・アフター」。 気品ある香りと無邪気な香り、対照的な二つの香の組み合わせがマリアージュを引き起こすメモラブルな入浴体験。

                 文藝天国「ゴールデン・ドロップ」(Music Film)の概要欄より

これは、文藝天国さんのフレグランスブランド “PARFUM de bungei”から発売されている、『Tea Bag Bath Powder & Bath Milk 「ゴールデン・ドロップ」 』の商品説明です。

サイトはこちらです。

Tea Bag Bath Powder | PARFUM de bungei

商品として、「ゴールデン・ドロップ」の紅茶としての味わい方が終わった後に、Bath Milkを入れることでミルクティーを全身で感じられるといった体験ができるようになっています。

たしかに、「全身で紅茶を楽しむ」というコンセプトとなっています。僕も体験してみたい。

それで、この二つを体験するというのが、どういうことかというと、ポイントとすべきなのが、「贅沢な一人の夜」と「幼少期を懐古」の部分ですね。

終盤の映像内白文字にて、「きっと僕たちはいつだって生まれ変われる」という部分のリンクすると思いますが、これを使って、嗅覚や触覚などの感覚を刺激することでしか味わえないような体験、イマジネーションを起こせるところかなと勝手に想像してみました。それにしても、

こちらの撮影動画ですが、しっかりと「ミルク・イン・アフター」を使っての状態も作っているけれども、映像では少ししか使用していないですので、「なんでだろう???」とか考える余地があったりして、それは解釈の幅ができて面白いなあと僕は思いました。

奇跡の再定義

さて、終盤です。「奇跡の再定義」です。

この楽曲は最初から歪んだギターの鋭いトレモロ奏法から始まって、曲の印象、かなり圧倒されました。

トレモロ奏法って割と今のバンドで聴くことってあまりない印象でした。

ギターソロのアドリブであることはあっても楽曲の要素としてはなかったので、なんだか僕個人としては懐かしさがありました。

なんかの楽曲で弾いて練習してましたが、そうそう思い出しました。

BUMP OF CHICKENの「ハルジオン」っていう楽曲の感想でトレモロ奏法が使われていて、そこを中学生のときに弾いてました。これまた懐かしいです。

また、ボーカルのハルさんの歌声もオートチューンを使っていて、純粋な歌声ではなく、これは楽曲にあった印象を持たせる歌声に変えられていて、なんだか天に召されそうになりそう錯覚してしまうほど、琴線にふれた気がしました。

この使い方はとってもよかった。

あと、「奇跡の再定義」の歌詞である、「春摘みのダージリン」っていうのがなんだか気になって調べました。

ダージリン ファーストフラッシュとは

ダージリンティーの中でも、「春摘み」、「夏摘み」、「秋摘み」でスリーシーズンの種類があり、そのうち「春摘み」は『ファーストフラッシュ』とも呼ばれるらしく、他の季節のものと違って黄金色になるらしいです。

味もフルーティーらしいです。

このちょうど歌詞の前後の情景っていうのが、「晴れの日」、「ベランダ」、「お茶会」、「光を注いで」といった言葉が座っているので、この春摘みのダージリンがよりいっそう、この部分の冬が明けた春の爽やかさというか、もの静かさ、ものかなしさを美しくしているような印象を僕は受けたました。

その言葉というか、そのものがどんなものかを調べて、思い浮かべることで、歌詞もさながら、楽曲のこの部分の印象が変わり面白いなあと思いました。

あと、この「奇跡の再定義」が僕はアルバムの最後を締めくくるような曲に思えました。

しっかりとまとめ上げているような気がしました。

それと、「奇跡の再定義」と先に書きました「フィルムカメラ」の2曲が、前作AL「花咲く君の滑走路」内の楽曲2曲とリンクしている曲のようにも思えました。

『マリアージュ』 ⇔ 『フィルムカメラ』

『花咲く君の滑走路』 ⇔ 『奇跡の再定義』

ところどころの歌詞使いだったりもですが、『マリアージュ』に対しての『花咲く君の滑走路』の楽曲の位置づけが、『フィルムカメラ』に対しての『奇跡の再定義』の位置づけとなんだか近いなあと、これまたなんとなく思いました。

両方ともXFDでストーリー補完がされているなのでしょうか。

また時間が経ったら考えてみます。

破壊的価値創造(もっと!)

はい、最後の楽曲ですね。「破壊的価値創造(もっと!)」です。

最後に(もっと!)を持ってこられましたので、前回と同じく比較の感想を書いてみます。

破壊的価値創造の比較(ギターのことしかわかりません)


A:シングル版


ギターが3本鳴っていて、トーン落とし目で割とナチュラルな音が左耳から、キラキラしている軽めから鋭くなる歪みが右耳、ソロやメロディー用のコンプがかかってそうなクリーンギターと深めな歪み・ファズになるギターが中央で鳴っている感じがしました。MIXでしっかりと左、中央、右と分けて聴こえるようになってます。印象としては、鋭いシングルコイルギターの音が鳴っていてカッコいいですが、中央のファズ音の動きやサビ前のハンマリング、そこからスゥイープのようになめらかに上がっていくところがええなあと思いました。


B:アルバム版


左、中央、右の配置はそのままですが、すべてやや重めに歪みをかけ、クリーン音と鋭いギター音を無くしてましたね。これは大胆に印象を変えに来たのかなと思いました。それぐらい顔が変わってました。むしろ、ファズ音がクリーンに聴こえるように錯覚するような伸びのあるファズ音。にしても、オーバードライブの歪みにしてもですが、単音弾きのところの音の太さですよ。ちょっと和の音の感じがするぐらいです。

シングルコイルにBIGMUFFファズなので、

こんな感じから、もうちょっと音色を変えてきてます。

あと、「破壊的価値創造(XFD)」にちらっとエフェクターボードが映っていたので、ちょこっと脱線をします。

みていきましょう。


gita

【アタッシュケースの中身(エフェクターボード)】

 ・・・手前のねずみ色。プリアンプ。おそらくここでベースとなるギター音色を決めている。エフェクター動画も見ましたが、綺麗な音が変わっていて驚いたんですが、真空管搭載だったので納得しました。

 ・・・靴で踏んでるもの。ファズ。ちっちゃい方ではなくお馴染みのBIGMUFFでしたね。扱いやすいし、間違いない。

 ・・・左中央の青いやつ。パワーサプライ。9Vと18Vもいけるらしいので、ちょっとびっくりしました。僕が作ったやつは9Vのみだったので、どんな作りしているのかなあ。

 ・・・白いもの2つ。オーバードライブ。別の画角ではも映っていましたが、Volume10時、Gain12時、Tone2時の

 セッティングでしたので、AmpManの色をメインとしてはいるもの、音の輪郭を残しながら音は太く歪ませている。Youtubeの試奏動画ではピッキングニュアンスで音が変わるようで、弱く弾いたらクリーンに、強く弾いたら歪むというように、演奏者の感情を表現できるエフェクターですね。

 ・・・上の方の青いやつ。オーバードライブ。定番中の定番。この動画ではおそらく繋いではないと思います。BD-2はギターの音を機械的に変えるというよりも、自然に、綺麗に歪ませていく印象です。でも、AmpManがいるのでブースターとして使用しておられるかもしれませんね。

 ・・・上の方にある赤と黒のやつ。わからなかったので申し訳ないのですが、たぶんフェイザーかなあと。でも見たことないもので、近いのはMXRのやつかなあと。

 ・・・黒っぽくて傾斜になってるやつ。ワウ。これも定番ですね。でもポイントは位置ですね。ギターからやや手前に位置しているので、ワウを使うことでぐわんぐわん鳴らすというよりも、音自体の色は残しながらワウワウ鳴らすような感じです。

※他にも切り替えスイッチありのハンドメイド?っぽいものがありましたが、わかりませんでした。自作のエフェクター、いいですよね。あと、チューナーはKORGでしたね。僕も使ってました。そして、このエフェクターボードの左側にも他機材がありましたが割愛します。フランジャー、ないのかなあ。


さて、戻ります。

アルバム版が(もっと!)ということで、シングル版から『変えてきた』ということなんですけど、細かく聞いてみました。シングル版ではなんだかSEぽいもの(なんかびっくりしました。スクリーモかと思いました。)が入っているのと、フィルムカメラのシャッター音が入っているなあと聴こえました。アルバム版ではそれらはなくなってますが、最後のところで英語でしょうか、男性のアナウンス(ロケット発射前のオペレーションみたいな)のが入ってますね。個人的に、スタンスには、シングル版は「壊しにいきてぇぇぇ」というので、アルバム版は「壊しにいくからなあぁぁ」という印象です。比較はこんな感じです。

動画は、近未来的な衣装だったり、機材やテレビなどいろいろとメッセージ性がある映像がすごく速いスピード間で流れてゆきます。

あとmusic filmに出ているモデルさんはとてもすごくカッコよかったのですが、楽曲が終わった後のオフショット映像のところでかなり小柄な方だったのに驚きました。

かなり堂々として、オーラを纏っているように見えましたので、映像での映え方が普通の人とは違うのかなとしみじみ思いました。見え方というよりも魅せ方が凄い映像になっているなあと強く思いました。

最後に

はい、レビューしてゆきました。

いろいろと書いてゆきましたが、話してこれで書ききれたかというとかなりあやしいかもしれないと思ってます。

が、区切りとしてこれで完了といたします。

このアルバムで思ったのが、「完成度がたかいな・・・」と。前作からのステップアップというよりもより一層、鋭いというか、勢いが感じられた、そんなアルバムです。

解釈の余地だったり、内容を深堀りできるところも多そうですので、これを機にぜひ聴いてみてください。

お読みいただきありがとうございました!

それでは。

どどり

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UNFAIR RULE ネクストブレイクアーティストhttps://ddlygss.com/%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/unfair-rule%ef%bc%9a%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%88/Wed, 08 Mar 2023 13:50:17 +0000https://ddlygss.com/?p=8569

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 かれこれ記事更新が滞っておりました。久しぶりに記事書きます。ブランクがやばいです。でもがんばります。 それにしても、まもなく春ですね。 最近は新しいノートPCを買ってからというもの ... ]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

かれこれ記事更新が滞っておりました。久しぶりに記事書きます。ブランクがやばいです。でもがんばります。

それにしても、まもなく春ですね。

最近は新しいノートPCを買ってからというもの、

朝早く起きてマインクラフトをやって、

寝る前にまたゲームをやってという生活です。

これがまた充実してて、

あっという間に時間が経ってしまいました。

そんな最近です。

ピックアップアーティスト:UNFAIR RULE

はい、では始めて行きます。

久しぶりのネクストブレイクアーティストですね。

今回は、「NUFAIR RULE」さんです。

unfair rule
https://minamiwheel.jp/artist/artist_detail/591

岡山発!

L→R 杉田崇(Dr.)、山本珠羽(Gt/Vo)、片山葉(Ba.)

山本珠羽(Gt/Vo)から放たれる、優しく且つ芯のある歌声と、
“今っぽさ”が濃縮された10代の目線で歌われた歌詞は聴くものを魅了している。
見た目や歌声とは裏腹に、ダイナミックなライブは今ライブハウスへ通う若者達から人気を集めている。

「京都大作戦2022前夜祭」に出演し、「FM802 MINAMI WHEEL 2022」では入場規制がかかるなど、着々と知名度を拡大中!

https://unfairrule.fanpla.jp/news/2/

結成して間もないようですが、もうフェスや対バンライブにぞくぞく出始めているみたいで、すごいですね。

最近の動画はこちらでした。

とりあえず楽曲というか、リリースされているアルバムを聴いていきましょう。

今回取り上げるのは、「たからもの」というファーストアルバムです。(この動画のは次に出るセカンドアルバムの収録みたいです。)

もうすぐ、二枚目が出るようですが、一年前ぐらいにリリースされたこのアルバムを聴いて片鱗を観てゆきましょう。

4997184161299
UNFAIR RULE/たからもの (tower.jp)

※タワーレコードさんで取り扱っているみたいなので、

どうぞ。→UNFAIR RULE/たからもの (tower.jp)

1 気づいてほしい

かっこいいMVでびっくりしてしまいました。まずは、「気づいてほしい」です。

一番最初に聴いた楽曲はこれではありませんでしたが、この映像の疾走感がかなりいいなあと思いました。

楽曲自体がロックサウンド、しかも薄い音ではなくて、どしっとした音が出ていますね。音源ではギターが2本あると思いますけど、ジャズマスター、いいですね。演奏全体も、力強さがあるバンドだなあという印象です。

そして、僕がびっくりしてしまったのは、声ですね。女性ボーカルですけど、なんだかなあ、厚くて、しっかり聴こえる声を持っているなあと思いました。歌い方も、うねるように出しているところも楽曲の味というか、色というか出ているなあと思いました。

楽曲歌詞の解釈、まだ全体の楽曲を聴いてから考えましょう。

どんどん聴きましょう。

2 かわいこちゃん

はい、二曲目です。「かわいこちゃん」。この楽曲は僕がこの記事を書いているときに一番SPOTIFYで聴かれてました。

二曲目に聴いて思うのは、音がしっかりしているなあと思います。スリーピースバンドはやはり音数が少ないので、ちょっとキレイ目になりそうな印象もあったんですけど、ロックサウンドの二曲目になってます。

サビのところで、ボーカルの珠羽さんが少し裏声を使うところがあるんですけど、裏声でこれ以上は高い音が出ないのは全然普通なんですけど、裏声を使った後の声がなんだか好きです。弱弱しくならずで、かつ「一体、どこで息継ぎしてんでしょうか」と疑問に思いませんか。僕は思いました。

歌詞もみてゆきますと、

 お金もないしちゃりんこしかなくても

  君とならどこへ行っても特別になれるから

歌詞 「かわいこちゃん」      

この歌詞表現が独特でいいのと、伝わるなあって。

この感覚って、なんだか、高校生とか大学生のときに思ったりしたなあとしみじみ思ったり。

あと、歌詞の中で、「記憶」のニュアンスや「癖」っていうのが出てきて、それがどうゆう意味をもっているのかなと思いました。

3 こんな日には

はい、三曲目です。「こんな日には」。

やはりですね、裏声あとの声の強さというか、うねりがいいですね、というあほな感想ですみません。いや、やっぱりそう思いませんか、どうでしょうか。そこに特別性がある気がします。

さて、この「こんな日には」では、ベースの音を聴いていったのですが、ベースも強い音、出してますね。歌声が、けっこううねるからそれを自然に、かつ浮き出させるためで、ベースの低音って大切だと僕は思っていて、この楽曲のときに細かく聞いてみましたが、ちゃんと押し上げているなあと思いました。

ところで、僕はあまりベースに詳しくないので、これを機会にググってみましょう。

いきなり、ジャズべとプレべの違いになりました。ベースの片山さんはMVでみるとプレべを弾いておられますので、中低音の音域になるようですが、やや低音になっているのでしょうか。聴いていて安心できる低音でした。

歌詞は、なんだか甘酸っぱいのを感じてしまうのがいいよなあと思います。

4 大阪

はい、4曲目、「大阪」です。

この楽曲では、ギターソロとベース音がいいなあと思いました。ギターソロは、ジャズマスターだけどここまで太い音にできるのかと驚きました。いいですね。よくこの音出せるなあと。また、ベースですが、3曲目の「こんな日には」とは違って、プレべが中音域まで来ていて、「あ、来てる来てる!」と思いました。演奏が上手というのもあるんだけれど、音がしっかりどこでどの位置になっているのかって重要だと思っていて、この楽曲は聴きやすかったです。

また、この楽曲の歌詞はきっと共感できる人は多いんじゃないかなあと思います。ただの恋愛というよりも、行き違いというか、言葉足らずというか、そういうのってやっぱりあるだろうから、それを楽曲の歌詞で表現しているのもいいですね。

5 どうでもいい

5曲目、「どうでもいい」。

ここまで聴いてきて、そういえばUNFAIR RULEさんってインディーズバンドだったなあと思い出しました。

音の厚さがやはり、普通のインディーズバンドではない感じがします。

さて、楽曲ですが、ゆっくりな楽曲ですが、特にボーカルの珠羽さんの声を注意深く聴いてましたが、息継ぎをしっかりしていて安心しました。ゆっくりな楽曲こそ、声量の嘘がつけないし、加工もできないので、実力がはっきり出てしまうんです。だから、息継ぎしてのあの声量だから、間違いないなあと。

歌詞ですが、またまたここまでの楽曲を踏まえてですが、UNFAIR RULEの歌詞って、自分が思っていることを歌詞に入れているのはどのアーティストもですけど、他の歌詞で現実のこと、自分の周りの実際のことを歌詞に入れているのかなと思いました。この「どうでもいい」という楽曲では、

遅刻して閉まった門をあけるのにも慣れてきたな

歌詞 「どうでもいい」  

といったように。まあ、想像であり創造の歌詞化もしれませんが、そういった歌詞を使うことで、聞き手の過去に落とし込み出来ているのかなあと。しかし、僕のブログは解釈と妄想の文章も時折でてきますので、この門というのが、「君」とのやりとりであって、「遅刻」っていうのが君と自分とのズレで、それが生じていることにも慣れてしまった、めんどくさい、どうでもいい、という風になってきた、という風な解釈も楽曲読み取りではしてしまうので、できるだけ、控えめにいきたいと思ってます。青春っていいなあ。

6 弱くなった

6曲目、「弱くなった」。

この楽曲です。僕がぼんやりSPOTIFYでいつもの流し聴きをしていて、曲名を確認した楽曲です。

もう、このアルバムで僕が一番お気に入りなのはこの楽曲です。

歌詞のワードチョイスだったり、

サビの爆発と寂しさが楽曲にあって、生々しさもあるけれど、

ストレートに表現されているような印象が受ける曲です。

「パンツ一丁」が耳から離れませんでした。

7 ごめんね

7曲目です、「ごめんね」。

この楽曲はクリーンとクランチ(?)のギターサウンドが印象的でした。歌詞も情景が思い浮かぶような感じがして、なんだかなあ、エモさがありますね。

8 バーカ!

8曲目、「バーカ!」。

この楽曲は一番短い楽曲なんですけど、なんだか強い感情が入っている気がします。あと、演奏のメリハリというか、転換のところがはっきりわかって、聴きやすい。音は鋭い感じがしますね。

歌詞はストレートなんですけど、解釈が必要なものかなあ。

これ、短いだけ受け取りが難しい、そんな気がしました。

9 たからもの

最後の9曲目、「たからもの」。

この楽曲はサブスクでは配信されていない楽曲で、CDを買わないと聞けないらしいとのことで、僕も買って聴きました。

曲調はアコースティックギターの静かな感じですが、アルペジオ、ストロークがすごく綺麗です。

あと、歌詞を歌詞サイトで読みましたが、なるほどなあと。このアルバムをまとめている楽曲のように僕は感じてしまったなあ。このアルバム全体の印象は、女の子視点での感情を歌っているっていうのですが、この楽曲は俯瞰してというか、懐かしんでというか、過去を振り返っているというか、ちょっと前8曲の印象とは全くちがいますね。あと「私たち」って言葉を使っているのも気になりました。

僕が買ったアルバムでは8曲目の「バーカ!」の歌詞しか記載されていないから、もしかしたら初回盤などには9曲目のこの「たからもの」の歌詞は載っているのかなと思いますが、なんで9曲目を配信してないのか、歌詞にしていないのか、そういったことって、意味があったりするような気もします。それぐらい、なんだかこの「たからもの」って、ちがった印象を受けました。

さいごに

久しぶりにアーティスト記事を書いたので、

まとまりがあれなんですけど、

これをきっかけにもうちょっと深くアルバム楽曲を聴いてみますね。

なんだか、9曲目聴いたらこのUNFAIR RULEの楽曲の印象が変わってしまったんですね。

だから、付け足しで書き直しもしたりしますけど、今日はここまで。

そんでは。

どどり

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アルバム「結束バンド」のディスクレビュー Disc review of the album “Kessoku Band”https://ddlygss.com/%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%90%e3%83%a0%e3%80%8c%e7%b5%90%e6%9d%9f%e3%83%90%e3%83%b3%e3%83%89%e3%80%8d%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/Wed, 04 Jan 2023 16:01:56 +0000https://ddlygss.com/?p=8346

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 2022年もあと数日となりました。はやいですね。あっというまでしたね。 さて、今回は2022年中のギリギリに出されたアルバムについてあれこれ書いていきます。 ・ ・・ ・・・ と思 ... ]]>

はじめに

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

2022年もあと数日となりました。はやいですね。あっというまでしたね。

さて、今回は2022年中のギリギリに出されたアルバムについてあれこれ書いていきます。

・・

・・・

と思っていたら2023年が明けてました。

あけましたおめでとうございます。

2022年では終わりませんでしたので、2023年で書きあげます。

ピックアップアルバム:「結束バンド」 Pickup Album: “Kessoku Band”

600 JK
https://www.aniplexplus.com/itemoNsanGUg.html

はい、始めていきましょう。

今年の冬アニメとして、かなりブレイクをした、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の中で活動している結束バンドのアルバムが数日前にリリースされました。かなり売り切れしているみたいです。けいおんのときみたいの熱ですね。

確かに、けいおんってもう10年ぐらい経っていると思うので、今の高校生、大学生の年代の子が観ることで影響される音楽の漫画、アニメとしてはどんぴしゃだと思います。こういった漫画が出てよかったなあと僕は思ってます。

さていつも通り説明は手抜きでいきますので、他の人のブログをみて下さい。

ぼっち・ざ・ろっく! ソングアルバム「結束バンド」(アニプレックス) – いまここにあるもの

これから、沢山のアルバムレビューが書かれると思いますが、その中のとりあえず一つになればいいかなあと思います。

青春コンプレックス “youth complex”

最初の曲は、「青春コンプレックス」。

この歌詞を観ながら聞いてましたが、やたら強い言葉が続きますね。

「光のファズ」、「雷鳴」などなど。

その中でも、「虎」の表現がありまして、なぜ虎なんだろうなあと思ってましたが、2番の歌詞に「月」ってあるんですね。それは分かりますよ。「月」と「虎」があったら、「山月記」を連想する人は多いと思いますので、理解は早いかと思います。「山月記」のお話しは高校生のときに国語の教科書で読んだことがありますが、そういえばどんなお話しだったか思い出せないので、調べました。

教科書頻出の『山月記』って要するに、自意識過剰な”こじらせ男子”の話!? – リクナビNEXTジャーナル

この内容と、「青春コンプレックス」という楽曲名とがリンクしている気がしますね。だから、この「青春コンプレックス」という楽曲の根本には「山月記」で言いたかったことを下地にし、歌詞でも、野生感といいますか、獣の感じの歌詞で構成されているような気がしました。

そして、曲部分ですが、作曲者をみて、「おお!」となりました。

音羽さんじゃないですか。youtube観てました。

ギターを弾いているところはこの動画くらいしか観てなかったですが、作曲の力がすごいなあと思います。

というのも、最近のアニソンのOPって、いろんな楽器が入っているじゃないですか。ストリングスややピアノやらSEやら。でも、覚えているのは、アニメが2話か3話のときに僕がOPの楽曲を聴いたときって、「ちゃんとバンドサウンドで構成されているなあ」と思ってました。だから、キラキラした昨今のOPではなく、しかし、鋭さ、インディーズバンド感がある楽曲といった印象でした。この楽曲はギターロックですね。ギターがメインって感じがします。

個人的に良いなあと思ったのは、2番でちゃんとファズサウンドが入っていて、「ちゃんとファズの音入れてるなあ」というところと、もうひとつはラスサビで一音だか半音高上げているところですね。

あの盛り上げ方は好きです。

ひとりぼっち東京 “Lonely Tokyo”

次の楽曲です。「ひとりぼっち東京」。

なぜか僕はELLEGARDENぽさを感じてしまいました。

サビのところとか、タッピングのところとかはまあ似ても似つかないんですけど、なんででしょうかね。アルペジオの響きなどが綺麗だからでしょうかね。

「青い炎」が何を意味しているのか分かりません。何度も使われているワードなのでなにか意味があるはずなんですが。

(補足)

全体を書き終わってから改めて「ひとりぼっち東京」を聴きました。「君」という歌詞はあるんですけど、どっちかというと

Distortion!!

3曲目、「Distortion!!」。

これはKANA-BOONさんの谷口さんが作詞作曲をされている楽曲なので、ポップで明るい曲だなあという印象です。

「指先が硬くなる」とかの表現もまだ初心者がギターを練習していたらかならず一度は通る状態で、そうだったよなあと思う人は納得しますよね。それで、「distortion」っていうと「歪み」のことですが、音楽面だとエフェクトのことをいっていると思います。

ディストーションっていうと、オーバードライブっていうこれまた歪みなんですけど、ややオーバードライブよりもキラキラではなくぐにゃっとなっているような印象ですね。

なつかしい、ひかり先生の動画を見つけました。これ、これですよ。

また、結束バンドは、RATを使っているみたいなので、こっちの動画もアップ。

ひみつ基地 “secret base”

はい、次は「ひみつ基地」。

この楽曲は劇中歌になっていてもぜんぜんおかしくない、ストレートな明るい楽曲だなあと思いました。

ここでの、秘密基地っていうのが、頭の中のことをいっているのか、ライブハウス「シェルター」のことをいっているのかどっちだろうかなと思いました。ダブルミーニングの可能性もありますよね。シェルターっていうと避難所っていう意味なんですけど、ここで思い出したのはバンプオブチキンさんが、中学だったか高校だったかでバスケ部に入っていた際に、体育館の倉庫をシェルターっていっていた記憶があるんですが、僕の記憶は正確でしょうか。バンド自体のことでしたでしょうか。思い出せません。でも、4人で構成されたバンド4人にとってそういったものを共有しあうって絆の象徴な気がしていて、他の誰それから隔離され、集まってわいわい楽しくできる場所ということでシェルターといっていたのかなあ。

だから、この秘密基地っていうのが、ひとりだけのものであっても、ああ、そうか。この「ひみつ基地」っていうのがどっちかというと独りである自分に視点があるということで、もしかしたらこれと近いけれどバンドにいる一人という視点がある楽曲があるかもしれませんね。

ギターと孤独と蒼い惑星 “guitar and loneliness and blue planet”

次は、「ギターと孤独と蒼い惑星」。

ドラムがすごい印象的でしたね。かっこいいですね。

歌詞についていうと、視点が二つあるような気がしていて、ギターをもって人間と、地球そのもの、という視点ですね。音を地球に聴かせたいのかな。「聞く」ではなく、「聴く」というワードに変えてきているのもいいなあと思いました。

どっちかというと、音楽レビューとかで、”この楽曲を聴いてました”というのは、あんまり印象が良くないなあと個人的に思っているんです。というのも、聞くっていうのは、音に対する姿勢が聴くという言葉とはまったく異なっていると僕は思うんです。だから、極力「聴く」を使いましょう。

あと、上手いなあと思うのは、ギターという言葉を使わずに歌詞が書かれていて、ところどころ、ギター関連のワードを入れてきているという。「エリクサー」とう弦の種類とか、「鉄を弾」くとか。

ラブソングが歌えない “can’t sing a love song “

次は、「ラブソングが歌えない」。

これは、二曲ほど前の曲「ひみつ基地」でも使用した”秘密基地”っていうワードが出てきましたね。この楽曲って、ラブソングを書けない状態で書こうとしたら、書くことができない状態を表現した、というものでしょうかね。少し暗めの曲調ですけど、なんだかグリーンデイっぽい強いパンクさがあって、でもギターを歪んでる部分もあって、感情が感じられるなあと思いました。

あのバンド “that band”

次は、「あのバンド」。

ここまで書いてきたうえで、「あのバンド」を聴いてみると思いますが、歌詞も一貫して、主人公のぼっちちゃんの独りの視点を大切にしているなあと思いました。

この楽曲って、「あのバンド」っていうとどこかリスペクトのあるバンドのことを歌っているのかなあと字面だけで思っていましたが、まったく正反対でしたね。ほかのバンドの音なんて聴きたくなくて、自分から出てくると音がすべて、そればギターの音だったり、心臓の鼓動だったり、そういうもの以外聴きたくないというスタンスなんだと知りました。

なるほど。

でも、アーティストさんってそういうところはあるかなあと思います。他の人のものを聴くよりも、自分が一番で、オリジナルで、負けないと思っている。強いなあと思います。

カラカラ “Caracalla”

次の曲は、「カラカラ」。

ここで色が変わった気がしました。さっきまでは独りの色が強かったんですけど、この「カラカラ」の楽曲から、「君」っていうのが出てきました。と思ったら、「Distortion!!!」でも出てましたね。EDの曲については、他者が出てくるのでしょうか。あまりの変わりっぷりにビックリしました。

「カラカラ」って曲名、一体何だろうなあと思ってましたが、独りで頭のなかであれこれ自問自答することだったんですね。いや、脳内での自分会議ですね。でも、決意っていう感じが歌詞から出てきていて、この楽曲っていつからエンディングになったんだっけなあと気になりました。

小さな海 ”small sea””

次、「小さな海」。

この楽曲でも、他者の存在っていうのが感じられるようになった気がしますね。歌詞にそれが出ていて思います。そして、この楽曲では、「秘密基地」としていたワードと似たものとして「海」を表現してますね。まだ分かりませんが、自分の中に籠ることが避難のためだったところから、自由にできるところになっていますが、そこからでていきたいようなニュアンスがなんだかなあ、感じられるんですよね。

なにが悪い ”what’s wrong”

はい、次は「なにが悪い」です。

この楽曲は明るいですね。青春を歌っている歌詞で、1曲目からするとかなり違った印象が出てきます。やはり、「君」という他者がいるような楽曲歌詞になってます。

あと気になったのが、イヤホンです。前の曲ではヘッドフォンだったんですけど、この楽曲ではイヤホンとなっていたので、まあ作詞をした人が違うといってしまえば終わりなんですけどね、ヘッドフォンって正直なところ屋外というよりも自宅以外で使わないじゃないですか。だから、前半の楽曲っていうのは家で一人で作っていたということで、イヤホンに焦点が当たっていたのは、外に出て、他の人(バンド)と一緒にワイワイしながら遊んでいる中で生まれた、音だったりそこから出てくる歌詞だったりも踏まえて青春だというコンセプトだったら素敵だなあと僕は思ってしまいました。あと、心臓ってことばよく出てきますよね。

忘れてやらない ” won’t forget “

次は、「忘れてやらない」。

もうここまで来ると分かりますが、やはり青春の色が出てきていて、独りっていう色が無くなってきてますね。

このアルバムが後半にゆけば征くほど、楽曲歌詞に込められたコンセプトというか色がどんどんと変わっていていく、主人公のぼっちちゃんの心情変化が後半に向けていくにつれて明らかに変わっていってますね。そういったところが歌詞にでているのかなと思いました。なんだかヨルシカのAL「盗作」を思い出しました。あれも次第に変わっていってましたよね。

だから、曲順に意味が込められている、そんな気がしました。そして、ちゃんと歩をすすめようとしている部分もありますね。

楽曲ですが、かっこいいですね。疾走感が出ていて、サビがしっかり伝わるなあという印象です。いいですね。

星座になれたら “If I could become a constellation”

はい、次です、「星座になれたら」。

この楽曲については、Twitterなどで、バンプやアジカンのリスペクトが感じられる歌詞があるという内容の事を沢山見かけてまして、「そうなのかなー歌詞知らないけれど」と思ってました。

なので、読みながら聴いてみました。なるほどねえ、と思いました。アジカンの部分は僕はどうかなと思いましたが、歌詞にバンプの感じが確かにありましたね。時間を表す”○○時”とか”カルマ”っていうのは分かりやすいんですけど、「離れたところにはもうないかもしれない」っていうのは、supernova(超新星爆発)ですね。supernovaっていうと、一時期どういったバンドが使っているかをざっくり調べたことがあって、9mm、ELLEGARDEN,そしてバンプでしたね。どっちかというと、今は夜空に輝いている星の光っていうのは地球にいる人が目で確認できるまでにむちゃくそ時間がかかるので、光をみているときにはすでに星が爆発して存在しなくなっていても、それが分からないし、その爆発の光が届くまでこれまたかなり時間がかかるんです。それを人に置き換えて歌ったのが、エルレとバンプでしたね。似てると思いました。あと彗星ですね、彗星は「ほうき星」ともいうので分かりやすいですね。

それで、1番は星がある歌詞なんですけど、2番は星がないような、なくなったような歌詞になっているのがどうしてだろうかなあと思いました。あと、この楽曲での歌詞での「君」っていうのはなんだか単数ではなく、複数な感じがしましたね。星座って基本的には複数の星を線で結んで、「○○座」っていうじゃないですか。あと、「色とりどりの光」っていうのもですね。

フラッシュバッカー “flash backer”

あと2曲になりました、「フラッシュバッカー」。

後ろでなっているSEか、空間系の音がいいなあと思いました。

この楽曲が何を意味してるのかとまだ分かんないですけど、なんだか「星座になれたら」の2番の歌詞のニュアンスがあって、大丈夫なのかなとか思いました。

フラッシュバックっていうのは、なんだろうなあ、あまり良くない出来事が脳裏に焼き付いていて、それをなにかの織にて思い出す、映像が蘇ってしまうという捉え方を僕はしてます。別れの楽曲にちかいのか、なんかもの悲しさがあるような曲ですが、良い曲だなあと。

転がる岩、君に朝が降る ”Rolling rock, morning falls on you””

最後です、「転がる岩、君に朝が降る」。

アジカンのカバーなので、結束バンドという感じではありませんが、作品「ぼっち・ざ・ろっく」のコンセプトの大元なのかなあと思います。エモいです。

最後まで楽曲を書いてきましたが、なんだかなあ、どんどん転がっていったアルバムになっているんだって言われている気がしましたね、このアルバム自体が。そう聞くと、さっき書いた「フラッシュバッカー」が朝になっているような感じもしてきました。そうなると、青春コンプレックスの楽曲から次第に転がっていくなかで、最終的に、フラッシュバッカーで朝を迎えたっていうものなのかな。面白いですね。これはあれですね、ヨルシカの「月を歩いている」を思い出しました。コンセプトは違うんですけど、最後の楽曲がアルバム全体を表現するものになっているんですね。

一個一個は物語そのものだったり、物語の一部分だったりするんですけど、最後の一曲でまとめあげる。綺麗ですね。

まとめ

駆け足ながら、「ぼっち・ざ・ろっく!」のAL「結束バンド」を書いてみました。

かなり手抜きに近いように感じますが、いつもどおりなのでお気になさらずです。

そして、一旦ここで終わりますが、おまけ部分ではこのアルバムをカバーするとしたらどんなバンドがいいかなあとどどりが考えてみたものをつらつら上げていきますので、気が向いた方はみていってください。

それでは

どどり

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ネクストブレイクアーティスト:HYLULhttps://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%88%ef%bc%9ahylul/Wed, 30 Nov 2022 16:40:15 +0000https://ddlygss.com/?p=8305

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 11月が終わりそうな夜にブログを書いてます。 最近更新がおそくなっていて申し訳ないです。 アップは12月に入ってとなりますが、多めにみてください。 よろしくおねがいします。 はい、 ... ]]>

はじめに

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

11月が終わりそうな夜にブログを書いてます。

最近更新がおそくなっていて申し訳ないです。

アップは12月に入ってとなりますが、多めにみてください。

よろしくおねがいします。

pick up アーティスト is “HYLUL”

image processing20220608 26843 1fhd2ya
https://hylul.bitfan.id/

はい、はじめます。

今回ピックアップするアーティストは、「HYLUL」さんです。

ハイルルと読むみたいです。

最近、女性ボーカルのアーティスト推しに拍車がかかっておりますが全く問題と思っておりません。

それでは、ホームページの紹介を抜粋します。

ボカロPとして活動し、人気楽曲『レントリリー』等を手掛けたコンポーザー・zigと、InstagramやTikTokでの弾き語りを中心に活動していた弱冠20歳のシンガー・mingoによる男女2人組ロックバンド。2021年9月にシングル『逃避行前夜』でデビューし、2022年3月には1stミニアルバム『映画になれない僕たちへ』をリリース。作詞、作曲、編曲、レコーディング、エンジニアリングといった楽曲制作のみならずアートワーク、デザイン、ミュージックビデオまで自分たちで手掛ける等、高いクリエイティビティを誇る。

HYLL HP https://hylul.bitfan.id/contents/menu/34843

これまた期待できますね。ボカロで鍛えた技量能力をもったPと、純粋に弾き語りをして経験を積んだボーカルですので、できる楽曲は僕はなんだか信用してしまうんですね。

つべこべ言わずにどんどん書いていきましょう。

今回もですけど、再生回数が多い楽曲をピックアップではなく、最新リリースのマキシングル、またはアルバムを聴いてつらつら書いていきます。

その前に焼きプリンを食べます。

15分経ちます。

気合です。

AL「月が綺麗な夜を追いかけた」 The moon chased after a beautiful night

itd968787
https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/260171/

夜っぽいジャケ写ですね。

光がブレるところを映したもので、味があります。

あと、歌詞はこちらのサイトで確認してください。

月が綺麗な夜を追いかけた by HYLUL

”死んでもいいわ”  I can die 

一曲目、「死んでもいいわ」。この楽曲は、一曲目からAL名を表現しているかのようでした。音に勢いがある楽曲でした。歌詞もすごく伝わりやすい、単語でストレートに伝わるような言葉が使われていて、でもクランベリーパイとか、シャンプーの匂いとか、付き合ってる二人(男女でいいんですよね?)の間接的な描写の歌詞がより生々しいように僕には思えました。

(3曲目まで記事を書いて、ああ、漱石だあと気づきました。)

最後のサビのところだけ、歌詞が変わるのもいいですね。ずっと「愛されたい」だったのに、変わるってことは、その時では主観の方の何かが変わっていて、そうゆう風に思う様になったとか。

そして、この楽曲は間髪いれずに2曲目につながります。

最初聴いたときは、「どこまでが2曲目なんだろうか?」と思うのではなく、「あ、この曲は転調したな」と勘違いしました。楽曲の雰囲気は崩さずに、でも若干色が変わったように思わせる2曲目のつなぎが良いです。次いきましょう。

”あなたが吐いた煙を吸った”  inhaled your smoke

次の楽曲、「あなたが吐いた煙を吸った」です。

1曲目とのつながりが本当に素晴らしいです。かなり歪ませたギターのメロディーがカッコいいですね。出だしのところもカッコいいですけど、この楽曲ではサビのところよりも、サビ前の楽曲のアクセントといいますか、キレがある感じ、分かりますかねこの文章。。。そこの演奏での表現がまさにバンドサウンドで好きですね。

歌詞についてです。これも1曲目とリンクするところがあるかなあと。月が綺麗な、っていう表現が両方ともありますからね。いやあ、ほんとうにラブラブな感じなんですけど、情景が「夜」というフィルターがかかっているからか、なんだか切ないものになっているんですね。いいですね。あと、最後の歌詞表現のところですが、ずっと「あたし」という一人称でいっていたところから、最後は「私」になっているのに気づいて、時間が経過しているのかなあとぼんやり思いました。

そして、MVについて、映像の魅せ方が良いなあと思いましたが、HYLULさんのMV、今んところショートムービー版はこの「あなたが吐いた煙を吸った」しかないんですね。大手のメーカーの、楽曲を全部聴かせないぞ!という意思とはまったく違って、楽曲のためにショートにしているんだなあと妄想しました。

”猫になって”  become a cat

3曲目、「猫になって」。3曲目まで聴いていて思いましたが、それぞれの楽曲の演奏がとても良いですね。シングルコイルのギターらしい鋭く歪んでいる感じですが、それをクドくならずになっています。良い。

猫になってという楽曲は、ネコのようにパートナーに甘えるというようなニュアンスかなと思ってましたけど、漱石のワードが明確に出てきたので、ここでの猫は「吾輩は猫である」の意味合いも入ってくるのかなあとぼんやり思いました。

ここまで、書いてきましたが、漱石をちゃんと読んでおかないと歌詞の意味をすっとばしそうに思えてきました。分かる範囲でなんとかします。でも、「チョコレート」とか「雷に打たれた」とか「恋の病」といったワードってそう使うものではないだろうなあとぼんやり。教養をつけないといけないなあと思いながら、HYLULの楽曲のベースにそういったものがあるということがここまで書いてきて感じ取れた気がしました。

”退屈な食卓”  boring dining table

4曲目、「退屈な食卓」。この楽曲は前3曲と比較してゆっくりな楽曲。疾走感というよりも、じわじわくるような感じでしょうか。一人称は「僕」になっていることから視点変更があったのかなあと推測します。男性視点な気がします。

この楽曲のMV。なるほどですねえ。ヨルシカさんの「チノカテ」にも同じようなものを感じますね。というのも、MVで楽しそうな映像が流れている反面、楽曲の歌詞の中ではすでにこの映像とは180度異なったもの、つまり「独り」になった「食卓」で構成をされています。だからこそ、MVの中の二人が幸せそうであればあるほど、歌詞世界面での「僕」の状態があまりにもギャップがあることをまざまざと表現できている。動画のサムネイル詐欺とはこのことですね。(良い意味で)

ちょっとそれますが、視覚と聴覚って、実は両方ともそれぞれの機能を使えると僕は思っているんですね。「目が耳になる」こともあるし、逆に「耳が目にある」こともある。でもそれぞれの感覚から得られるものって器官の仕組みでまったく違って、同じ情報が届くわけではない。だからこと、エモい。そんなことを思いました。

”花吹雪”    Cherry Blizzard

5曲目、「花吹雪」。これはエモいです。泣きそうになってしまいました。びっくりしました。

視点は、女性(?)の方になっていると捉えます。そして、これは一つ前の楽曲「退屈な食卓」とリンクした楽曲になっているのかなと思います。「退屈な食卓」は男性視点、「花吹雪」は女性視点。この歌詞からは、死別ではなくお別れという意味合いと察しました。

そして、エモくて泣きそうになったのは、歌詞もありますが歌声です。すごい、すごいです。夜中にちょっと大きな声を出してしまいました。この部分です。

~
さようなら 言わなきゃ よかった
まるで春の雪みたいね 口にして 舌を出して笑う
そんな横顔見せないで 泣いちゃうから
微睡んだ心を拐って 見つからないように抱きしめたら
寝惚け眼の君が ほら おはようって言う
花びら 風を乞うように
~
                  HYLUL 「花吹雪」

ボーカルの方の声ですが、HYLULさんってけっこう演奏がガンガン来ますので、それに埋もれていない声っていうのはやはり違うんだなあと思います。

”なみだのきみに”   to you in tears

6曲目、「なみだのきみに」。

この楽曲はこのALを統括しているような感じですね。男性視点かなあと思います。

この楽曲だけで、夏と秋がでてきているところから、そういえば、他の楽曲でも春や冬のような文章表現があったなあと思い出しました。季節をなにかしらでALに入れていると思います。

ALを統括しているためか、夜の色はあれども。この歌詞からも。

~
どうせ今日も何もできないから
君のことだけ歌にして 集めたよ
愛も 憂いも 痛いくらい音に乗せたよ
月が綺麗な夜へ
~
  HYLUL 「なみだのきみに」

だから、この6曲目が1曲目から5曲目の楽曲達をまとめているような、そんな風に思いましたね。

また、このALでは「月が綺麗」という表現を多く使っている反面、ストレートに「好き」ということを表現してないんです。2曲目のところでも、やや並列的な表現なのでぼかしている感があるのでノーカウントです。

だから、「なみだのきみに」の最後に、「君が好きで」という歌詞を入れ込んでいるのは、ALを締めくくる歌詞としてはバッチリだと思います。

さいごに

はい、曲数は6曲と少なかったですけど、

AL通してのテーマは一貫していて、すばらしかったです。

もうちょっと夏目漱石を読まないといけないなあと反省しました。

にしても、これはいいアーテイストだと僕は思ってますので、頑張ってほしいですね。

そんでは。

どどり

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ヨルシカ「左右盲」と「チノカテ」についてhttps://ddlygss.com/%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/%e3%83%a8%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%82%ab%e3%80%8c%e5%b7%a6%e5%8f%b3%e7%9b%b2%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%80%8c%e3%83%81%e3%83%8e%e3%82%ab%e3%83%86%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/Thu, 29 Sep 2022 02:59:00 +0000https://ddlygss.com/?p=8266

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 9月ももう終わりに近づいてますね。 9月中にとりあえず1本ほど記事を書けたらなあと思いながら日々を過ごしていたところ、あらま28日です。 リコリスリコイルの最終回を観終わって、アマ ... ]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

9月ももう終わりに近づいてますね。

9月中にとりあえず1本ほど記事を書けたらなあと思いながら日々を過ごしていたところ、あらま28日です。

リコリスリコイルの最終回を観終わって、アマゾンプライムで最初から一周しなおしたの昨日の廃人としての生活も貴重だったなあと翌日に思うことも大切だと暗示をかけます。

ヨルシカ「左右盲」、「チノカテ」がリリースされてます。

はい、では始めます。

すでに、ヨルシカさんの楽曲「左右盲」と「チノカテ」が配信され、YOUTUBEでも観れるようになってます。

いろんな方が動画で解釈、ブログでも解釈をしておられるので、この時点での記事っていうとやっぱりおそ杉であるかと思いますね。

需要はないと思います。

なので、ちょっと趣向といいますか、方向性を変えたものを書いてみましょう。

ということで、いつも通り原作を読みましょう、ということです。

今回の楽曲ではモチーフとして、

◎「左右盲」  → 『幸福な王子』

◎「チノカテ」 → 『書を捨てよ、町へ出よう』、『地の糧』

のようです。

ちょっと、幸福な王子は僕が子供の頃に読んだ童話絵本の記憶がうっすらあるので、原作は読まずで対応します。

今回は、「書を捨てよ、町へ出よう」と『地の糧』を読んであれこれ妄想していこうかと思いますので、よろしくお願いいたします。

では、まずは基礎情報を他の人のブログで読んでおいてください。僕のブログでは基礎情報を書きませんので。

参考ブログなど

左右盲【ヨルシカ】歌詞の意味を考察!映画のストーリーとリンクした感動の歌詞を読み解く – FRAMU.Mediaチノカテ【ヨルシカ】歌詞の意味を考察!文学作品オマージュシリーズに込められた想いとは? – FRAMU.Media

「書を捨てよ、町へ出よう」を読んでみました。

では、はじめてゆきます。

寺山修司さんの「書を捨てよ、町へ出よう」です。

これは「チノカテ」の楽曲内の歌詞としてもありましたね。

ですので、この作品の中にもなにかキーセンテンスなどがあるかもと思い買って読みました。

とりあえず、第一章「書を捨てよ、町へ出よう」のみの構成はこんな感じです。

  • おやじ、俺にも一言
  • 青年よ大尻を抱け
  • 月光仮面
  • 足時代のヒーローたち
  • 歴史なんか信じない

このような5個の副題(?)に分けて文章が書かれてますが、ところどころ性的な表現があって、ある意味分かりやすい文章になっているのかなあと思いました。

内容を読んでみても、「書を捨てよ、町へ出よう」についての真意は書かれてませんでした。でも、それはテーマが表現されていないという意味ではないと思いますので、解釈をしたり、ちょっとした文章の中からひっぱってきたりが必要かなと思います。

人によって捉え方はあると思うんですけど、今回はヨルシカ関連の情報のために読んでいるのでそのセンサーをはってみると、なんだか高みといいますか、「美」だったり「良いもの」というものを諦めてしまう行ない(文章のなかでは『山椒魚』のくだりが使われてました)について批判的に書いてありました。それそのものを手に入れることが大切であるとはいってなくて、そこに向かっていく意識自体がなくなっていることについて作者が「そうではいけない」と言っている気がしました。2022年の今でも、そういうのってありますよね。また、「月光仮面」の部分については、確かに納得しました。やはりこの時代でも、「正義」っていうものがあやふやなもので、一方からの視点でしかできないアブナイものとして表現されていたから「そうそう!」って思いました。しかしその中でも、戦争についたの「正義」は複雑であるとして、普通の「正義」とは異なると書いてあったのは納得しました。

その文章を踏まえて、「書を捨てよ、町へ出よう」というのは、自分の殻に閉じこもっていてはなくて、外に出ることでもっといいものを探しに『いこうとする」ことにキーセンテンス的な意味合いがあるように僕は感じました。でも、この本の一章だけでは寺山修司ていう人を掴めそうになかったので、別途読み進めようと思います。

「地の糧」を読んでみました。

はい、次はアンドレ・ジイドの「地の糧」です。

地の糧の本はアマゾンなどでかかったり、値段が高騰していたのでどうしようかなと考えてましたが、なんとか中古で探したところありましたのでそれをぽちっとしました。

この「地の糧」を読んでみたところ、「チノカテ」が表現したかったことがこれを読んで納得した気がします。

まずは構成。

序文

第一の書

第二の書

第三の書

第四の書

第五の書

第六の書

第七の書

第八の書

結論のかわりに 讃歌

反歌

一九二七年版の序文

こういう風になってます。

この「書」っていうのは、ジイドが架空の人物であるナタナエルに語りかけるような文体でつづられている文章です。ちょっとナタナエルと聞いても分かりにくいですが、要はジイドは読者に語りかけることをこの本でしています。それも、愛情をもって、熱心に、色鮮やかな情景描写を使いながら文章で語りかけている、いや語りかけているというよりも、正面から諭しているような感じです。

この地の糧では、書が8つあり、それが執念のごとく綴られていますが、終盤の「反歌」でその「書」たちを否定します。

ちょっぴり引用します。

・・・そしてきみはわたしの本を読んでしまったら、この本を捨ててくれたまえ。ーーそして外に出てくれたまえ。わたしはこの本がきみに外に出たいという気持ちを起こさせてくれればいいと思う。

・・・わたしの本がきみにこの本そのものよりもきみに興味を持つことをおしえてくれればよい。ーーそれから、きみよりもほかのあらゆることに興味をもつことを。

佐藤正彰.世界文学大系50 ジイド.㈱筑摩書房.昭和38年.P327

ナタナエルよ、今こそ、わたしの本を捨てたまえ。これから解放されたまえ。私から去ってくれたまえ。・・・・わたしのうぬぼれていた君に対する愛情が、あまりにも私を占めすぎている。・・・

ナタナエルよ、わたしの本を捨てたまえ。そんなものに満足してはいけない。きみの真理が他人によって見つけられるかもしれぬなどと思ってはいけない。どんなことよりも、こういうことを恥じたまえ。たとえわたしがきみの食糧を探してやったとしても、きみはそれを食べるほど飢えはしないだろう。わたしがきみのベッドを支度してやったとしてもそれに眠るほど君は眠くはならないだろう。

わたしの本を捨てたまえ。人生を前にして取りうるさまざまな態度のうち、ここでは、これが一つだけしかないということを、よく考えてくれたまえ。きみの態度を探したまえ。ほかの者がきみと同じようにりっぱにしゃぺったとしても、君はそんなことをしゃべってはいけない。ーーきみと同じようにりっぱに書いたとしても、きみは書いてはいけない。きみは自分の中では、きみ自身のほかにどこにもないと感じることだけにしか、執着してはいけない。そしてみずから、焦ろうと、しんぼうしようと、ああ!人間のうちでもっともかけがえないものを創り上げたまえ

佐藤正彰.世界文学大系50 ジイド.㈱筑摩書房.昭和38年.P386

このように、しっかりとした文章を読者に向けて書いたにも関わらず、「捨てる」ように言ってます。

「書を捨てよ」というのは、単に本を読むのを辞めろ、とか本を読むことに価値はないと言っているわけではなく、ジイドが読者に対して綴った書を読んだ後に捨てろと言っているということです。

それは、このジイドの8つの書、かなりボリュームがある内容ですが、そこでの言葉、文章に読者が縛られ、決められた軌道に従うような考え方、興味関心、価値観、芸術観、そして人生になってはならないということです。また、解釈によると、ジイドが書いた「地の糧」ですが、そのジイドもナタナエルであり、読者であるという意味合いは捨て切れません。それは、自分が作ったものに縛られ、ずっと留まってゆくことになります。そこで、もうちょっと引用します。

普通、人々はこの青春の書によってわたしのことを判断して、まるで『地の糧』の倫理がわたしの全生涯の倫理そのものであるかのように思い、わたしが若い読者に「この書を捨てて、わたしから去ってくれ」という忠告を与えながら、わたし自身がまず第一にその忠告に従わなかったように思っている。そうではない。わたしは『地の糧』を書いていた当時のわたしから、すでに別れてしまったのだ。

佐藤正彰.世界文学大系50 ジイド.㈱筑摩書房.昭和38年.P387

とのことです。

あと付け加えると、この『地の糧』を読むことをNGとしているのではなく、読んだ上でそれを捨て、自分の興味となるものを探しにでてほしいという意向が読み取れます。

これを踏まえて、ヨルシカの「チノカテ」、「左右盲」の解釈に行きます。

「左右盲」と「チノカテ」について

まずは、「チノカテ」です。

この楽曲はなんとなく「ノーチラス」に近い感じがしました。というのも、「チノカテ」が上で書きました「地の糧」の意向を含んだ楽曲であると考えたからです。

「ノーチラス」については、前に書きましたエルマレビュー、月光再演レビューのところでもまとめてますが、エルマに対してエイミーが「目を覚まして」と言っている楽曲です。

エイミーの模倣に縛られているエルマに対してです。

だから、「エルマ自身の才能を発揮してほしい」という思いがのった楽曲だと僕は解釈しているんです。

それに対して「チノカテ」では、主人公が「書」にとらわれている状態から抜け出してほしいという楽曲だと思います。

ここでの「書」っていうのは、物語の世界であったり、芸術のことだったりかなと思いますが、それはアルバムが出たら分かるのかなあと。

MVで考えると、主人公が描きたい絵(芸術)なのかな。

その絵を描きたいために、それ以外のものをそぎ落として、いろいろと落とし物をしている。

それに気づいてほしいというようなメッセージがあるんじゃないかなとこの「チノカテ」からは思いました。

そして、「左右盲」です。

「左右盲」の解釈はとくにYOUTUBEで多かったですが、

ここでは本に沿ったことを書きましょう。

「左右盲」はなんだか、「春泥棒」と同じ形式の感じがしました。というのも、表面と裏面があるというダブルミーニングに見える楽曲ということです。結構妄想入ります。

まず表面は、幸福の王子をモチーフにした楽曲に見えるということ。これは、ヨルシカのストーリーを知らない、MVも観ていない場合において楽曲に抱く印象です。そこに男女の雰囲気がなく、やりとりもなく、主人公がだれかは決まっていない「君」を思い浮かべて、自分の体の一部、心の一部を分け与えている。この点では、ある意味「地の糧」と同じように、だれか分からない架空の人物を想定しているんですね。

次に裏面は、MVにも表現されている男女の別れを感じさせるような物語、ヨルシカのストーリーが感じられる楽曲の印象です。今回の「左右盲」も多くはこっちの印象になると思います。この楽曲の印象の場合、大切なひとがどんどんと自分から離れていく。と思ってましたが、それはMVの見た感じであって、この楽曲ではすでに大切なひとと別れていて、でもそれにとらわれていて、目の前に大切なひとがいるようにイメージして、像を映し出していると考えても面白いかもしれません。「花に亡霊」もうそうでしたね。

あと、

ちょっと前に書いたツイートでは、表面と裏面とを意識せずに書いてました。奥さんとツバメとは同じ面で存在しないからです。なので、誤っていますね。

ただ、奥さんとこのツバメがどんな意味を持っているかっていうのは多分近いものがあると思ってます。それは、奥さんの髪の色とツバメの毛並みが同じ青色だからです。となるとどうなるか。

ちょっと不思議な解釈ですけど、ツバメは確かに青色ですが、この絵ではサファイアも青色です。このサファイアも意味があると考えると、

奥さん   → 主人公と結婚していたが、主人公が芸術に熱中したため、愛想を尽かし出ていく。

サファイア → 主人公の体にある宝石の一部だったが、架空の他者を想ったため、ツバメを使って手放す。

となるかな。割と綺麗に似ていましたね。どうでしょうかね。

最後に

あれこれ書いてきました。

まだアルバムが出たわけではないので、あれなんですけど、なんだか自分なりには整理できたかなと思います。

眠たいです。もう日を超えてしまい、0時42分です。

ということで、なんとか9月の記事は書きました。

10月も頑張ります。

そんでは。

どどり

おまけ:「左右盲」のMVについてツイート、共感が得られない(笑)

おわり

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文藝天国 ネクストブレイクアーティスト Blooming Bungei: Next Break Artisthttps://ddlygss.com/%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%88%ef%bc%9a%e6%96%87%e8%97%9d%e5%a4%a9%e5%9b%bd/Wed, 24 Aug 2022 02:10:16 +0000https://ddlygss.com/?p=8075

今日は「文藝天国」さんをピックアップです。文藝天国はspotifyのプレイリストの中の一色として流れてきたこと、またTwitterで誰かがツイートしていたのが最初だったようなうろ覚えの記憶があります。正直なところ、最初はなんにも考えずに楽曲を聴いてもピンときませんでした。]]>

はじめに Introduction

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

毎月ひと記事ほど書いているような状態ですので、ブログサイトとして機能しているのかどうか、ちょっとわからなくなってきました。

まあでも見ていただいている方は少なからずいらっしゃるので、大丈夫かなあと。

あと、やはり最近はウーバーイーツでココイチを頼みすぎているため、少し前までは1000円を超したら「高くついたなあ」と思っていましたが、今ではそのラインが1500円付近まで上げています。

どこまでいくのでしょうか。

それでは宜しくお願いいたします。

Good day Good evening.It’s Dodori.

I’m writing about one article every month, so I’m not sure if it’s functioning as a blog site.Well, there are quite a few people who are watching, so I wonder if it’s okay.Also, recently I’ve been asking too much for Cocoichi on Uber Eats, so until a little while ago I thought that if it cost more than 1000 yen, it was too expensive, but now the line has risen to around 1500 yen. .

How far will it go?(Thank you very much.)

ピックアップアーティスト 『文藝天国』 “Blooming Bungei”

https://mobile.twitter.com/bungeitengoku

色彩作家 すみあいか と 音楽作家 ko shinonome によるオルタナ的藝術徒党。

厭世的な詞世界に、感情のまま掻き鳴らすギターロックサウンド、限りなく浸透圧の高い映像、さらにはフレグランスブランド PARFUM de bungeiを手掛けるなど様々な感覚器官を通して「天国」をつくり続けている。

文藝天国公式HPより

はい、今日は「文藝天国」さんをピックアップです。

アーティスト写真では二人が写ってます。(アーティスト写真の中央に「ハル」さんがいらっしゃいました。失礼いたしました。にしても綺麗な写真。)

音楽作家と色彩作家というポジションであるらしく、ボーカルさんは別にいらっしゃるらしいです。

 文藝天国 

 (英語表記では、”Blooming Bungei”)

    色彩作家 すみあいか 

   音楽作家 ko shinonome

   ボーカル ハル  

Bungei Tengoku 

(“Blooming Bungei” in English)

Color artist Aika Sumi

Music writer ko shinonome

Vocal Haru

こまかいご説明は他の方のサイトなどに譲ります。

文藝天国──聴覚と視覚で感じる淡い共鳴

分かりやすい文章でしたね。ちょっと調べてみたいのでちょっと調べます。

Well, today I’m picking up “Bungei Tengoku”.

There are two people in the artist photo. (“Haru” was in the center of the artist photo. I’m sorry, but it’s a beautiful photo.)It seems that the position is music writer and color writer, and the vocalist seems to be separate.

高橋 国光さん関係 Related to Kunimitsu Takahashi

メロディーもいいですけど、折り重なっている音のうち、こういう音というか音色のものを入れ込んでいるのかなあと思いました。

The melody is also good, but I wondered if the timbre of this kind of sound was put into the overlapping sounds.

ロイヤルドルトン関係

ロイヤル・ドルトン(イギリス) – ブランド洋食器 – ル・ノーブル

ロイヤルドルトンで検索をする際、自分の頭のなかであったり、はたまた検索途中で見かけたメーカーだったりではいわば「ザ・アンティーク」な陶磁器をイメージしてました。しかし、ロイヤルドルトンはそういった商品もあるみたいですが、色使いだったり、模様だったり、お洒落なモノというのにとらわれていないような印象を受けました。ちょっと奇抜な表現のものもありましたが、凛としている感じです。

When I searched for Royal Doulton, I had an image of “the antique” ceramics in my head, or a manufacturer I came across while searching. However, Royal Doulton seems to have such products, but I got the impression that they are not bound by colors, patterns, or fashionable items. There were some expressions that were a bit eccentric, but I felt dignified.

音楽を聴きましょう let’s listen to music

さて、音楽を聴いていきましょう。

まだ浅い知識しかありませんので、最新のアルバム楽曲のMVを観ながら進めていきましょう。

Now let’s listen to music.I still have shallow knowledge, so let’s proceed while watching the MV of the latest album song.

最新アルバム 「花咲く君の滑走路」Latest Album “Hanasaku Kimi no Runoiro”

花咲く君の滑走路
https://www.bungeitengoku.com/kimino-hanamichi

文藝天国にはすべての楽曲にイメージとなる映像があるようですが、すべてがMVにはなっていないようです。

たしかに全楽曲を映像にしていたら大変ですからね。

It seems that Bungei Tengoku has images that serve as images for all songs, but not all of them have become music videos.Certainly, it would be difficult if all the songs were made into a video.

マリアージュ   marriage

はい、じゃあ1曲目の「マリアージュ」からyoutubeで観ていきましょう。

礼儀としてというか、画質は1080pにしときましょうね。

曲調は、1曲目からガンガンきてますね。サビの盛り上がりもいいなあと思いました。

インタビューのなかでも、「マリアージュ」についての解説があり、混ざりあうという印象(綺麗な印象、ちょっと暗めの印象)があって、あっけらかんという楽曲になってないのが良いなあとも思いました。

MVのストーリーとしては、二人とも同じ方向を見ていたけど、それぞれの色が違うことに気づき、最終的に別れることになったという感じでしょうか。

このMVで思ったこととして、カット切りっていうんでしょうかね、むちゃくちゃ早いですし、何個も何個も切り替えをしている感じです。瞬きよりも早いです。

それもインタビューでありましたが、映像も楽器を担当しているような意識でMV映像を作っているということがそういうことなんだなあと。

Okay, let’s start watching the first song “Marriage” on youtube.As a courtesy, let’s set the image quality to 1080p.

The melody is pounding from the first song. I thought that the excitement of the chorus was also good.Even in the interview, there was an explanation about “Marriage”, and I got the impression that it was mixed (beautiful impression, slightly dark impression), and I thought it was good that the song wasn’t so straightforward.In terms of the story of the MV, it seems that both of them were looking in the same direction, but they realized that their colors were different, so they finally broke up.

What I thought about this MV is that it’s cut and cut, it’s extremely fast, and it feels like I’m switching over and over again. faster than the blink of an eye.That was also an interview, but I think that’s what it means to create MV videos with the awareness that the video is also in charge of the musical instrument.

第八天使 通信基地局  Eighth Angel Communications Base Station

ギターの歪みが面白いですね。

この楽曲では、漢字のルビっていいますか、読み方がちょっと異なってたり、漢字をそのまま歌うのではなく、それと聴こえないよう歌っている感じが特別でした。

ある意味、マキシマムザホルモンっぽいと思いました。失礼しました。

The distortion of the guitar is interesting.In this song, the kanji ruby ​​is slightly different, and the kanji is not sung as it is, but it is sung without being heard, which is special.In a way, I thought it was like Maximum the Hormone. excuse me.

翳りの讃歌  Hymn of shadows

これは歌詞が面白いし、世界観が出ていますね。

歌詞の中にある「花束」が一体なにを意味しているのかは分かりませんでしたが、自分と「君」との距離が離れていて、その距離を歌っているような印象です。

「マリアージュ」のMVの世界観と同じとしたら、はなればなれになっているところという感じでしょうか。

The lyrics are interesting, and the world view is coming out.

I didn’t know what the “bouquet” in the lyrics meant, but I got the impression that the distance between myself and “you” was the distance I was singing.

If it’s the same as the world view of the “Mariage” MV, it’s like a place where we’re separated.

シュノーケル  snorkel

「シュノーケル」はspotifyでも再生回数が多い楽曲ですね。

どこかのインタビューで観ましたが、水中での息苦しさと、生きる上での息苦しさとが同じように似ているといった話をされていて、歌詞とMVを観る際にそういう風に捕らえると確かにしっくり聴けました。あと、僕はヨルシカのブログ記事も書いたりしているので、楽曲の雰囲気からか、「だから僕は音楽を辞めた」と同じような苦しさを感じました。そういう苦しさをどうゆう風に表現するかって、アーティストによって変わりますから面白いなあ。

さて、MVで気になったことを。

白い部屋で白い衣装で踊っている女の子はかなり優雅というか堂々と踊っているけれど、時折差し込まれるカット、手をついて頭を振ったり、キャンバスを塗りたくったりするカットですね、そういうもので優雅なものの「裏」を表現している気がしました。

あと、MVの終盤に白文字で文章が出てくるのがかなりカッコよくて僕は好きなんですけど、そこであった、「水の中が宇宙」といった言葉が凄くいい世界観を表現しているものだなあと思いました。いいなあ。

最後のカットも素晴らしくて、最後の歌詞、「空き缶を捨てる」表現とマッチさせるために、女性が底に足をついて水から立ち上がり、その前に花を手向ける表現がぞくっとしました。

“Snorkel” is a song with a lot of views on Spotify.

I saw it in an interview somewhere, and it was said that the suffocation in the water and the suffocation in life are similar, and if you look at the lyrics and MV in that way, it’s true. I was able to listen to it. Also, I also write blog articles about Yorushika, so perhaps because of the atmosphere of the song, I felt the same kind of pain as “That’s why I quit music”. It’s interesting because how the artist expresses that kind of suffering changes depending on the artist.

Well, what did you notice about the MV?

A girl dancing in a white room in a white costume dances quite elegantly, or rather, she dances with dignity. I felt like I was expressing the “back” of things.Also, at the end of the MV, the text in white letters is pretty cool, and I like it. I thought it was something. How nice.

The final cut was also wonderful, and to match the last lyric, “throwing away empty cans,” the expression of a woman standing up from the water with her feet on the bottom and holding flowers in front of her was thrilling.

エア・ブラスト  air blast

はい、次の曲です。「エア・ブラスト - もっと!」です。

 「エア・ブラスト」という楽曲はシングルのもののみではなく、今回のアルバム「花咲く君の滑走路」内で収録されている「エア・ブラスト」にもあり、アルバム版ではアレンジが変わっているみたいです。

ということで、シングル版とアルバム版を聴き比べてみました。

・シングル版

 左耳の方のギターから聴こえる音がかなりクリーンサウンドで、じゃらーんとストロークする音がよく聴こえる。間奏部分では、軽めに歪んだギターが鳴っているが、やはりクリーンな音色で歪む感じでしたね。

・アルバム版(もっと!)

 両方の耳から聴こえるギターの音がかなり調整されていて、ギターが鳴っていると気づかないぐらいに自然と演奏されて聴こえてくる印象です。間奏部分では、かなり歪んだというか、エフェクターでもにょもにょとした音に変えてあり、しかし、音の粒はわざと潰しているのが聴きやすい。僕はこっちの間奏の方が好きです。

こんな感じです。

この楽曲でも、「マリアージュ」、「シュノーケル」のように、自分と君との関係が歌われている。歌詞の中では、ヨルシカのときにも書いた「輪廻転生」、生まれ変わりの表現が使われていて、文藝天国にとっての生まれ変わりの歌詞表現はこういう風な感じなのかと思いました。テーマが似ているのは不思議ですね。

MVはストーリー仕立てではなく水族館の映像になってました。クラゲの姿が神秘的という言葉では表現不足で、この世のものではないぐらいな、これまた不思議な物体にみえます。また水族館に行きたいなあ。

Yes, next song. “Air blast – more!”

The song “Air Blast” is not limited to the single, but is also included in “Air Blast” recorded in the album “Hanasaku Kimi no Runsouiro”, and it seems that the album version has a different arrangement. is.So I listened to the single version and the album version and compared them.

Single version

The sound heard from the guitar in the left ear is quite clean, and you can hear the jingling strokes. In the interlude, a lightly distorted guitar sounded, but it was still clean and distorted.

Album version (more!)

The sound of the guitar that I hear from both ears has been adjusted so much that I get the impression that the guitar is being played so naturally that you won’t even notice it’s playing. In the interlude part, it is said that it is quite distorted, or even the effector is changed to a soft sound, but it is easy to hear that the sound grains are intentionally crushed. I prefer this interlude.

It is like this.

In this song as well, like “Marriage” and “Snorkel”, the relationship between myself and you is sung. In the lyrics, “Rinne Tensei”, which I wrote for Yorushika, uses the expression of reincarnation. It’s amazing how similar the themes are.

The MV was not a story style but an aquarium video. To say that jellyfish are mysterious is an understatement. I want to go to the aquarium again.

花咲く君の滑走路  glorious runaway

最期の曲は、アルバム名にもなっている「花咲く君の滑走路」です。

早い曲が好きなので、この曲はとっても好きです。

歌詞を観ながら聴いてみましたが、これはあれですね。

このアルバムの楽曲の一部一部が入って、リンクしている感じがしました。ちょっと調べてみると

マリアージュ」       :  ?

第八天使 通信基地局」 : 街は暮れる、第六感、君の波、痛み、天使

翳りの讃歌」 : 飛行機、鏡、翳り、君の香り

シュノーケル」 : 痛み、海

エア・ブラスト」 : 夢、手紙、札束、駅のホーム、痛み

そうでもなかったですね。。。ただ、リンクするワードが少ない楽曲はMVで表現されているものなんです。そこでリンクさせているのではないか、ということに僕はしておきます。

でもですね、この楽曲「花咲く君の滑走路」は他の楽曲と違って決意みたいなものが埋め込まれているように思いました。だから、最期の位置に来ているし、ALのタイトルにもなっているのかなあとぼんやり思います。

The final song is “Hanasaku Kimi no Runo”, which is also the name of the album.I like fast songs, so I really like this song.I listened to it while looking at the lyrics, but this is that.Some of the songs from this album were included, and it felt like they were linked. A little research

“Marriage” : ?

“Eighth Angel Communication Base Station”: The city is dark, the sixth sense, your wave, pain, angel

“Hymn of Shadows”: Airplanes, mirrors, shadows, your scent

“Snorkel”: pain, sea

“Air Blast”: Dreams, letters, wads of money, station platforms, pain

It wasn’t. . . However, songs with few linked words are expressed in MVs. I will leave it to the fact that it may be linked there.

But, unlike the other songs, I felt that this song, “Hanasaku Kimi no Ransouiro”, had a kind of determination embedded in it. That’s why I’m in the final position, and I vaguely think that it’s also the title of AL.

さいごに last

はい、長々と浅い文章を書いてみました。楽曲を聴いて、MVを観て、そこから解釈をしてというのはなかなかしないので、時間がかかりました。まとめることができてないような気もしますが、とりあえずオッケーです。

おまけについては、続きのページか記事を別にして書いてみようと思います。いつもの妄想解釈ですので、お時間のある方はお付き合いくださいませ。

それでは。

どどり

※誤字などはたくさん直しました。

Yes, I tried to write a long and shallow sentence. It took me a while to listen to the song, watch the MV, and interpret it from there. I feel like I haven’t been able to put it together, but it’s okay for now.I will try to write about the bonus in a separate page or article. It’s the usual delusional interpretation, so if you have time, please come along.

Well then.

Dodoly

*Fixed many typos.

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ヨルシカ:「月光再演」補足レビュー : “Moonlight Revival” Supplementary Reviewhttps://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%a8%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%82%ab%ef%bc%9a%e3%80%8c%e6%9c%88%e5%85%89%e5%86%8d%e6%bc%94%e3%80%8d%e8%a3%9c%e8%b6%b3%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/Wed, 13 Jul 2022 13:50:55 +0000https://ddlygss.com/?p=7957

ヨルシカのライブ「月光再演」の初回限定版に付属する「青年の足跡を辿る地図」を考察。エルマとエイミーの物語を通して、計画と旅の記録が交差する深層を探ります。]]>

gekkousaien
https://yorushika.com/feature/livetour_gekkosaien

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

ウーバーイーツでカレーライスを食べました。

お腹いっぱいです。

それでは、食後の眠い状態ですが、頑張って月光再演の補足レビューを書いていきます。

↓このレビューの続きです

gekkousaienn ヨルシカ:「月光再演」レビュー “Moonlight Revival” Live Review

内容について

はい、今回の補足レビューでは、特に「月光再演」の初回限定版を購入した際についてくる、青年の足跡を辿る地図について思ったことを書いていこうと思います。

↓ファンの子が、上手に隠しているの、凄い!!

というのも、この地図というのは、AL「だから僕は音楽を辞めた」とAL「エルマ」の楽曲で、どういう風にそれぞれがストーリーにしたがって旅をし、どこで曲を作ったかを示す資料であるんですけど、それ以外でも、ちょっとした仕組みがしてある気がするんですね。

だから、ただ書いてあるわけではなく、こういう理由があって、こういう風な仕様にしているということ。そこを僕が気づける範囲で書いていこうかなというレビューです。

地図の筆跡について

ということでまず最初です。地図の筆跡についてです。これもTwitterとかで見たところ、なぜかっていうのが明確に出てなかったような気がします。

それは、AL「エルマ」の初回限定版についているエルマの日記を読んでいないリスナーがかなりいるからかな。

今、AL「エルマ」の初回限定版はかなり高い値段で取引されているから購入するのは厳しいから仕方ないかなあと思います。それで、筆跡ですが、エルマの日記ではその筆跡が大部分を「エイミーの筆跡を真似したエルマの字」で構成されてます。エルマはエイミーを崇拝するあまり、エイミーから届いた木箱(「だから僕は音楽を辞めた」の楽曲の歌詞、手紙がはいったもの)の中身を大切に、その筆跡を真似して日記を書いているんです。

このエルマのスウェーデンの旅というのは、崇拝していたエイミーの足跡を自分も辿るというものです。聖地巡礼というよりも、尊敬している人と同じ道を辿るということ。その一環として、日記を書く際、そこまでもエイミーの真似をしていたんですね。しかし、スウェーデンの旅の結果、自分がどうやって生きていくか、どうしていくかという目的に辿りつき、エイミーの真似を辞めました。

AL「エルマ」では、「エイミー」という楽曲が書かれている日記部分での歌詞の筆跡が顕著です。その歌詞では、エルマ本来の字で書かれてます。もともとのエルマの筆跡でです。そして今回の地図なんですけど、この地図のほとんどは「エルマ本来の筆跡」で書かれてます。あと、ここからがポイントなんですけど、この地図というのは、旅に出ると、旅から帰って来てから(または途中)で書かれてます。

次のパートで書きましょう。

地図の「黒字」と「赤字」について

この地図は、

  • スウェーデンの旅に行く前の計画時点のもの → 黒字で記入 。
  • スウェーデンの旅の途中または旅から帰った後 → 赤字で記入 。

という風になっているように思います。

つまり黒字で書いている部分というのは、旅行の前に、エルマがエイミーからもらった手紙を読みながら、彼がいつどこでどんなことをしていたかを地図に書きこんでいるんです。

ただスウェーデンに行くのではなく、的確に、エイミーが見た・写真に撮った風景を巡るため、抜けが無いように書き込みをしているんです。だから、黒字部分というのは、エルマちゃんの旅行のしおりメモづくりだと思ったらいいと思います。

一方、赤字部分というのは、実際にスウェーデンに行ってからの実際のエルマの活動記録になります。特に赤い日付というのは、エルマが何月何日にこの場所に到着したとか、いつからいつまでその街に滞在したかの記録です。その日付と「エルマの日記」の日付が一致するということですね。また、地図にはマスキングテープで写真が貼ってありますが、そのマスキングテープの文字も赤字になってますので、エルマが旅をして写真を撮ったものということになります(エイミーが撮ったものも混ざっているかもしれないかどうかはわかりません。)。

そういえば、僕が書いた「エルマ レビュー」の記事でも、google mapを使って地図を作ってました。

少し違うところがあるかもしれませんが、概ね、移動の道とかは合ってましたので、満足です。実際、この地図というかgoogle mapで一個一個の街を辿っていくのもかなり楽しかったですよ。外国の地がこんな建物で出来ているとか、その街でのお祭りとかなにかを見れますからねネットで。

曲の下の青線について

特典の地図の話に戻ります。

エルマの字で行く場所と、エイミーが何月何日で曲を作ったのかを書いていってますが、曲名の下に青線が引かれてます。楽曲もゴットランド島でのものが多いですね。

ところで、「踊ろうぜ」は6/15の海の上に書かれているので、ストックホルムからゴットランド島に船で移動しているときに書いたものなのかな。

ノーチラスという楽曲の異質さ

さて、もう一度地図の部分の話になります。地図の左下には、

「だから僕は音楽を辞めた」の順番に沿って書かれたノートの切れ端

「エルマ」の順番に沿って書かれた茶色の髪の切れ端

がマスキングテープで貼ってあります。

GS

「だから~」の方は特にそのままのものが書かれてますが、「エルマ」の方は、楽曲は黒字で、日付は赤字となってます。楽曲は旅をしているときに書いたものなので、必然的に赤になりそうですが、黒字表記にして、日付だけは何月何日という実際に旅をした結果で書いたものであると表現がしたかったのかな。

そして、気づかれましたか?

この二つともの切れ端に、「ノーチラス」という楽曲が無いんです。その代わりに、切れ端の横のスペースに例の桟橋の写真が貼ってあり、そこに「9/8ノーチラス」と書かれたマスキングテープが張ってあります。

GS4IMG 1323

楽曲「だから僕は音楽を辞めた」は一個の楽曲というよりも、楽曲の集まりを総括した存在のように書かれてます。(エイミーが残したのは、詩だけなのか、曲もあったのかはとりあえず置いておきます。「作品」=「楽曲」と大雑把にしておきます。)

ノーチラスのこの部分についての解釈としては、エイミーはAL「だから僕は音楽を辞めた」という、自分の人生を表現した作品の中にはこの「ノーチラス」を入れないことにした、というよりも物理的に入れることが出来なかったということ。おそらく「だから僕は音楽を辞めた」という作品が完成し、木箱に入れて作品自体を変更できないようにしたから。最後に死ぬ間際にそれでもエルマに宛てた楽曲を書こうとして、渡すすべがなく、やむなくギターケースに入れて残された楽曲。それが、「ノーチラス」になります。「ノーチラス」もエルマに宛てたものだと思いますが、エルマに宛てた楽曲としては、アルバムの中では楽曲「エルマ」があります。これは重複のはずです。

そして、一方、エルマはAL「エルマ」の楽曲の構成として、AL「だから~」と対になるアルバムを作成しようとして作っているため、曲の内容もアンサーソングという意味合いを持たせてます。今まで楽曲「だから~」のアンサーソングが「ノーチラス」と思っていましたが、この切れ端をみると、楽曲「だから~」のアンサーソングというのは無いという結論になります。存在しません。AL「エルマ」ではすべてアンサーをしているわけではないということ。ただし、AL「だから~」以外の楽曲13曲と、AL「エルマ」のノーチラス以外の楽曲13曲は綺麗に並びうるようになっている。

では、これは何を意味するのか???

ここからはどどり仮説です。

ポイントはエイミーです。エイミーは、AL「だから~」を作成し、エルマにそれを送って、いわば自分と同じように辿って欲しかったと考えていたのではないか。考えすぎかもしれませんが、実は意識をしてなくても、自分の後を追って、作品を作って、死んでほしかったのではないか、と不意に思いました。(エルマの日記では、エルマが大きくなるのを期待しているエイミーの言葉はありましたが。)

それが、エルマにも、「人生の価値は終わり方~」を体現してほしいということにつながります。そしてエイミーからの作品を受け取り、想定したようにエルマもスウェーデンで旅を始め、エイミーを模倣し、エイミーの跡を辿っていった。と、考えると、エルマはやはりエイミーの最期に辿りつくことができたら、同じように模倣をすることで「死」という人生の終わり方を選んでいたのではないでしょうか。

だから、このAL「エルマ」に楽曲「だから~」に対してのアンサーソングがないのは、AL「エルマ」は完成してないからである。AL「エルマ」の完成が意味するものはエルマの人生の終わり、つまり「死」へとつながってしまうとなってしまうのです。

では、なぜ、エルマは死んでないし、AL「エルマ」も未完成となっているのか???

         Then why is Elma not dead and why is AL “Elma” unfinished? ? ?

おわかりでしょうか、「ノーチラス」という楽曲があったからです。

「ノーチラス」という楽曲は、エイミーがAL「だから~」を完成させたあと、エイミー自身が、エルマまで自分と同じ道(作品を完成させて死を選ぶこと)を最後まで行かせてはいけないと思って書いたもの、かもしれないです。その結果、エルマは同じ道は辿らなくなりました。エルマの日記では、どうしたらいいか分からない状態であったエルマは同じ最期を迎える発想は最初からなかったかもしれませんが、どうあれこの「ノーチラス」という楽曲でエルマの考え方が変わったのは確かです。

そういったことを考えていると、「ノーチラス」というのは、二つのALに入らない、別の次元の楽曲となるんです。それはお互いの人生を表現した作品ではなく、お互いの関係を表現した作品であるという位置づけがしっくりくるかもしれませんね。そういう意味で、始まりの曲であり、目覚めの曲なのかもしれませんね。

あとこれは、2025年になって気づいた、当時の補足の記事です。

https://news.livedoor.com/article/detail/16994181

読んでませんでしたね。まあいいや。

二本の赤線について

やたら考察部分が長くなってしまってすみません。あと一つ書いて終わりにします。この点について、ツイートをしてます。

正直、このツイートだけ見ても何をいっているのか分からないと思います。はい、絶対分からないと思いました。これについての解説です。画像アップします。

eruma map

この赤線二本のことです。

上の部分でも書きましたが、黒字で書いているところは、スウェーデンを旅する前に、事前準備としてエルマが書き込みをしていたところと言いましたね。だから、エイミーからの手紙、詩を読んでも、手紙を書き終えたのがいったいどの場所か分からなかったんです。エルマの予想では、8/31という同日付にてストックホルムに船に乗って戻り、そこで手紙を書き終えたのではないかと推測をしてました。だから、ゴットランド島をエイミーが後にしたと思っていたんです。しかし、実際には桟橋でギターケースとその中にあった「ノーチラス」という楽曲を見つけ、この桟橋がエイミーの最期の場所と確信した、ということです。

MVで情報補完ですね。

前編のレビューではこの動画での「朝焼け」にエイミーが生まれ変わったとも書いているんですが、憶測ですが、エルマはギターケース、「ノーチラス」という楽曲、朝焼けの三つをみて、ここが最期として判断したのではないでしょうかね。そして、最期の場所は「ゴットランド島」であると確定したので、エルマは、鍵括弧のような2本の「赤線」で引き、「これで終わり」という表示をした、ということと解釈します。

ああー、やっと書けた。長かった。この部分は、月光再演ライブの内容、特典地図の内容をすべて書ききった後でないといけないような気がしてましたので大変長い道のりでした。

最後に

なんとか書き終わりました。

ここまで読まれる方は、がっつりコアファンの人だと思います。ありがとうございました。次は新しいアルバムか、ライブ盗作の再演とかを期待してまったり過ごしておきますね。

そんでは。

どどり

top ヨルシカ 「エルマ」 レビュー  Yorushika “Elma” Review  cropped DSC 0577 ヨルシカ「エルマ」 補足レビュー  Yorushika “Elma” Supplementary Review gekkousaienn ヨルシカ:「月光再演」レビュー “Moonlight Revival” Live Review ]]>
ヨルシカ:「月光再演」レビュー “Moonlight Revival” Live Reviewhttps://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%a8%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%82%ab%ef%bc%9a%e3%80%8c%e6%9c%88%e5%85%89%e5%86%8d%e6%bc%94%e3%80%8d%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/Wed, 13 Jul 2022 09:23:13 +0000https://ddlygss.com/?p=7870

こんにちは、こんばんは。どどりです。今回は久しぶりのヨルシカさんの記事になります。がんばります!ちゃんとネタバレを含んでいると思いますので、ご注意ください。 こちらです。少し前に発売されましたライブDVD「月光」で、20 ... ]]>

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https://twitter.com/nbuna_staff/status/1482914279166672898

こんにちは、こんばんは。どどりです。今回は久しぶりのヨルシカさんの記事になります。がんばります!ちゃんとネタバレを含んでいると思いますので、ご注意ください。

ヨルシカ LIVE「月光再演」Yorushika LIVE “Moonlight Revival”

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こちらです。少し前に発売されましたライブDVD「月光」で、2019年にあったライブを再度2022年開催したものを映像にしたものです。

今回のレビューについて About this review

今回のものは新しい楽曲ではなく、AL「だから僕は音楽を辞めた」とAL「エルマ」の中にある楽曲をこのライブのために組み合わせて物語の一部を表現したものなんですが、その折々にて、ポエトリーがあったり、DVD特典として地図がついていたりなど、ちょっとブログに書けることがあると思ったので、今回記事にしようと思いました。演奏のテクニカルさについては適当に書いていきます。なのでそこのところは勘弁してください。あと、実際に「月光」のライブのリアル感などは他の方のブログ、noteが面白いので、ちょこっと貼らせておきますね。参考になるブログは貼らないとね。

さて、こういった事前情報を前提に僕のレビューに入っていきましょう。

月光再演レビュー (一個一個、映像を観ながら書きます。)

1)海底にて At the bottom of the sea

ちょっと文字で図式を。

【大枠:想像力という海】

<遥か上>表現の波

<今いる場所>深い海の底

<真下>言葉の砂漠

という風になってます。

ここでのニュアンスとしては、言葉がたくさんあっても「僕ら」は表現が出来ているとは言い難い状態なのだと。

そして、今いる場所から見える月明かり、つまり『月光』は表現の波よりももっともっと遠くから届いているものである、という感じでしょうか。また、「僕ら」をくじらに表現していますが、くじらって、人間に近い知性を持っているらしいです。

クジラの知能

歌も歌うらしいです。

この動画はくじらの声らしいですが。

どうでしょうか。

また、ライブの内容とは関係ありませんが、ちょっとだけ。

くじらの中には52Hzの声を出す個体がいるらしく、かなり珍しいため、海外で映画が作られていたりしてます。

52Hzでは他のくじらと意思疎通ができないため、「世界でもっとも孤独な鯨」とも呼ばれているみたいです。

初耳でした。

そして、ライブのポエトリー分に戻りますと、くじらに当てはめてか分かりませんが、エイミー曰く、欠けてしまった何かを探し求めているとのこと。ここで気になったのが、「僕ら」っていうのが、エイミーとエルマだけなのか、それとも人間一般を示すのかが分からなかったですね。

どうなんでしょうかね。

2)夕凪、某、花惑い Yuunagi, certain, flower madness

まず最初の楽曲です。

曲の出だしからかっこいいなあという印象です。

暗いステージからライトなどを上手く照らしていました。

演出がすごいなあと思いました。

あと、思ったのは、

今回、形式としてはライブDVDであるんですけど、ブックレットが付いていて、かつ一個一個の楽曲の歌詞を載せていました。

そんなこと、普通ないので、僕は不思議に思いました。

ポエトリーがあるからそういう仕様にしているのだといえばそうなんですけど、これは、ナブナさんが個人で製作していた「月を歩いている」みたいな魅せ方に近いのかなとか勝手に思いました。

月をあるいている 月を歩いている (本番はnoteで!)

3)八月、某、月明かり August, certain moonlight

次は、「八月~」です。

この楽曲の時の、背景で写っているMV映像が個人的には大好きでした。一番好きです、この魅せ方。

「八月~」の映像は、エイミーが夜に東京の街を逃げながら走っているような映像となってました。

これは、「八月~」の楽曲の歌詞にもあるように、バイトを逃げ出している状況(実体験みたいですけど)で、しかし自分の足で走っているのではなく、自転車を漕いで逃げだしている。

実際に何も追いかけてきてはいませんが、そういう「逃げている」という心情を再現しているのでしょう。

この映像で特に光るのを感じたのは、文字のカッコよさです。

背景映像自体は暗い夜に設定し、表示される歌詞を白い字体で表現しています。

分かりやすくするとあれですね。

夜に懐中電灯を急ぎで降った時に、光の残像が残るようなのを分かりますか。

今、思い出したのは、バンプオブチキンの「メーデー」というシングル曲のジャケットですね。

q? encoding=UTF8&ASIN=B000VTHZKI&Format= SL250 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li3&o=9&a=B000VTHZKI

こんなのです。

これをもっと細く、白くしたような感じですね。お洒落ですね。

また、少し細かいですが映像のところでポイントがありました。

背景、つまりほとんどのもの輪郭が白い線でなぞっている表現がしてありました。

わかりますでしょうか。

これはあれですね。バンアパのが分かりやすいかもですね。

hqdefault
https://www.youtube.com/watch?v=4qSo9-HlsWk

こんなのです。バンアパ、お洒落で好きです。

戻ります。

あと、この映像ではエイミーがただ逃げているわけでなく、ちょくちょく後方を振りかえって確認してます。わかりますか。

追手があるわけでもないのですがなにかが追いかけてきていると「錯覚」して、何度も何度も振りかえってます。それが映像として、振り返るように画面を振っています。こだわってますね。

そういえば、この「月光再演」DVDの全体で、映像においてエイミーの筆跡をもって曲の歌詞が表示されてます。

基本的はエイミーの筆跡がほぼ全て、特典の地図ではエルマが書いたような筆跡が出てきてます。

この筆跡もポイントでしたね。

エイミーの筆跡は以前に書きましたので、今回は省略です。

cropped DSC 0577 ヨルシカ「エルマ」 補足レビュー  Yorushika “Elma” Supplementary Review

4)関町にて At Sekimachi

ナブナさんの語りパートになります。

関町は東京のようです。

ここではなんといいますか、海の底に潜っている状態で聴いているような音粒に思えました。

エイミーが「だから僕は音楽を辞めた」という作品を作るのは、いわば自分の人生をかけた作品として残すこと、それをエルマに残すこと。それを決心してます。

あと、「君の弾くピアノが鳴った」とあるんですけど、別のアルバム「盗作」の物語の兼ね合いもあるから「月光」ピアノなのでしょうか。「月光」ピアノっていうと、ヨルシカの場合は「伝承」の色がある気がするんですよねえ。

DSC 0193 ヨルシカ 「盗作」補足レビュー Yorushika “Plagiarism” Supplementary Review

命が無くなる前に、引き継ぐっていう感じですかね。

5)藍二乗  Indigo Square

次は藍二乗です。

藍二乗では、映写機で回していると思わされるように「フィルムで映されているような映像」となってました。

ちょっと古く、過去を感じるような魅せ方ですね。お洒落ですね。

そこで気になったことがあります。

映像の左右の側にある数字がなんどもなんども写されてました。

ちょっとメモしました。

横のFILMの数字について

左側

4500K (色温度で、4500ケルビン。)

069

148

247

右側

069→03A

017→03A

4,500K→05C

054

09A

ネットを使っていろいろ調べてみましたが、この数字が一体何を表すものか、まったく分かりませんでした。

とりあえず次の曲に行きましょう。

6)神様のダンス God’s dance

次は「神様のダンス」です。これはエルマ詩の曲です。

神様のダンスでは、左から右へ電車が走っている映像ですね。

僕が書いたAL「エルマ」のレビューを確認したところ、

top ヨルシカ 「エルマ」 レビュー  Yorushika “Elma” Review 

この「神様のダンス」はスゥェーデンのストックホルムでエルマが書いたものなんですけど、どうも「エイミーの面影を追っている途中で、自暴自棄になりそうな心情を歌っているように」という楽曲であると、数年前にレビュー記事を書いた僕は解釈していたらしいです。

書きあげたのはストックホルムだけど、日本から来て、コペンハーゲンからストックホルムまでの間を移動する電車(日本の電車だけど)を表現したのかなと思います。

7)夜紛い at night

次は「夜紛い(よまがい)」です。これは最初から日本の映像なんです。

「八月~」と同じ雰囲気・ニュアンスに思えるんですけど、あくまでこのライブではエイミーの走馬灯を表現しているという建付けであるので、別人であるエルマの楽曲の映像は割と抽象的である一方、エイミーの楽曲になるとエイミーが実際に知覚したであろうという風景をおとし込み、綺麗な映像で表現しているんだろうなあと思いました。それに力を入れることが本質なんでしょうね。

(「八月~」、「藍二乗」、「夜紛い」はエイミー楽曲。)

と、考えると楽曲「エイミー」が入ってくるはずないか、と納得しました。

また、映像を見ていると思ったのが、エイミーは「だから僕は音楽を辞めた」という作品を作るために意思をもってスゥエーデンを訪れ、いろいろと巡っていたと表現できるのですが、エイミーが日本にいた時というのはまさに彷徨っているという状態だったということが映像から受け取れます。

8)雨の街について About Ame no Machi

これは語りパートです。エイミーが日本にいたとき、エルマと会っていたときのこと。

それで、個人的にはこの部分ってかなり重要なんじゃないかなと思ってます。

というのも、他の作品につながるワードがここで出てきてるんですよね。

エイミーがなりたいものがいろいろ列挙されてます。

  1. 美術館の見知らぬ絵画
  2. ピアノの音色
  3. 路傍の花
  4. 夕暮れ
  5. 潮風と月明かり
  6. 真夏の雲
  7. 朝焼け
  8. 言葉

がっつり1個1個は調べませんが、僕はこのうち、

「朝焼け」ってのが気になっていて、ツイートもしました。

勝手に思っているのを「説」としてますが、ノーチラスの最後の方で泣いているエルマに対し、朝焼けの光が顔にすっと差します。それに気づいて顔を上げたエルマが泣き顔で朝焼けの方を驚いたように見ます。そのあと、朝焼けに向かって歌を歌っているようなMVです。

ここで僕が思ったのが、もしエイミーに向かって歌うのでしたら普通に考えると「海の底」に向かってのはずなんですね。でもそっちは目もくれず、ギターを抱きしめながら朝焼けに向かって歌う。これは解釈として、エイミーの亡骸(海の底に沈んだエイミー、形見のギターケース)ではなく、朝焼けのエイミーを感じたのではないでしょうかね。

となると、ここでエイミーがなりたいものに「朝焼け」があったので、エイミーが朝焼けに生まれ変わり、エルマに、

「もう目を覚まして。見て。」

ヨルシカ 「ノーチラス」 歌詞から引用

と言っているということになるんじゃないでしょうか。

(しかし、これをいろんなところで言っているんだけれど、一向に良い反応されないんですよね。なぜだろう。)

9)雨とカプチーノ rain and cappuccino

次は「雨とカプチーノ」です。

この楽曲が流れていた時に気づいたのが、映像に特にエフェクトがかかっていたことです。

これはなんというかですね、深海に潜っているときに、フワフワした白いものがふわふわ舞っているというイメージか、窓ガラスに雨の水滴がつき、ゆっくりと下に流れ落ちていくようなイメージでしょうかね。

終始、そういったエフェクトがかかっていて、数回見たときには普通に思えていたものが、「あれ、これはふつうじゃない」と気づいたんですね。

このエフェクトなんですけど、今日が7/8で、昨日までは雨の街の記事を書き、今日はこの雨とカプチーノからやっていこうとしてました。それで、チャプターからこの雨とカプチーノを選ぼうとしたんですね。でも、そのチャプタのーの画面ていうのが3つあるんですけど、3つとも違っていたんですよ。

【01チャプター ~ 08チャプター】までの画面

暗い海の水面上が揺れるような映像。

【09チャプター ~ 16チャプター】 までの画面

上から下へ、雪が舞っているような、窓ガラスを水滴が滴っているような映像

【17チャプター ~ 24チャプター】 までの画面

下から上へ、クラナドの最終回に出てくるような、

みたいに白くてふわふわしたものが上がっていき、たまに流れ星が移る映像

という感じです。

だからチャプターを開いて、ちょっとだけぼんやり見るようにしましょう。

お目当ての楽曲をすぐにポチっとしてはだめです。

あと、クラナドの何を言っているかというと、ちょっと映像とか画像は出しづらいのですが、とりあえず、クラナドアフターストーリーの最終回まで見ていただいたら分かります。

TBSアニメーション 「CLANNAD AFTER STORY」公式ホームページ

10)六月は雨上がりの街を書く In June, write the city after the rain

はい、次です。「六月は雨上がりの街を書く」です。

「六月は~」についてですが、これは「だから僕は音楽を辞めた」の楽曲なのでエイミーの記憶として考えるため、再び映写機を使って流れているような映像でした。

しかし、この楽曲で顕著に感じたのは、演出というよりも、カメラアングルを含めた、魅せ方が凄く考えられているということですね。というのも、

・街灯とsuisさんが移っている状況 → 上からスポットライトを当てている状況だけ移すのではなく、手前側に街灯を置くことで奥行き(同じ映すとしても、奥側にあるとして、映像とsuisさんとの間に距離がよりあると印象付けられる)を感じさせていました。

・ナブナさんがギターを弾いているときに、ライトの光の具合により、光の輪ができるようにしてました。ただ、暗いシルエットのギタリストを移すのではなく、「光」を調整することによって、鮮明に見えない良さというものを映えさせている。

ということでしょうか。

これだけか分かりませんが、たったこれだけでも、DVDという映像にする際に、どんな風に魅せたいかっていうものを考えつくされている、そんな気がしました。ふえー。

あと、この楽曲のとき、歌詞の文字の字体(筆跡?)がやや違っていた気がしましたかな。

11)雨晴るる clear rain

次は「雨晴るる」です。

雨晴るるでは、楽曲が始まる前の入り部分がちょっときになりました。雨と、雨水がしたたる乾いた音、人の話し声といったSEが流れてました。4つ続けて、雨にかかわる楽曲とポエトリーでしたから、これが雨の街を表現していると推測ができますね。

また、ところどころsuisさんにライトが当たった時に綺麗に光輪っぽいものができてましたね。そして、これ以降からゴットランド島のヴィスビーに場所が変わります。

12)ヴィスビーにて at Visby

このポエトリーは、

「天国に一番近い場所を探していた。」で始まり、「天国に一番近い場所を探している。」で終わっている。

結論から言うと、エイミーが最期の場所に選んだのがこのゴットランド島です。

なので、ゴットランド島という場所を見つけることができたということで、「探していた」なのかなあと。

それでも、ゴットランド島の中で、かつより一層、一番近い場所を探してエイミーが彷徨っていたということかな。

あと、やっぱりこういうHPもみときましょう。

いいですねえ。

でも、このポエトリーがあることで、ゴットランド島のどこかの桟橋というのが、エイミーが選んだ「天国に一番近い場所」であるといえます。おそらく、ヴィスビーを出て、北北東に向かって海岸線のところで桟橋が3か所ぐらいグーグルアースで見かけました。(写真もライブの特典で付いてたみたいですね)

13)踊ろうぜ ~ 歩く Let’s dance ~ walk

次は、二つの楽曲を一つにまとめて書いてみます。

「踊ろうぜ」はエイミー曲ですから、どうなるかなと思ってましたが、やはり表現の仕方がややいい意味で切迫している感、焦燥感みたいなものがある映像になってるように思いました。字体の表現しかり、光の演出しかり、CD音源とは違うように感じた。エルマ楽曲以上にですね。

あと、ヨルシカの楽曲、そうか、ワウペダルを使っている楽曲があったんだなあと今更思いました。

そして、間髪入れずに「歩く」。「歩く」もかなりアッパーなソングなので、盛り上がりますね。それで映像、これはありますね。

この楽曲自体はエルマ曲ですので、映像自体の切迫感はありませんが、男性が歩く映像がずっと流れてます。

男性はおそらくエイミーを表現していると思いますが、直近のMVをここで引っ張ってきます。

このMVを受けて、

このツイートが鋭いですね。確かに、って思いました。

これも確実かどうかは分かりませんが、そういう風に解釈するとただ歩いているだけではなく、それはどういう方向にエイミーが進んでいっているのか、それが何を表しているのか、ということを言葉で表現せずに映像にメッセージを入れている。ジブリ映画でもですが、そういうのはよくあるのでヨルシカもそういう風な魅せ方をすることを知っておきましょう。

14)心に穴が空いた  there’s a hole in my heart

はい、次。「心に穴が空いた」。

映像では、終始一貫して、写真を撮っているところ、細かくいうと、焦点を合わして写真を撮り、その一枚一枚が机の上にハラリと落ちていくところです。

この映像の解釈としたら、エルマが旅をした痕跡が「写真」であるので、それが何個も積もり積もっていく様を表現したものです。あと、机のうえに、「月夜」のインクが置いてありますね。

q? encoding=UTF8&ASIN=B0019XWYC4&Format= SL250 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li3&o=9&a=B0019XWYC4

ヨルシカの「エルマ レビューi」でも書きましたが、AL「エルマ」はやはりこの楽曲が一番表現しているので、YOUTUBEでライブ映像を持ってこられたので、

「よかったー」

という感想です。

そして、個人的なポイントは、最後のサビのところで、suisさんが音を伸ばす時に上を向かれて、『穴の開いた僕だけ』と歌い切った後にうつむいておられます。

ああ、ここまで表現しているんだなあと。AL「エルマ」っていうのは何回も書きますけど、ルンルンで旅していたわけではなく、心に穴が空いた状態のエルマが、うつむいて、彷徨っている旅なので、こういう表現をライブでもするとかすげえなあと思いますよ、僕は。

15)フラッシュバック Flashback

フラッシュバックについては、

既存のインスト曲をアレンジしてると僕は思ってます。

出だしのところはこれかなあと。

そのあと、

これかな。

なんといいますか、神々しいですね。

16)パレード parade

次は、「パレード」。

パレードの楽曲、かなりいいですね。

それにあわせて、びっくりしたのは映像と演出です。下から、小さな光の玉が無数に上がっていく映像、そして、背景には、壊れた部屋と、外には星空と輝く月があるというものでした。部屋というと、藍二乗の部屋っぽいなあと思いました。パレードのMVでは和室っぽい感じがしましたが、MVもライブの映像でもあっちの世界という雰囲気に感じました。エイミーがいったあとの死後の世界みたいな。

あと、部屋が壊れて、雑草が生えている映像がバックでながれているんですけど、なんだか左上の方が星空が見えるようにか、壊れていて、屋根とかがなくなってます。でも、この部分って、なんだか桜が表現されているような濃淡なんですよね。それで思い出すのが、「春泥棒」。

この不思議な桜のようなものが、背景の映像にあるような気がします。気がするだけです。そして、最後のところで、終わりのピアノの音、CD音源と違って、上がっているのかな。終わり方がちがいましたね。

17)海底、月明かり seabed, moonlight

これはインスト曲でしたので、ちょっと休み時間になったのでしょうかね。

海の底から上を見上げて月明かりがみえるという状況です。

ここでポエトリーがないのは、この楽曲はAL「エルマ」の楽曲でエルマ曲なので、純粋にはエイミーがみた月明かりではないから、かな。

18)憂一条 sorrow

次は、「憂一条」。

聴いていて思いましたが、この「憂一条」が「海底、月明かり」につながります。というのも、「憂一条」がエルマの心情を表現したエルマ曲で、湖の底にいるような感じを歌詞にしているんですけど、この楽曲の作成タイミングが

ヨルシカ 「エルマ」 レビュー ⅰ

やはり、「海底、月明かり」よりも後になります。思い出しました。なので、エルマは、例の桟橋ではないけれど、割と近くの海の中に潜ったときに「海底、月明かり」のイメージができ、そのイメージを持って「憂一条」を作成した、という流れなのかなあと。

さて、ライブ映像ですが、suisさんが階段に座りながら歌ってます。

曲の雰囲気からして、かなりこの座ってというのが合いますね。ただ、これも演出で、映像ではわかりづらいと思いますが、階段って中心からしたら右後ろにあるんですね。そして、バックの映像として、

月齢と月の名前一覧表。満ち欠けで変わる呼び名とは – 気になる話題・おすすめ情報館 (netwadai.com)

新月から繊月、そして三日月に変化していってますが、suisさんとちょうど反対方向に月の白い部分があり、その部分が大きくなっていってますね。

ここでは、ちょうど反対にあることで、月を見上げているという綺麗な構図になっているんじゃないかなと思います。それが、「海底、月明かり」と、「憂一条」のイメージにあった演出だとね。

19)ノーチラス Nautilus

次は、「ノーチラス」です。

ノーチラスは本当にいいですね。

ノーチラスにおいての「朝焼け」について、ちょっと上の方で書きましたのでここでは詳しく書かなくて大丈夫かなと思います。あと、YOUTUBEにこんなコメントを書いておきました。

どどり
どどり

1:40ぐらいではっきり分かるのは、白いスモークを邪魔にならないくらい焚いてます。

しかも、それが上の方に行きすぎないように、でも上にはあるようにスモークが。

ということは、はっきりさせすぎないように、そのスモークにライトを当てて、朝焼けの雲を ライブで表現してるんじゃないかなあ。

凝ってるなあ。

パッと映像だけで終わらせるなら、わざわざスモーク焚く手間なんてとらないし。

ここまで書いてみて、なんだか、演出からしても、「朝焼けをどう魅せるか」について、並々ならぬ執念みたいなものがあるように僕は思うんですよね。気のせいかな。

20)走馬灯  Flashback

このポエトリー部分は海の底に沈みながらエイミーが頭に浮かんだもの、走馬灯についての言葉を連ねている。

21)だから僕は音楽を辞めた so i quit music

最後の楽曲ですね。「だから僕は音楽を辞めた」。

映像自体は、まとめみたいになってますが、エイミー曲なので、藍二乗の映像とか、ライブで流してきた映像を入れ込んだまさに「走馬灯」を含めた映像になってます。

これは映像というよりも、演奏に対しての思いですね。力強い声だったり、演奏している姿の荒々しさだったり、気持ちが入っているところをみないといけないなあと思います。よかったです。

22)生まれ変わり ~ エピローグ  Reincarnation ~ Epilogue

はい、これが最後の部分ですね。

ここのところについて、ツイートしました。

この部分にツイートについての解説です。

たしかに、僕もAL「だから僕は音楽を辞めた」、AL「エルマ」の初回限定版のストーリーなどを踏まえて、二人の間には、恋愛感情ではなく、尊敬の念、エルマがエイミーを「崇拝」に近い思いを持っているのではないかと持ってきてました。

しかし、今回のライブ月光再演のまさにこの「生まれ変わり」のポエトリー部分ですね。ここには、純粋に、音楽を愛し、お互いの音楽の才能を愛しているだけでは説明がつかないようなものがあったなあと僕個人は思います。

というのも、死ぬことを覚悟して海に飛び込み、エルマに宛てた「木箱に入った歌詞、手紙」といった自分の人生を表した作品を残したことで、もう思い残すことがなく、満足してしにゆくところだったんですね。でも、ここでエイミーがもう一度エルマに会いたいという風に思ったのは、エルマの音楽に対してのものというよりもエルマという人間自体に向けられたものに捉えることができます。

しかし、それはもう遅すぎる状態で、もう人生を終わらせるボタンみたいなものを押した後ですので、戻りはしないんですけど、それでも会うために「生まれ変わり」をすることになった。つまり、「生まれ変わり」っていうのは、自然になったのではなく、エイミーの怨念に近いぐらい強い愛というか想いに突き動かされた結果の、ある意味不思議な手段であるということかなあと。

それで、エイミーがいろんなものに生まれ変わっていくということになる。エルマが同じようなのかは分からないけれど、もしかしたら、この物語、というかヨルシカっていうと、エイミーに当たる人物が、何度も何度もエルマに当たる人物を見つけだすというループを永遠にしているかもしれませんね。

エピローグでは、ちゃんと木箱をエルマが受け取る映像になってます。それにしても、suisさんがエルマを完コピしようとしてますね。すごいです。

最後に at the end

長々長々と記事を書かせていただきました。これで一般向けの記事は終わりかなと思います。続きとして、いつもの「補足レビュー」も書いていきますが、とりあえず完成ということでお願いします。補足レビューでは、特典の地図についてあれこれ書いていきます。じつはこっちの方が、語りたいことが多いかもしれません。そんでは。

どどり

I wrote an article for a long time. I think this is the end of the article for the general public. As a continuation, I will write the usual “supplementary review”, but for the time being, please complete it. In the supplementary review, I will write about the map of benefits. Actually, this one might have more to say. Then.

dodoly

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ネクストブレイクアーティスト:tiny yawnhttps://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%88%ef%bc%9atiny-yawn/Wed, 01 Jun 2022 12:06:09 +0000https://ddlygss.com/?p=7836

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 最近は、主食がごはんからおそばに変わってゆきつつあります。 ごはんだと食後に体がだるくなりがちですが、一方おそばはやや軽めであるからでしょうか、意外といいんですよ。 だからお昼ご飯 ... ]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

最近は、主食がごはんからおそばに変わってゆきつつあります。

ごはんだと食後に体がだるくなりがちですが、一方おそばはやや軽めであるからでしょうか、意外といいんですよ。

だからお昼ご飯にコンビニおそばっていうのが、最近の習慣の変化でしょうか。

ああ、もう6月になりましたね。

ぼちぼちやっていきましょう。

ネクストブレイクアーティスト:tiny yawn

はい、では始めます。

今日取り上げるアーティストは「tiny yawn」さんです。

tiny yawn 1024x686 1
https://tiny-yawn.work/about-us/

4人組のバンドさんですね。

今回、知ったきっかけはいつも通りですね。

SPOTIFYのプレイリスト機能です。

もう、本当に有能ですよ、SPOTIFYは。

脱帽です。助かってます。

それで、そのプレイリストっていっても、

僕の場合は気になって聴いているアーティストに近いアーティストをRADIOみたいに流してくれるんです。

それで、ちょっと前に記事にもしましたバンド、「帰りの会」さんのプレイリストを流していたら辿りつきました。

少し調べてみると、RO JACKで入賞しておられましたね。

2019夏の分と、20/21の分で入賞アーティストに載ってました。

https://rojack.jp/

この2年というと、コ〇ナが始まる年そして真っ最中のときなのに

しっかりと入賞しているけど、ロッキンオンジャパンの舞台には立ててない。

これは、僕個人としては、まさにネクストブレイクしそうなアーティストかもと思います。

どこかの記事にも書いておられましたが、リスペクトアーティストに「toe」を上げておられていて、

「そうだよねえ~」

と納得しました。

でも、「toe」に似ているというか、形式というか、なっている演奏とかで判断するもんではなくて、

純粋にテクいなあという印象です。

アルペジオがやばいと思います。

まずは楽曲を聴いてみましょう。

sommer hole

ハーモ二クスをならしたギターにびっくりしました。

アコースティック形式でかなり速いテンポでの楽曲。

バンド形式としては、アコギ、ベース、キーボ、ドラムの4つですけど、無駄がないですね。

実力がはっきり出てしまうんですねよ、少しのズレでもはっきり分かってしまう。

だけど、それをもろともしてないですね。

聴いていて、安定しているなあ。

海の法則

この楽曲はエレキもはいって、アコギも入っていて、疾走感があるようなバッキング。

アニソンっぽさを意図的に入れているらしく、なるほど、だからちょっとその感じがでてたのかと。

この「yawn」というアルバム(?)の製作について公式ブログに書いてあったものも参考にしましょう。

「yawn」後日談

ここまで聴いていて、ボーカルのタカハシさんの声のことを書いてみましょう。

音域としたら、低音~中音域(ミッド音域)の中間ぐらいだと思います。

それで、声質についてですが、ウィスパーが少し入っているのがいいなあと思います。

ウィスパーというと、なんだかバンアパの荒井さんを思い出しました。

はい、やっぱり声量がありますねえ。

このタカハシさんは突き抜けるような鋭い歌声ではなくてよかったなあと。

楽曲にとって、最も相性がよくて、メロディーに綺麗な声として乗っているのがいいです。

動画を観ましょう。

さて、次は動画をみましょう。

今回のtiny yawnさんは動画を4つほど貼ってます。

観ていきましょう。

tiny yawn『summer hole』@りんご音楽祭2019

なんと、りんご音楽祭に出ておられました。

僕、りんご音楽祭といえばクレナズムさんが出ていたのを強く印象を受けていて、

やはりボーカルの人は右側に位置することになるのかなと思いました。

ライブなのに、声がまったく劣化していないです。

声量の凄さ、こういうところに出るんですよ。

にしても、演奏がかなり難しそうですね、この「sommer hole」。

フェスでもこの演奏ができるバンド、しかもデビューしていないのでね。

りんご音楽祭ってすごいね。

夜明の星 / tiny yawn

イントロから綺麗な音楽だなあと思いました。

キーボードの音、特に和音にしているところ(2:04頃)が、

単純に綺麗な音を出そうとしているわけで

濁っているようなちょっとにぶい不思議音を出していたのもいい。

MVの演奏部分は途中で、「あ、カラ演奏してる」と気づきました。

でも、色使いといえ、かなり魅せ方で納得してしまうなあと思ってしまえたので、いいなあと思う。

あと、MVが終わりかけのちょっとおまけというか、オフショットがあるのがニクいなあと思います。

そういう一面をMVの中に入れ込んでいるのってあまりなくて、なんだか新しい。

(普通、MVと別なものとして、オフショット映像をいれていることが多いから)

tiny yawn “firefly” (Official Music Video)

これは、「yawn」というアルバム(?)の中に収録されていないボーナストラック的な存在である楽曲らしいです。

アコギのなかにカメラを付けて、そこからの映像、右手が弦を弾いている視界の先に、ボーカルさんが移っているもの。

こういう魅せ方はとても良くて、

あからさまにお金をかけたものではなく、

個人がちょっとした屋外で気ままに音楽を楽しんでいる、

そんな雰囲気を感じさせるような作りになっているなあと思いました。

tiny yawn “泡になる ” (Official Music Video)

このMVは下にある、公式ブログを読んでから観てみました。

MV一個、ですが実際に作り、物にして、世に出すこと。特にアーティストとしてのものを作るには多くの人の力、技術を使わせてもらって一緒に作っている。

だから、単純にYOUTUBEに上がっているからといって、その動画がどうゆう意図をもって作られているかを知るのって面白いと思っている。

この動画はかなり頑張って作ってでき上げっているので、感心しました。

色使いも意図をもって、この色(セピアっていうのかな)なんだなあとか。

“泡になる” Official Music Video制作にあたって

さいごに

ちょっとさすがにアーティストブログになると文章がかなり崩れまくっているのがわかります。

楽曲を聴きながら、MVを聴きながらPCをカタカタと打ち込んでいるので、突発的なことが多いなあ。

でも、tiny yawnさんはもちろん良いので、ぜひ聴いてみてあげて下さい。

まだ初動のみで、ここからどかっと来そうな気がするんですよ僕は。

そんでは。

どどり

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音楽をそっちのけでゲームをしてます。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e9%9f%b3%e6%a5%bd%e3%82%92%e3%81%9d%e3%81%a3%e3%81%a1%e3%81%ae%e3%81%91%e3%81%a7%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%be%e3%81%99%e3%80%82/Wed, 25 May 2022 12:37:22 +0000https://ddlygss.com/?p=7828

音楽ブログですが、リハビリもかねてゲームの話をしてます。]]>

こんばんは。

どどりです。

なんだか冬眠していたと思ったら、春眠もしていたみたいで、気づいたら5月が終わりそうです。

もちろん、ちゃんと稼働はしておりましたが、ブログの更新に気が回らなかっただけです。

・・・・・・

3月に記事を書いてからについては、音楽はぽけぽけと聴いてましたけど、

今はどっちかというとゲームをするのが忙しいです。

といっても、普通な人がするゲームとは、ちょっと違うなあと。

オノゴロ物語 (VRゲーム)

オノゴロ物語はVRゲームです。

VRゲームの多くは現在、海外のクリエイターさんが作ったものが多くて、日本製ってあんまりないんです。

だから、純粋にストーリーとか雰囲気が好きだなあというものに出会ってなかったけど、このゲームはどんぴしゃでしたね。

コンセプト、音楽、とってもいいです。

ただ、僕がまだVRゴーグルになれていないせいで、かなり「VR酔い」っていうものをしてしまいます。

気持ち悪くなってしまうんですね、これがVR…。

長くて1時間ぐらいしかもたないから、ゆっくりと攻略していきます。

https://twitter.com/eMmq709ZuLaOvEf/status/1519215262901301248?s=20&t=p3OK8gNxnXnWRdTySjYjVg

Axie Infinity (NFTゲーム)

これは前に取り上げましたね、

これはNFTゲームですね。

最近新しいバージョンが出てきましたので、ちょっと操作性がよくわからないながらやってます。

Axieは4つのカードを使ってましたが、新しいバージョンでは6つのカードを使う様になってます。

にしても、英語が読めません。

うう。

AGRET (M2Eゲーム)

aglet

現在、頑張って運動してます。

それでは、どんなゲームであるかはこちらのブログ記事を参考にしてあげてください。

わかりやすいですよ。

Aglet(アグレット)の始め方・遊び方を解説!

これは、M2E(Move to Earn)の意味合いが出るだろうと予想しているアプリです。

歩いたり、走ったりすることで、経験値の代わりにポイントやスニーカーをゲットでき、それをマーケットプレイスで売ったりできます。

僕もまだ始めたばかりですが、かなり積極的に運動したいと思う様になります。

最後に

はい、リハビリを兼ねたブログ記事でした。

ここに書いた以外でも、FF8のアプリ、シュタインズ・ゲートのアプリもダウンロードしてまだ途中になってます。

やること、多し。

音楽も少しずつ書いていきますが、これからブレイクするだろうゲームで遊んでみるってのは今後重要になるような気がしている最近です。

そういう時代になっていくんですよ、きっと。

そんでは。

どどり

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ネクストブレイクアーティスト:帰りの会https://ddlygss.com/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%90%e3%83%b3%e3%83%89%e8%81%b4%e3%81%8d%e3%81%be%e3%82%8f%e3%82%8a%e6%97%85/%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%b9%e3%83%88%ef%bc%9a%e5%b8%b0%e3%82%8a%e3%81%ae%e4%bc%9a/Tue, 15 Mar 2022 10:14:12 +0000https://ddlygss.com/?p=7720

今回は、ネクストブレイクアーティストとして「帰りの会」さんをピックアップいたしました。]]>

こんにちは。こんばんは。

どどりです。

3月ももう半ばですね。

今日はなんだかすごくあたたかいです。

もう春っぽい感じです。

眠たいです。

久しぶりにノートPCで記事を書いてみます。

ネクストブレイクアーティスト:帰りの会

はい、

では気を取り直して書いていきましょう。

今日は、このアーテイスト、「帰りの会」さんです。

kaerinokai
帰りの会、2ndミニアルバム『第三呼吸速度』配信リリース&「青写真」MV公開 | OKMusic

えっと、やはりいつも通り、ネクストブレイクアーティストをピックアップするためには、SPOTIFYのプレイリスト(今回は、クレナズムさんのradioプレイリストだったような)を聴くことです。

それを聴き流していくなか、「帰りの会」さんの楽曲が来たところ、

「あ、いい」

と思いましたので、よりじっくり聴き始めました。

そこでひっかかるか、どうかが重要なんです。

なので、アウトラインのような、バンドかどうかもよく分かっていないので、情報を得るために記事を読み漁ってみます。

三つの他の方の記事をピックアップして読んでみました。

帰りの会、2ndミニアルバム『第三呼吸速度』配信リリース&「青写真」MV公開 | OKMusic求めるのは創作の喜び。ミステリアスな5人組・帰りの会の素顔に迫る |BIG UP! Stars #75|プレイリスト&カルチャーメディア | DIGLE MAGAZINE帰りの会 儚くも芯のある歌声とエッジの効いた激情サウンドで魅せる5人組

なるほどですね。

帰りの会さんは公式HPがありませんでしたので、こういうところからが情報をひっぱってきます。

比較的に情報があんまりなかったので新鮮です。

結成してまだ浅いからですね。

さて、今回はどんな感じでまとめていこうかなと考えながらですが、つらつらやっていきます。

ユーリカ

まずはこちらから。

この楽曲は最初は静かな宇宙のような雰囲気から次第に盛り上がって、最後はもういちど静かになるような印象を受けました。

MVも確認しましたが、NASA提供の映像らしいです。

(NASAのHPを辿りましたが、動画沢山ありましたね。)

この楽曲が入っているのは2ndミニアルバム『第三呼吸速度』で、宇宙がテーマとなっているといった記事を見かけたような。

このミニアルバムを最初から最後まで聴いてみて、一番耳に残ったのがまさに「ユーリカ」と歌っている歌詞部分でしたね。

この歌詞部分に不思議な浮遊感みたいなものがあるなあと。

なんだか、無重力感(?)のようなものを感じました、なぜでしょう。

ところで、「ユーリカ」ってなんでしょうか。

あ、つづりは「EUREKA」なんですね。とうことは、僕はエウレカセブンとかを思い出してしまいます。

Eureka(エウレカ)はギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われる。古代ギリシアの数学者・発明者であるアルキメデスが叫んだとされる言葉である。

「Eureka」(2022年3月15日 19:17 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』)Eureka – Wikipedia

ユーリカはエウレカとも呼ぶみたいで、「みつけだぞ!」みたいな感嘆の言葉で使ったりするみたいです。

と思ったら、

EURECA(EUropean REtrievable CArrier, エウレカ)は、欧州宇宙機構 (ESA) のプロジェクトで71台の実験装置を搭載していた質量4.5トンの無人人工衛星である。

「EURECA」は欧州回収型輸送機 (European Retrieval Carrier) の略であるが、アルキメデスが比重を発見時に閃いて発した言葉「Eureka!」(見つけた!)の同音語にもなっている。

「EURECA」(2022年3月15日 19:17 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』)EURECA – Wikipedia

ちがいましたね。

「K」ではなくて「C」なんですね。面白いですね。

しかし、

人工衛星の知識がまったくありませんでしたので、ちょっと探して勉強します。

魅入ってしまいましたね。

人工衛星の「ひまわり」の名前さえ知らなかったです。

でも、複数の人工衛星がどんな働きをしていて、それが現在の日本のどこに活用されているかが分かってすごいなあと思いました。

ちょっと次の記事ぐらいで宇宙関連の事はまとめてみようかな。

あと、この「第三呼吸速度」のミニアルバムリリースに伴い、帰りの会さんのアーティスト写真が変わっているっぽいです。

どこで撮られたものかなあと思っていたところ、ボーカルの春原さん曰く、どうも東京周辺で特徴のある天文台がある場所での撮影とのことでしたので、

調べてみました。

魔境ですね。

ということで、ここかなと。

ぐんま天文台

おそらく、ぐんま天文台かなあと僕は思いました。

画像で調べてみましたが、かなり雰囲気のいいところで、遺跡のような構造物もあったりして一度いってみないたあ。

GU014801
県立ぐんま天文台 (tabi-mag.jp)

さて、「ユーリカ」の楽曲の歌詞についてです。

なんだか一人の人生と、遠く離れた存在つまり次元が違う存在に対して思いを馳せているようなテーマみたいなものを感じました。それはプラスとかマイナスとかではなくて、自分の居場所はここで、途方もなく遠く離れた場所に自ら行くわけではなくて、その存在に会いに行くとかそんなことではなくて、ただその物理的であり心理的な距離を表現して作られているような気がしました。

いいですねえ。

結構前にかいた「月を歩いている」のレビューにおいての、かぐや解釈を思い出しました。なんとなく逆視点ですね。月から地球に対してのというか。あんまり書きませんが。

青写真

この青写真は、

歌詞のワードひとつひとつがこだわって選ばれている気がします。

そのうち、「二重円」というワードが気になったので調べてみました。

「ハロ」ともいう現象のことかなあと。

「快晴の空に鼻歌と 薄雲の巻く日の二重円と」

という歌詞がありますが、

haro

この現象を表しているんだと思います。

暈(かさ)と言われる現象です。また、

暈を生じさせる雲は多くの場合、対流圏上層に発生し氷晶からなる巻層雲や巻積雲、巻雲である。高層雲、高積雲、乱層雲、積乱雲、層雲などは、氷晶が含まれていても少ない上に、氷粒に成長していて光の経路が複雑化しているため、暈が見られない。

「暈」(2022年3月16日  7:58 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』 暈 – Wikipedia

というように条件があるみたいで、確かに歌詞でも巻雲にあたる表現しておられますね。

「青写真」の歌詞では、ただ文字だけを分からずに、一個一個のイメージというか映像が頭で思い浮かべたらいいかもしれません。

というもの、

「朝」 「快晴の空」 「夕暮れ」 「夜」 「星」 「夜明け」

といったワードが沢山出てきて、それが情景を思い浮かべさせるために生き生きしているように思います。

あと、「戦い」という印象もこの楽曲から受けるんですよね。「延長戦」、「作戦」とかですね。純粋にWARの方で履く、自分自身との闘いのようなニュアンスかなと。

そんなこと考えていると、この楽曲では、めまぐるしい時間の流れにあらがってでも、なにかをやり遂げたいという意思みたいなものを感じるんですね。

楽曲は、盛り上がるとこをしっかり盛り上げて、あとMVはお洒落にできてます。

だけど、楽曲自体が自分との闘いであるような印象があるので、なんだか良い意味で泥臭くてもやり遂げたいという意思の強さが感じれます、僕は。

春のせい

この楽曲もワードが面白いですね。

特に、「色」です。

  • 青空に滲んだ世界
  • 開けっ放しのカーテン 鈍色 六畳間
  • 月の白さ
  • 零れだす錆色(さびいろ)
  • 何小節ぶんの青
  • あのみずいろのさきへいこう

カラフルというよりも、青をベースとしている感じで、さわやかさと儚さみたいな印象を受けます。

上で書きました、青写真とつながりそうだなあと思うのは、この「春のせい」でも現状にまったく満足しておらず、求めているような解釈ができるかなあというところです。

面白いです。

また、歌詞の中で、8メートル毎秒、340メートル毎秒というワードがありました。

このやまもとこうだいさんの歌詞では数字で表現しているところにポイントがあったりするように思うんですね。

インタビューでも、「42」という数字に思い入れを感じるようなセンスですから。

だから僕もちゃんと調べました。

8メートル毎秒が表すのは「風速」で、風の速さですね。

尚、風といっても「春一番」ですね。8メートル毎秒って突風に近いらしいですから普通の風ではないです。

春一番の発生条件及び認定基準は、地域・気象台により、多少異なる。おおむね、立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、南側の高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込み、前日に比べて気温が上昇することを発生条件とする。

「春一番」(2022年3月16日  8:21 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E4%B8%80%E7%95%AA

340メートル毎秒が表すのは「音速」で、音の速さですね。

多くの分野で音速について言う時、常温として15℃を採用することが一般的であり、その場合 340.5(m/s)となる。それで一般に、音速を15℃で秒速340mとしている。高校の物理の教科書や試験問題などでも「音速を340 m/sとする」という文章が添えられていることが一般的である。

「音速」(2022年3月16日  8:2 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%80%9F

ヨルシカのレビューでも書きましたが、「風」というのは時間概念と捉えてもいいなあと思います。

また、ここのでの「音」というのは「声」であると思いますが、「言葉」を残すことの方に重きががあるというか、想いがあるように感じます

ちなみに、僕は動画でもコメントしましたが、

「5センチメートル毎秒」も好きです。

それだけです。失礼しました。

アフタースクール

はい、ここまでは最新のミニアルバムの楽曲をピックアップしてきましたが、

僕の個人的な趣味としては、前ミニアルバムの「アフタースクール」が好きです。

速い楽曲が好きなんです。

ホントにかっこいいなあと思って、何回も聞いてます。

ちゃんとえらそうなことをつぶやいてます。

そういえば、早い楽曲といえば、

ボーカルの春原さんがカバー楽曲をツイッターで挙げておられましたものに感動しました。

これは、オリジナルを超えているなあというのが僕の印象です。

声がちょっとレベル違いでしたね。

さて、「アフタースクール」についてちょこっと。

速い楽曲で、かなりロックな感じなんですけど、やはり歌詞で気になるところがあるんですね。

5時間目の夏の匂いと

屋上には白昼の夢

こころに落ちる斜陽と

はつ恋は檸檬のように

壁に咲く花が散る前に

砂糖菓子を飲み込んで

背が伸びたって

手が伸びないような

果てしない なんでもない日々を

楽曲「アフタースクール」から引用

この部分ですが、どうもワード選びが独特すぎるのと、

若干曲調が変わるんですね。

だから、ここからはいつもの妄想解釈です。

えっと、有名な小説の題名をモチーフにしている感じがします。オマージュなのかどうかは分かりませんが。

僕が思うだけですけど、ここに「絶対わからないだろう」といった意図がもしかしたらあるかもしれませんね。

江戸川乱歩 白昼夢

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夏目漱石 こころ 

q? encoding=UTF8&ASIN=4101010137&Format= SL160 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li2&o=9&a=4101010137

太宰治 斜陽

q? encoding=UTF8&ASIN=B009IY51BW&Format= SL160 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li2&o=9&a=B009IY51BW

島崎藤村 初恋

q? encoding=UTF8&ASIN=4087520048&Format= SL160 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li2&o=9&a=4087520048

梶井基次郎 檸檬

q? encoding=UTF8&ASIN=4101096015&Format= SL160 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li2&o=9&a=4101096015

安部公房 壁

q? encoding=UTF8&ASIN=4101121028&Format= SL160 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li2&o=9&a=4101121028

樋口一葉 たけくらべ

q? encoding=UTF8&ASIN=B009IXD07U&Format= SL160 &ID=AsinImage&MarketPlace=JP&ServiceVersion=20070822&WS=1&tag=dodolygess03 22&language=ja JPir?t=dodolygess03 22&language=ja JP&l=li2&o=9&a=B009IXD07U

といった感じです。まだありそうですが、そこまで小説に造詣が深くないので、思いつきません。

それにしても数が多いので、意図がありそうだなあと勝手に思ってます。

面白いです。

さいごに

久しぶりにたくさん記事を書きました。

大した感想ではなく、思いつくことをつらつらと。

バンドさん自体はまだまだこれからですが、

現時点でクオリティがインディーズレベルを超えてますので、期待です。

そんでは。

どどり

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COMSAで遊びながら思った、三者の意味みたいな。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/comsa%e3%81%a7%e9%81%8a%e3%81%b3%e3%81%aa%e3%81%8c%e3%82%89%e6%80%9d%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%81%e4%b8%89%e8%80%85%e3%81%ae%e6%84%8f%e5%91%b3%e3%81%bf%e3%81%9f%e3%81%84%e3%81%aa%e3%80%82/Wed, 16 Feb 2022 15:20:51 +0000https://ddlygss.com/?p=7692

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 最近ですね、僕のTwitterアイコンが変わりました。 カエルのアイコンになりました。 あ、アイコンだとけっこうインパクトあるかも😊#COMSA https://t.co/yRbZ ... ]]>

COMSAを毎日観てます。

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

最近ですね、僕のTwitterアイコンが変わりました。

カエルのアイコンになりました。

ツイッターアイコン

キュートなんですが、インパクトあります。

クリエイターはKonokaze(@knkzrm)さんという方です。

https://twitter.com/knkzrm?s=20&t=rOQXWnS9wIuyB8cJTt_XWw

ありがとうございます。

経緯について

このアイコンは、COSMAというプラットホーム(というか、マーケットプレイスでしょうか)で落札したものです。

COMSA | TOPページ

COMSAのがっつりな説明は割愛しますが、

画期的なのはSYMBOLブロックチェーンを使ったNFTマーケットプレイスであることですかね。

SYMBOLブロックチェーンを使って、NFTをブロックチェーン上に刻み、チェーン上から画像などのデータを取り出せること。

COMSAさんの方では「オールオンチェーン」と呼ばれているものです。

ちょっとまえに出しました記事の「フルオンチェーン」とは同様の意味と認識して大丈夫かなと思います。

NFT情報からなんだか感じたこと

さて、このカエルさんのNFTを貼り付けたいですけど、

まだどこまで許されるものなのかわかんないので、

おそるおそるやっていきますが、

とりあえず、URLだけ貼っときます。

このURLから、NFTの情報に飛びます。

NFT情報で書いてあることは、アドレスやら英語の暗号みたいなものもありますが、

ちゃんと

Creator Name , Creator Address

Endorser

Owner Address

が記載がありました。

ちょっと、自分なりに書いてみます。

(ガーディアンはなかったです。)

Creator Name , Creator Address

 クリエイターネームということで、このNFTを作った人ということですね。

 このクリエイターネームのすぐ下に、クリエイターアドレスというものがあります。

 ということは、クリエイターのアドレスに誰もがアクセスできるんですね。

 そこから、クリエイターさんが保有しているNFTにもアクセスできるみたいです。

 クリエイターアドレスがあることによって、転売していったら、

 そのアドレスに報酬が入るようにできるのかな。

ということで、クリエイターさんは、名前もアドレスもありますよっていうことです。

Endorser

 エンドーサーというのは、あまり聴きなじみのない言葉でしたね。

 遠藤さんとも呼ばれてますが。支援者、サポーターという感じですね。

 エンドーサーはNFT発行にかかる手数料を負担してくれる代わりに報酬をもらえる

 というシステムになってます。

 だから、NFTがより高く落札できればできるほど報酬が入ってきますね。

 それでポイントは、エンドーサーのアドレスってないんですね。

 確か、エンドーサーは最初しか報酬が入ってこなかったはずです。 

 これです。

クリエイターが作成したアセットの支持者。

Matching Squareで支援したいアセットを見つけて、

そのNFT化にかかる手数料と初回のNFT Marketplaceへのリスティング手数料を代行するエージェントとしての役割。
エンドースメントしたNFTが売れたら販売手数料を受け取る権利がある。

※初回販売時のみ

引用 https://comsa.io/

 だから、転売、つまり二次流通していっても関係してこないから、

 エンドーサーアドレスは不要ということなのかなと。

 でも、

 クリエイター作品をNFT化させるサポートした、

 ことはたしかな功績だから、

 名前を刻むことが許されている

 ことかなと。

 いいなあと思います。

 名前を刻むということがミソだなあと思います。

Owner Address

 さいごに、オーナー情報ですね。

 これですよこれ。

 これが核心です。

 僕のアドレスが記載してあったので、ちょっと公開してみます。

 オーナー情報からはバプリックキー(公開鍵)と、僕が持っているモザイク(NFT情報)が表示されます。

 ここからモザイクをクリックすると読み込みに時間がかかっていることから、

 

DSC 0575

「ああ、チェーン上からひっぱってきているのかなあ」

と思いました。

それで、僕が気づいたポイントなんですけど、

オーナーネームってないんですよ。

NFT作品情報には、

いちいちオーナー(所有者)の名前は刻まない

ということです。

あくまでそのときのオーナーのアドレスだけ刻むことになっているということ。

これは、まさにNFTが二次流通、転売をされることを踏まえて、オーナーがコロコロ変わること上手く対応することにしているんでしょうかね。

でも、NFTが誰から誰に移ってきたのかという履歴は残りますので辿れることはできます。

だから、一概にただ買っただけの人で忘れ去られるわけではないですね。よかった。

ただ、

オーナーはあくまでアドレスとして刻まれるのみ

というのが、なんだか深いなあと思います。

それに気づいて調べてみましたが、

オーナーの名前、自身のアドレスにアクセスしても名前が表記されないですね。

自分のアドレスにいっても、そこには名前なんてないんですね。

アドレスのみです。

だから、このNFTに携わることとの存在意味がクリエイターとエンドーサーと比較して違うなあと思います。

さいごに。

 とっても浅い記事になりましたが、

 結構僕からしたら、オールオンチェーンとして情報をチェーン上に刻むことの

 仕組み、どういった情報を絞って刻むのか

 ということがなんだか面白く感じました。

 これからいたるところでNFTマーケットプレイスが出てくるかもしれませんが、

 まずCOMSAで体験したらいいのではないでしょうかね。

 そんでは。

 どどり

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透明感のあるボーカルっていいですよね。【歌い手 相沢】https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e9%80%8f%e6%98%8e%e6%84%9f%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%82%ab%e3%83%ab%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%a7%e3%81%99%e3%82%88%e3%81%ad%e3%80%82%e3%80%90%e6%ad%8c%e3%81%84/Sat, 05 Feb 2022 16:00:08 +0000https://ddlygss.com/?p=7674

透明感のあるボーカルが魅力の歌い手「相沢」さんを徹底分析。souzoucityの楽曲やカバー曲を通じて、高音域の表現力や独自性を探ります。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

今日はもう2月になりました。はやいですね、逃げまくってますね。ということで今日も頑張って記事を思いついて書いてみます。

最近、透明感のある声に惹かれてます。

えっと、最近はもっぱらspotifyで知らないアーテイストが流れてくるのを受け身で聞いてますが、時たま、「透明感のある声をしてるなあ」と感じるアーティストさんが出てくるので、名前とかを気に留めるようにしてます。

それで、いまよく聴いているアーティストさんは、「相沢」さんです。

確か、最初に聴いたのは、souzoucityの曲でしたね。

えっと、特に透明感を感じるのは、サビ等で声を伸ばしたときですね。

僕のブログでは、ちょくちょくミッドブースターの声のアーティストさんをピックアップしてますからちょっと違いますね。ミッドブースターの声っていうと、ヨルシカのボーカルのsuisさんや、緑黄色社会の晴子さん、あたらよのひとみさんといった、高音のうち、高すぎるところまでいかずにちょうどいい音域で保つことができる声の方がいて、僕はとっても好きです。

ですので、高い声っていうのは、あまり高すぎるのはちょっと敬遠をしていたんですけど、高い声であっても、なんだか不思議な声の人っているんです。透き通っているというか、透けて見えるかのような声って、そんな表現をするのが適切かよく分かりませんが、聴いていて、びっくりする声ってあるんです。だから、souzoucityさんの事はとても気になっていて、spotifyでたまに聴いていたりしましたが、誰の声か知らなかったんですね。そんでこの前、だれがボーカル調べてみたら「相沢」さんって方がボーカルと知りました。

ということで、今日は相沢さん特集です。

浅いですが、とりあえずピックアップです。

ベノム · Aizawa

リズム、演奏はかなりテクニカルな楽曲ですが、よりボーカルの声の感じが分かるかなと思います。

高い声になると、声自体が細くなって聞き苦しさがでがちですけど、これは綺麗に聴こえてます。

上手いです。

ハルジオン(cover)/ 相沢

あ、これはびっくりです。

YOASOBIさんの「ハルジオン」、僕はかなり好きで、あのユニクロがYOASOBIとコラボTシャツを作っていた時、僕はハルジオンのTシャツ買ったぐらいです。この楽曲は疾走感もありながら、よりいっそうikuraさんの高音が顕著に出てる曲なんです。

ハルジオンは、無機質、機械的な感じ、ボカロの色が少し混ざっていて、なんだかいいですよ。

相沢さん、めちゃくちゃ上手いですよ、これ。

もっと高い曲は、「アンコール」とかありますが、これもできるのかなあ。

藍二乗(cover)/ 相沢

https://youtu.be/DZZJ–r7Uh0

ヨルシカの「藍二乗」も歌っておられました。

やはり高い声が綺麗に輪郭をとらえているなあと思います。(後ろで鳴っている楽器もちゃんと作りこんであります)ただ、サビの浮揚感、爆発感がもっとほしかったなあと。ヨルシカの本家と比較してしまいますが、suisさんのボーカルはサビの部分でふわっとする感じがあるんです。(本家MVでの映像もあってかそんなイメージがあります。)僕だけでしょうか。その点では、やはりオリジナルは強い、ということでしょうかね。

でも、カバーとはいえ、似ているとか劣っているということで表現すべきではないものがこのカバー楽曲にはあって、力のある歌い手で、アレンジも含めて楽曲の違う印象、表情が出せているのが、面白いなあ~と僕は思ってます。


ということで、次はいたるところで書かれている、「相沢さんはツユの礼衣さんではないか」ということについて。

僕も聴きましたが、声の癖とかほぼ一緒なので、こまかく議論するのは不毛だし、めんどくさいので、同一人物としてツユの楽曲もピックアップします。

(オリジナルかもしれないですからね。)

ツユ – やっぱり雨は降るんだね MV

高音部分がびっくりぐらい安定してます。

でも、さらに驚くのが、コロコロ表情が変わっている、声の輪郭が変わっている。けれでもちゃんと綺麗に透明感のある声が、違和感なく聴こえてます。ああ、すげえなあ。

ツユ – 終点の先が在るとするならば。 MV

これは、

これは、

高いですね。ほんとに高いです。

高い声をこのように出せるのは、才能だと思います。努力でどうにかなるものではないと思います。しかし、この楽曲が収録されているツユのアルバム、ちょっと重いですね。それにもびっくりです。

この楽曲のテーマ自体は重めですが、それに高い歌声とメロディーが乗ってて、いいと思います。

悪者 feat.相沢(Official Video)

最後にこの楽曲です。

これはもうちょっと考えてみたいですね。小説版があるみたいですので、また買ってみようかなと思います。でも、これは最終的にお別れするストーリーなのかな。どうなんでしょうか。

さいごに

中途半端ですが、こんな感じです。

そんでは。

おやすみなさい。

どどり

【追記 2024.10.16】

最近、このブログ記事へのダイレクトアクセスが増えていて、もう毎日のようにいろんな方に読んでいていただけていたので、久しぶりに誤字修正などをしときました。ありがとうございます。また最近アップされたものも共有させていただきます。声に磨きがかかってますよね~。

そんでは。

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どどりのフルオンチェーンNFT、「OUU」の画像作成過程を書いてみた。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%81%a9%e3%81%a9%e3%82%8a%e3%81%ae%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%83%b3nft%e3%80%81%e3%80%8couu%e3%80%8d%e3%81%ae%e7%94%bb%e5%83%8f%e4%bd%9c%e6%88%90%e9%81%8e/Wed, 26 Jan 2022 09:33:11 +0000https://ddlygss.com/?p=7577

フルオンチェーンNFTの作成過程について書いていこうと思います。]]>

はじめに。

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

今日は、前々から書こうと思っていた、このまえフルオンチェーンNFT(NFT-Drive)にしてもらった画像の作成過程について書いていこうと思います。

僕はこれに「OUU」って名前を付けてます。

download
「OUU」

(↑この画像、ブログサーバーではなく、Symbolというブロックチェーンに保管してあるデータとして引っ張ってきてます。ブロックチェーン上にデータがあるといったらいいのかな。)

というのも、この画像データは平面のものですが、作成段階では3D画像として製作してます。

だから、画像のパーツパーツに意味を付けてますので、それをだらだらと書いてみます。

需要なんて知りません。

書きたいから書きますので、よろしくお願いいたします。

また、モチーフについては、ちょっとおおっぴらにできない内容なので、それは僕の有料noteでまとめてみます。

sora フルオンチェーンNFTをブログ記事に埋め込んでみました。 NFT-Drive

どんな感じで作成したか?

えっと、まずは前提として、僕は絵が描けません。

だから、綺麗な絵というものは最初から作れないというのは分かってました。

だから、

  1. とにかく、作成に時間をかけること。めんどくさいことをすること。
  2. 下手な絵に「意味」を載せること。
  3. 自分独自のオリジナリティがあること。

この3つです。

だから、最初から変なことをしてます。

背景をとにかく塗りまくる。

まず、僕はPCに最初から入っていた「3Dペイント」で作成を始めました。

ペイントってよく画像サイズでつかうことが多いんですけど、割と使えるなあと思ってます。

イラストを描く仕事をされている方でしたら、もっといいソフトを使用されていると思いますけど、そういったものは一切使ってません。

あるもので作るというところからのスタートです。

最初から、とりあえす、塗りまくってましたね。

でもただ塗るというよりもやり方があります。

3Dペイントでは、戦などをひく「ペン」っぽいものがありますが、

僕はこの背景などの大部分を「スプレー缶」というもので塗りまくりました。

1 スプレー缶

最初は「太さ」、「不透明度」っていうのは高めでいいんですけど、完成に近づくにつれて、どんどん細くして、透明度をあげていきます。

なので、さっきの画像は青と赤などがパッと見えますが、その下には黒や濃ゆい青をはじめとして、いろんな色を塗り、その上からどんどん違う色を載せていきます。

だから、一旦塗ったものが消えますが、「不透明度」を下げていくことで、うっすら下の色が残ります。

それを何回も何回も繰り返します。

下地塗りが終わったら、まず右側に画像を貼って、また下地塗り。

まず、全体の色は、紺色と青と黒が混ざった夜空をイメージしてます。

だからどこか、暗いような、でも重みがある背景にしました。

そのあとに、右側と左側を分けるために線を引きました。

この線もただ弾くのは面白くないので、これはペンにするんですが、一筆書きを何色にも変化させてかきました。レインボーにみえるようなですが、なんとなくFF7の「ライフストリーム」みたいな感じをイメージしてます。

でも、注意ですが、Twitterの写真、左側が塗る前で右側が塗った後です。

20211121 1

これはBEROREです。

20211121 2

これがAFTERなんです。

だから、右側のツイート写真はまず木の画像を貼ったあとに上から「スプレー缶」で塗りつぶしをしています。

これは、青の下には木が埋まっている、下地には無数の木があるという意味を込めてます。

画像データではまず分かりませんが、なのでたくさん画像が埋まっているんですよ。

右側に木を描きました。

下地はあの青色で決まりましたので、その上に木を描きます。

この木も、真ん中に描いた線と同じで、色を変えてます。

この配置ですが、左部分は通常の視点で見れるけれど、左側は上下さかさまにするようにしました。

だから木が生えているわけではなく、逆さまにした視点が正しく見えるということです。

20211122

ちょっと木の周りにちらばっているものはのちほどお話します。

左側に地面などを敷き詰める。

これは、散歩しながら、やたら地面をスマホでとったものです。

一個一個の写真を正方形にしてから、何枚も貼ってます。

タイトルなし

ただ、タイルのように張り付けるのは面白くないので、ちょっと角度を変えて貼っていきます。

3Dペイントで画像の階層を作る。

さて、この地面画像からですね、ちょっと視点をずらしてみましょう。

ここで初めて、左部分がどんな風になってきているかが分かります。

この時点では、

  • 上層  花の画像
  • 中間層 地面の画像
  • 下層  桜の画像

これでポイントは下層と右側の木の位置が同じということです。ですので、完成品の左側と右側では位置関係が異なっています。

同じレイヤーにはないということです。

特に、左側の桜画像と右側の木とが何かしらでつながりあっている、行き来ができるという意味を込めてます。

あと、上層の花の画像ですが、僕は鼻の画像を沢山撮る方ではないので、うちのお母さんが花が好きな方なので、大量にデータをもらい、それを加工して貼ってます。

また、中間層の地面なんですけど、ちょっと青く塗ったりしてます。

20211125スクリーンショット

その結果、

20211201 3

こうなります。

あと、追加要素として、

20211201 4

下層の桜画像と木の画像を、何層にも重ねます。

若干、画像を変えてますが、連続して重ねているようにしてます。

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どどりの思う、2022年ネクストブレイクアーティストの解説です!!https://ddlygss.com/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/%e3%81%a9%e3%81%a9%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%80%9d%e3%81%86%e3%80%812022%e5%b9%b4%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%b9/Wed, 19 Jan 2022 14:50:37 +0000https://ddlygss.com/?p=7515

僕が思う、2022年ネクストブレイクアーティストをまとめてみました。 ぜひ読んでください。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

さて、今日はこの前発表をした、2022年ネクストブレイクアーティストについて解説します。

といっても、

他の記事で軽くですけど説明したアーティストもありますので、

それは僕の記事を貼っておきます。

それを見て下さいな。

2022年ネクストブレイクアーティストを発表しました!

はい、こちらですね。

正月からかなり時間が空いてしまいましたが、やっと発表できました。

いつも通り、1年間Twitterの固定ツイートしておきます。

そして、読んで気づく人も数か月後に出てくると思いますが、間違いがあります。

(誤) ハンブレッターズ

(正) ハンブレッダーズ

濁点がついておりません・・・。

これを一年間固定ツイートするのはなんだか申し訳ないんですけど、このままです。

しくじりました。

でも、1年のしくじりをつかったということでプラスに考えます

また、ご注意点ですが、他のブログさんでは綺麗にまとめてあったりしますが、

このブログでは僕の思ったことが最重要ですので、本質なので、ちょっと異質です。

すみません。

いきましょうか。

1位 にしな

はい、まずは、にしなさんですね。

にしなさんはちょっと前にブログで書きました。

sora Axie Infinity始めたので、にしなさんの記事が遅れました。

けっこうがっつり書きましたが、やはり今年来そうだなあと思います。

レコード会社が主催する新人アーティスト養成講座に参加。

それを機にライブハウスでの活動を開始。

2021年には、Spotifyのプログラム「RADAR: Early Noise 2021」の一環として発表された、2021年に飛躍が期待される国内アーティスト10組のうちの1組に選ばれた。

4月7日には、ワーナーミュージック・ジャパンより、1stアルバム『odds and ends』をリリース。

引用 wikipediaにしな – Wikipedia

すごい、全然来歴がまとめられてないです。

だから、今までの実績やぷらそにかの活動、ライブバンドとしての活動が書かれてないです。

今後、インタビューとかで明らかになっていくんでしょうかね。

さて、

なんども書きますが、あのTwitterに驚いたんですね。

YOUTUBEでもこのライブの「ヘビースモーク」を聴いたんですけど、

このTwitterでの音が爆音になっていて、かなりインパクトがありました。

今年は、数か月後にNHKホールとかでライブがあるみたいですけど、

もうその大きさの会場に呼べるようににしなというアーティストがなっているのは凄いなあと思います。

あと、このライブもゆっくり観ましたが、一番印象的なのは最後の方です。

多分、ギターを「ジャラーン」と弾くところを忘れちゃったみたいで、

ギターの人が「弾かないといけないよ」と音を出してくれて気づいている様子です。

ええなあ、ライブだなあと思います。

面白いですねえ。

あ、新曲っも一週間後に流れるみたいですね。

にしなさんは、かなり積極的に2022年を進んでいきそうですので、追っかけます。

2位 あたらよ

あたらよさんはこの記事でした。

タイトルなし 1 2022年ネクストブレイク記事スタート:あけましたおめでとうございますブログ

Aimerさんの方が文量が多いのは無視してください。

あたらよさんは、声と楽曲が気になるなあと思ったことと、

FIRST TAKE に出ていたところから、

ブレイクするために後押ししてくれる事務所なんでしょうかね、

があるのかなと思います。

その動画には簡単には出れないですよねえ。

正直なところ、ほとんどの方は知らないと思います。

まだその段階であって、まさにこれから広まっていくバンドで、

その大きなきっかけがFIRST TAKEだったなあと。

あと、確かにSPOTIFYで流れてきました、他のバンドのプレイリストで。

ヨルシカかHakubiのやつでした。

2020年11月にYouTubeに楽曲を投稿し始める。

初のオリジナル曲「10月無口な君を忘れる」では、切なくエモーショナルな歌声と、都会的な空気感、共感を呼ぶ切ない歌詞の世界観がTikTokを中心に話題となった(翌年末までに、YouTubeでは3000万回再生を突破)。

2021年3月にデジタルリリースすると、LINE MUSICリアルタイムランキング1位を獲得。

その後Spotifyでも国内バイラルチャート1位を獲得した[3]

同年大晦日には、日本武道館で開催の『ももいろ歌合戦』(BS日テレニッポン放送ABEMAなどが生中継)へ初出場。

引用 wikipedia あたらよ – Wikipedia

ここでのポイントは、「国内バイラルチャート1位」のところです。

ここです、ここで1位を撮ることが大切です。

時期によるかもしれませんが、YOASOBIの「夜に駆ける」や、Adoの「うっせえわ」はここで1位を獲ってました。

そこで、

どどり
どどり

この楽曲、すごいのかなあ?

と不振に思いながらでも、楽曲に圧倒されてました。

だから、あたらよがどかっといっても可笑しくないですね。

でも、ライブサーキットには出ていないので、条件は満たしていないかもしれませんが、今年出てくれたらオッケーかなと。

スタートが2020年からなので、ほら、まさにコロナ真っ最中ですからね、ライブできない前提で始まってますからね。

あ、たしか配信ライブしてましたね。

Studio Live Session というものでした。

これを聴いて分かるんですけど、ちょんとした音、歌声ですね。

さすがに、ぱっと集まって結成したバンドではないですね。

ボーカルのひとみさんは一人でシンガーソングライターをしていたみたいですから、

それがバンド形態になってより音楽の世界が広く表現できるようになったといえるんじゃないでしょうか。

1位のにしなさんとも重なるのは僕の好みなんでしょうか。

最近のブレイクアーティストっていうと女性ボーカルが多い気がするんですよ。

もともと、1人でもしっかりとした音楽センス、歌声を持っている女性ボーカルがどかっとブレイクするという。

なんでだろうかなあ。

不思議だなあ。

3位 カネヨリマサル

カネヨリマサルさんについては、これでもかと記事を書いたので、

そっちをぜひご確認ください。

けっこう、頑張って書きました。

でもあっというまに書けたんです。

不思議だなあと。

sora ランニングの最中に2022年ネクストブレイクアーティスト1組を思いつく。

ソールドアウト、かなりありますね。

すごい。

そして、2020年の3位で選びましたHakubiさんとの対バンも予定されているらしく

「おお!」

っと驚きました。

バズリズムでのピックアップも追い風になっているんじゃないでしょうかね。

僕のランキングの歴代第三位はなにかしら変化が起こっていくバンドさんばかりでしたので、カネヨリマサルさんは注目です。

(2020年第三位 is Hakubi , 2021年第三位 is クレナズム でした。 )

4位 ハンブレッダーズ

ハンブレッダーズはまったく記事にしてませんでしね。

書きます。

詳しくはこちらの方のブログを読んでみて下さい。

【wiki的まとめ】ハンブレッターズって?メンバーは?大学は?年齢は?Toy’sでデビュー決定!

僕は確か、MOSHIMOのライブに対バンで来ていた時に聴きましたね。

かなり人気があるバンドです。

青春ロックの色があるけれど、なんだか琴線にふれるようなメロディーがいいなあと思います。

あと、以前に楽曲だけブログで書きましたが、「ライブハウスで会おうぜ」が本当に良かったです。

そして、最新アルバム「ギター」がよかった。

最初から最後まで、ちゃんとまとまっていて、楽曲がしっかりと聴ける。

特に序盤2曲で好きになってしまい、最後の1曲で泣けてきました。

あ、なんだか特集されてますね。

ミュージックステーションとはなかなかですね。

こういうのを聴くのは好きです。

4位でほんとによかったのかなあと今思ってます。

2022年は動きがありそうです。

5位 reGretGirl

はい、さいごはreGretGirlさんですね。

リグレットガールさんは開催はされなかったサヌキロック2020の時にブログに書きました。

28 reGretGirl:( 中止 サヌキロック2020)

リグレットガールさんは今年のサヌキロック2022にも第一弾出演アーティストとしても発表されました。

ありがたいね。

開催はまだどうなるか分かりませんけど

、彼らはほんとうにライブサーキットやフェスに出てます。

それでも、ネクストブレイクアーテイストとしては選んでなかったんですけど、

ホントに今年に入って唐突にspotifyで流れてきたんですね、

だから入れました。

楽曲の演奏に落ち着きと力強さがあるなあと思います。

バックナンバーみたいな安定した、独特な楽曲を作っていってもらえるかなあと思います。

とりあえず、ライブハウスで聴きたいんですね。リグレットガールは。

昨年の12月にリリースした「生活e.p」はタイトルからなんか今までと違う気がしました。

楽曲を聴いていくと、ああ、広がる音楽だなあと。

ライブハウスはもちろん、ホールでも戦える楽曲なんじゃないかな。

そこをもう意識しているのかなと思います。

ギターはセミアコになっているんですねえ。

最後に。

いやー、長くなりました。

けっこう動画を貼ってばかりで大した文章ではないですけど、

僕はこの5バンドは来るんじゃないかあと思ってます。

あと、久しぶりに書いていったら、4時間ぐらいブログ記事はかかるなあと改めて思いました。

明日からのはもっと適当になりますので、ご安心ください、

そんでは。

どどり

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サヌキロックコロシアム2022年の発表がありました。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%82%b5%e3%83%8c%e3%82%ad%e3%83%ad%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%82%b7%e3%82%a2%e3%83%a02022%e5%b9%b4%e3%81%ae%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%8c%e3%81%82%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/Sat, 15 Jan 2022 16:47:01 +0000https://ddlygss.com/?p=7484

GAPのNFT販売を待機しながら、ブログ記事を書きました。サヌキロックコロシアム2022年の第一弾アーティスト発表についてです。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

今日は夜の1時半前からブログを書いています。

GAPのNFTを買ってみました。

ちょうどあと30分後に、GAPのNFT第二弾が発売されます。

たしか、「Rare」というタイプだったかな。

僕も初めてですが、「common」というGAPのNFTを買ったんですね。

色はイエローを買いました。

もうちょっと複数色あり、集めるのがベストなんですけど、予算を決めてましたので、1個だけにしました。

えっと、「common」という商品を4つと、「rare」という商品を2つ購入したら、オリジナルウェアがもらえるとかなんとか。

英語は読めないので間違っていたらすみません。

とりあえず、値上がりよりも、面白そうだから買ってみるのが今回です。

あと、GAPは好きなんです。お洒落ですし、合わせやすいから。

サヌキロックコロシアム2022の第一弾アーティストが発表されました。

えっと、

  • ammo
  • BUZZ THE BEARS
  • ちゃんゆ胃
  • CRYAMY
  • 映秀。
  • EOW
  • 浜端ヨウヘイ
  • HERO COMPLEX
  • アイビーカラー
  • INKYMAP
  • INNOSENT in FORMAL
  • Kaco
  • Karin.
  • かずき山盛り
  • きばやし
  • キタニタツヤ
  • 古墳シスターズ
  • Kroi
  • LONGMAN
  • Maki
  • メメタァ
  • mol-74
  • 桃色ドロシー
  • なきごと
  • ニアフレンズ
  • Ochunism
  • リアクション ザ ブッタ
  • reGretGirl
  • さなり
  • SHE’ll SLEEP
  • 四星球
  • 竹内アンナ
  • TENDOUJI
  • THE BOYS&GIRLS
  • the quiet room
  • ザ・モアイズユー
  • 内澤崇仁(androp)
  • UNFAIR RULE
  • うぴ子
  • w.o.d.
  • YAJICO GIRL
  • ヤユヨ
  • YONA YONA WEEKENDERS
  • ユアネス

はい、どどんと発表されてますね。

もちろん、2020年のサヌキロックで出る予定だったバンドさんもちゃんと来てくれてます。

でも、どどりが知らないアーティストさんも多くて、ああ、また聴いていかないとなあと思ってます。

出会いって大事ですからね。

今のところ、気になっているのは、

  • なきごと
  • reGretGirl

ですね。

この二バンドが勢いが今年でそうかなと思います。

でも、アーティスト写真で判断はしてはダメだと、2020年に出る予定だったHakubiを初めて聴いたときに思いました。

だから初心忘れずにでやっていきます。

最後に。

このバンドさんを聴いてから、2022年ネクストブレイクアーティストを決めようかなあと思ってます。

時間を見つけて、なんとかやります。

また、最近ブログのアクセスで、2022年のサヌキロックコロシアムについて書いた記事が多いので、

なんだか申し訳ないなあ、はやめに書きますよ、

って思ってます。

今しばらくお待ちください。

それではあとちょっとでGAPのNFT第二弾発売ですので待機してます。

そんでは。

どどり

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Axie Infinity始めたので、にしなさんの記事が遅れました。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/axie-infinity%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%a7%e3%80%81%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%81%8c%e9%81%85%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/Thu, 13 Jan 2022 10:29:48 +0000https://ddlygss.com/?p=7461

NFTゲーム「Axie Infinity」、にしなのライブ配信動画を観ました。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

2日ほど、ブログ更新が止まってました。

すみませんー。

昨日はちょうど、NFTゲームの「Axie Infinity」の設定のためにずっと作業してました。

NFTゲームを始めました。

NFTゲームって、ほとんど海外のものばかりでまったく手を出していなかったんですけど、

今年2022年はやたらNFTの動きが各所で聞きますので、

なんとかどれか始めないと思いチャレンジしました。

今日で二日目なんですけど、作業ゲームの色があるんですけど、

これはハマりますね。

モンスターである「AAxie」っていうんですけど、それが可愛いのもあるんですけど、

これをマーケットプレイスで買うんですね。

しかも、ゲームをするためには3匹をマーケットプレイスで買ってからやっとできるので、

その手間と資金が必要ですね。

しかも、一旦、イーサリアムという仮装通貨を購入してから、それをゲームのウォレットに動かして、変換してから買うんですけど、

モンスターたち、結構高いです。

僕はぎりぎり3万円ぐらいで3匹買いましたが、

もっと高いものもあります。

とりあえず、毎日ゲームしていきます。

どんなゲームか詳しいところは他の方のブログを貼っておきます。

Axie Infinityとは?始め方・初期費用・稼ぎ方を解説!|もなよのゲームブログ

すごいですねえ。

にしなのLIVE映像を観ました。

さて、今日の本題です。

これはYOUTUBEで配信されている、にしなさんの初ワンマンライブについての僕のツイートです。

前回のブログ記事でも書きましたが、

今年はにしなさんが来そうだぞというのが僕の直感でして、

それだったらライブ映像とかちょっとちゃんと調べ直さないといけないと思って、

今回ブログを書きます。

サヌキロックでみたかったんですけどね、

あれから2年ぐらい過ぎてしまっていて、どんな感じになっているのかはとても気になってたんですけど、

すっかりランキングの候補として忘れてました。

あ、2022年ネクストブレイクアーティストのやつです。

明日、サヌキロックのアーティストが発表されるみたいなので、僕のランキングも発表できるかなと思います。

さて、見ていきましょう。

バンドサウンド、いいですね。

弾き語りのときでもかなりよかったですけど、バンドサウンドになって、すごく音楽が広がっているなあと思います。

そして、バンドサウンドにやはり埋もれてませんね、歌声が。

声の厚が普通ではないんですよね。

しっかり聴こえてきます。

ライブでの歌声ってかなりはっきり分かってしまうんですよ。

ライブハウスとかホールとかでも届く歌声、突き抜けていく歌声、それを出せるかどうかってかなり重要なんです。

前にブログにも書いたっけなあ、

ホールとかでお客さんを集めて開催できるかどうかって、演奏とか人気とかもあるんですけど、

やはり歌声というそのアーティストが変えることができないものによってしまうみたいな。

だから、まあお金があって開催はできても、

天性な歌声をもっているかどうかでまったく変わってしまうと。

残酷ですけど、やっぱり全員ができるわけではないことを売っているからね、ミュージシャン。

あと、ギターが弾ける女性ボーカルはほんとうにかっこいいと思います。

いいなあ。

最後の2曲はすごく心に残りました。

というか、もともとバンドでやっていたんですね。

にしな(歌手)の本名や名前の由来は?謎のシンガーの正体や素性に迫る!

wiki、他の人のブログも読みましたが、バンドで歌ってたのはしらなかったです。

だから、堂々とバンドサイズで歌えるんですね。

すげえです。

最後に。

は、配信を期待してます。

今年は凄そうですねえ。

そんでは。

どどり

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これまた、唐突に思い出すのはどうにかしないと。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%9f%e3%80%81%e5%94%90%e7%aa%81%e3%81%ab%e6%80%9d%e3%81%84%e5%87%ba%e3%81%99%e3%81%ae%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%ab%e3%81%8b%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8/Mon, 10 Jan 2022 16:17:24 +0000https://ddlygss.com/?p=7439

こんにちは、こんばんは。 どどりです。 今日は一層眠いです。 この三連休はしっかりとお仕事でしたので、ああ、早くお休みになったらなあ、と思ってます。 お休みになったら、壁紙を貼ろうと思うんですけど、 注文して届いた壁紙、 ... ]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

今日は一層眠いです。

この三連休はしっかりとお仕事でしたので、ああ、早くお休みになったらなあ、と思ってます。

お休みになったら、壁紙を貼ろうと思うんですけど、

注文して届いた壁紙、というよりもタペストリーがかなりのビックサイズだったことに気づき、

部屋になるエアコンがスペースの邪魔になってしまいました。

エアコン、壊したい。

でも、壊せない。

スペースは頭使ってやります。

このたぺーストリーっていうのは、なんか北欧っぽさがあって、どんな絵かというと、ベランダと湖と山が部屋から見えるみたいなアートになってます。

なんかパソコン作業をしているときに、それを見て、錯覚したいんですね。

錯覚を楽しみたいです。はい。

バズリズム2022年のランキングをみて。

たくさん発表されてましたね。

僕もしらないアーティストさんが沢山いたので、

ああ、勉強になるなあ、このアーティストさんええなあと、

思いながらひとのツイートみてました。

ぱっとみながら、

よしよしHakubiきてるな、

あたらよもやはり来たな、

クレナズムが入ってないのはまったくもう節穴だなあ、

とか思いながら楽しんでました。

あれって、どんな基準で選んでるのだろうかなあとも思いました。

tik tokとかの再生数とかもあるかもだけど、

再生数でバズりが分かるのだったら別に音楽を聴かなくてもできるよねえとかも思いました。

口が悪い。

それで1位は、

https://twitter.com/wurts2021/status/1479504117156675584?s=20

Wurtsさんという方でしたね。

楽曲聴いてみましたが、

かっこええなあと思います。

ちょっとドーピングパンダを思い出しました。

あ、忘れてた。

それで、引き続きTwitterをぶらぶらしてましたが、

ちょっと興奮してしまいました。

そうだそうだ、にしなさんがいたじゃありませんか!

なんで忘れてたんだろうとかも思ってたけど、

実は僕、にしなさんのライブ映像ってあんまり見たことなかったんですね。

失礼ですね。

過去は、ほらサヌキロック2020が中止になったときににしなさんの記事書きましたが、

あれ、あのあと結構ブログ閲覧数、かなりきているんですよ。

サヌキロック2020って開催してないんですけど、

僕はなんとか記事を作っちゃったので誤ってブログに訪問してきちゃう方がいたんですけど、

にしなさんの記事を見られた方はかなり多かったですよ。

あの時はまだぶらそにかでも所属していて、まだメジャーにいってなかったはずなのになあ。

感慨深いですよね。

デビューアルバムも買いましたよ、僕。

動画がみれないものもあったのでちょっと修正しときます。

そうですね。

また明日、にしなさんの記事書いてみようかな。

そんでは。

どどり

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アヒージョうどんを作ってみました。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%82%a2%e3%83%92%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%81%86%e3%81%a9%e3%82%93%e3%82%92%e4%bd%9c%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/Sun, 09 Jan 2022 15:02:45 +0000https://ddlygss.com/?p=7432

アヒージョうどんにたどりついてみました。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

なんとか毎日ブログ記事をかくようにしてますが、さっそく手抜き回をもうけようと思います。

大切ですよね。

やはり、堅い記事とかは、たくさんあるとお腹一杯になりますよね。

アヒージョうどんというものに辿りついてしまいました。

はい、こちらです。

最近、夕食はアヒージョばかり食べているんですね。

これがハマってしまったみたいで、まだ飽きないですね。

しいたけ、にんじん、鶏肉、じゃがいも、アスパラなどをたっぷりのオリーブオイルで煮ます。

故障もたっぷりです。

野菜ばかり食べてますので、体にはいいと思いますが、ちょっと今日、味変をしようと思って、

うどんを買いました!!!

それで、アヒージョをあらかた楽しんで、そのあとにうどんをいれましたが、

これは合います!!!

そうだなあ、香川県でいうと、うどんバカ一代の「かまバターうどん」ってかなり有名なうどんがあるんですけど、

それに近いトコロがあるようなないような、です。

本当に、実験的にしてみたものの、美味しいかあやしかったですけど、

これは美味しいです。

他の方のアヒージョうどん記事

それで、ちょっと他のひとも同じように考えているのかなと思って検索してみたところ、

エビとマッシュルームなんてお洒落すぎてる

えびとマッシュルームのアヒージョうどん | うどんレシピ | 冷凍食品ならテーブルマーク

シンプルアヒージョ!

アヒージョ【とある日曜日、アヒージョでうどんを作ってみた】

文量がおおい、すごい。

アヒージョで残ったオイルの使いかた【みんなの料理】 : 落穂log

いやー、こんなにたくさんの方が記事にしてくださっていますと、

手抜きがしっかりできます。

ありがとうございます。

好きです。

最後。

ということでした。

アヒージョはまだまだ飽きずに味変していきます。

そんでは。

どどり

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【WordPress利用者用】NFT-DriveによるフルオンチェーンNFTの埋め込みについてhttps://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%80%90wordpress%e5%88%a9%e7%94%a8%e8%80%85%e7%94%a8%e3%80%91nft-drive%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%83%b3nft%e3%81%ae%e5%9f%8b/Sat, 08 Jan 2022 16:32:00 +0000https://ddlygss.com/?p=7396

フルオンチェーンNFTの埋め込みについて、WordPress利用者用のやり方を書いてみました。できました。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

今日はかなり時間がないので、かなり短いブログ記事になりそうです。

ぱぱぱっと書きます。

よろしくお願いします。

昨日の記事、沢山見てもらえてうれしいです。

昨日のフルオンチェーンNFTをブログに埋め込んでみたの記事をたくさんの方に見てもらえてうれしいです。

ありがとうございます。

でも、自分の文章としては大した内容を書いてなくて、フルオンチェーンNFTと他の方の動画しかみるところがないのが正直な内容です。

それで今日はその補足です。

ブログに埋め込む時のポイントだけちょこっと書きます。

僕はワードプレスを使ってますので、それに偏った記事を書いてみます。

NFT-Driveで生成されたフルオンチェーンNFTの埋め込みについて

昨日の埋め込みについて、

ちょっとてこづったところがありましたのでピックアップしておきます。

まずはこちら。

この僕のツイートでは、

「Data-Preview↓」の下にあるURLはこんな感じです。

http://nft-drive-data-explorer.tk/data.html?id=48A511CA3095973

ここから飛んだリンクのアドレスをワードプレスの「画像埋込」で入力してみましたが、

上手くできませんでした。

あらま、って感じ。

なので、

ぼーたろう博士さんの動画をもうちょっと詳しくみていたところ、

フルオンチェーンNFTを見る方法が複数あるとお話しされてましたので、

ちょっといろいろ試してみました。

説明①

僕のアドレスのところです。

これでNFTをぽちっと押すと、

説明② 1

こんな感じで開きます。

それで、URLは、

となってます。

動画でもありました「260Px」というのは画像を大きくすることができる、というやつでしたね。

これも便利ですね。

しかし、それでもワードプレスでの画像埋め込みは上手くいきません。

なぜ・・・?

これでも画像は観れますが、やはりワードプレスが言うことをきいてくれません。

こまりますね、ワードプレス。

それで他の方法ですが、

これがバチっと来ました。

やってみます。

NFTの上にカーソルを置いていると、

こんな表示になります。

説明③ 1

英語でいろいろ書いてあります。

そのなかで、

説明④

ここですね。

「Data:~~~~」と書いてあるところをクリックすると、

違うところに行きます。

説明⑤

こんな感じです。

そして、このページのURLが、

となってます。

これを画像埋め込みでやってみます。

説明⑥

URLを入力してみて、

エンターを押してみると、

download

こう!

となります。

いやあ、できてよかったです。

もちろん、これはURLから引っ張ってきているので、僕のブログサーバーにデータは残っていないです。

説明⑦

何回かやり直しをしたので、

ワードプレスのメディアライブラリにはスクリーンショットをして加工した画像が残ってます。

それはサーバーには残ってますけど、

フルオンチェーンNFTは残ってないです。

凄い。

できてる。

最後に。

こんな感じでどうでしょうか。

やってみると簡単です。

あと、お気づきでしょうか。

ブログのこの長さ、短く終わらせるはずが、あっという間ですよ。

書いていたら、長くなってしまうんです。

おやすみなさいませ。

そんでは。

どどり

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フルオンチェーンNFTをブログ記事に埋め込んでみました。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%95%e3%83%ab%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%83%b3nft%e3%82%92%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e8%a8%98%e4%ba%8b%e3%81%ab%e5%9f%8b%e3%82%81%e8%be%bc%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%bf/Fri, 07 Jan 2022 16:34:27 +0000https://ddlygss.com/?p=7371

フルオンチェーンNFTをブログに貼ってみました。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

毎日ミカン。

最近、朝起きたらすることは、ミカンを食べることです。

ミカンって健康食品だと思っています。

みかんの栄養と効能効果〜肌&身体に良い成分・皮や筋についても紹介〜 | H2株式会社

軽く読んでみましたが、まあ食べ過ぎないようにミカンを食べるといいよということですね。

特にこの時期、体調管理をしっかりしておかないとガタガタと崩れそうなので。

注意しましょう。

昨日から、ずっとカネヨリマサルを聴いています。

はい、今日はこの話題からですね。

カネヨリマサルさんについて、昨日あれこれ書いてましたが、

ちょっと変に書きすぎてしまったかなと反省してます。

なんだかあの感じ、どう表現したらいいのかなと思ってお昼とか考えてました。

↓こちらの記事です。

そんで、今日は車で移動中に聴いてました。

いいですね。

よく聴いていると、「青春ロック」を歌っているのが分かります。

銀杏ボーイズとか歌詞でいってたりもしますが、

シンプルで、だけどあのギターサウンド、分かりますかね。

いいんですよ、これで。

これとか、

どどり
どどり

わかる!わかる!!

って思いますもん。

そんで、いいなあと思った楽曲は、

シリウス、って歌っている曲ですけど、

なんだかメリハリが楽曲のなかにあって、クリアな感じです。

僕はこれいいなあと思いました。

まだまだ聴いてみます。

僕のデジタルアートがフルオンチェーンNFTになりました!

次です。

何か月も時間をかけて作成していたデジタルアート、

とりあえず完成しました。

なので、

NFT-Driveさんに

フルオンチェーンNFTにして

いただきました。

download

作者:僕(どどり)

これです。

感動です。

すごい。

ちなみにこの画像は1.2MBの容量のデジタルデータをフルオンチェーンNFTにしていただいてもらいました。

いやあ、すごいなあ。

ということで、

僕もあらためてフルオンチェーンNFTの何がいいかを勉強し直しです。

まずはYOUTUBEで。

まずこれは、イーサリアムのブロックチェーンが一番強固であるというスタンスですから、

まあまだシンボルのチェーンはスルーしている感じですね。

あと、パジさんはTwitterで見かけますが、アイコンがとてもかわいいです。

ちょっと仰々しいかんじでしょうか・・・

【和訳】来歴と永続性:「オンチェーンアート」が重要である理由 – NFTnavi

NFT-Drive公式での『フルオンチェーンNFTとはなにか。』

NFT-Drive公式での説明もピックアップです。

上記二つと違うのは、

もう大きな容量のフルオンチェーンNFTを作成できる技術があり、

それを踏まえて詳しく説明しているというスタンスなので、

ちょっと質がちがうんですよねえ・・・。

フルオンチェーンNFTとは何か?

NFTDriveを使った画像埋め込みについて

あと、フルオンチェーンNFTを埋め込みしたいなあとずっと思っていましたので、

やり方を調べてみました。

NFT-Driveを作成したボー太郎博士さんの動画です。

これをみて、上の画像を貼ってみました。

この動画、まだあまり見られてないけど、すごいことをたんたんとお話されてます。

最後に

はい、今日もおやすみの時間になりました。

今日はなんとか急いでフルオンチェーンNFTの記事を書けました。

僕なりのですね。

ただ貼っただけですけど、なんだか満足です。

あと、今回フルオンチェーンNFTとしてもらったデジタルアートのコンセプトとかは、

またどこかで書いてみようと思います。

あのデジタルアートはモチーフがあるんですけど、いろいろ考えて作ってます。

有料noteとかでひっそり語ってみようかなと思います。

そんでは。

どどり

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ランニングの最中に2022年ネクストブレイクアーティスト1組を思いつく。https://ddlygss.com/%e3%83%a9%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%ae%e6%9c%80%e4%b8%ad%e3%81%ab2022%e5%b9%b4%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%96%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%86/Thu, 06 Jan 2022 16:19:07 +0000https://ddlygss.com/?p=7352

2022年ネクストブレイクアーティストの3組目、思いつきました。 ちょっと、思い出があるバンドさんでした。]]>

こんにちは、こんばんは。

どどりです。

もう日を跨ぎました。

今日こそは短文でお渡したいのですが、どうなるのでしょうか。

ちょっと難しいかもしれません。

ネクストブレイクアーティスト、そういえばというバンドがいました!

最近、お仕事が終わってからランニングをしてます。

だいたい22時ぐらいにしてますね。

やはりお腹周りが気になってきてですね、「走らねば、走らねば」ですよ。

でも、今日もしっかりとアヒージョを作って食べました。

アヒージョは数回作ってきましたが、鶏肉とジャガイモのハーモニーが最高です。

異論は認めません、本当に美味しいからぜひやってみてくださいね!

さて、そんなことはどうでもいいですね。

夜中ですね、とぼとぼとランニングをしている最中に、

「あ、そういえばおったわ!!!」

と思いつきました。

でも勝手に思いついたわけではなく、

この前に書きましたブログ記事内で上げました条件をクリアしたアーテイストがいたんですね。

たしか、2021年の11月だったか、12月に入ってだったか、それは覚えてないんですけど、SPOTIFYで流れてきたんですね。

僕、びっくりしてしまったんですね。

あれ、このバンドがSPOTIFYで流れるようになったんだ、と。

そのバンドはですね、僕が珍しくライブサーキットで直接聴いたバンドさんです。

あれはですね、2019年の大阪見放題のライブ会場でした。

火影だったかな。(いや、新神楽でした。)

正直にいって、学園祭りに出てきた女の子のバンドかと思いました。

あんまり演奏を上手いとは感じない。

音もかっこいいわけではない。

歌声が飛びぬけているわけではない。

そんなバンドでした。

でも、なんだか観ていたいなあと思って、最後までライブを観た後、そそくさと次のライブハウス会場に走って移動した、そんな2019年をしっかりと覚えてます。

だから、SPOTIFYで流れ始めるってことにびっくりしたんですよ。

SPOTIFYで流れるっていうのは、僕が聴いているバンドさんのRadioのラインナップに自動的に入ってきて、それが順番に流れていくということなんです。

だから、僕が聴いているバンドさん、ほとんどネクストブレイクしそうなバンドさんばかり繰り返し聴いているんですけど、その中にね、何度もいうんですけど、入ってきたのは驚いてしまったんです。

でも、それは理由は明確で、

しっかりとファンを付けて、実力をつけて、上がってきたんだな、と思います。

じゃないと、無理ですよ。

ということで、ご紹介です。

2022年ネクストブレイクアーティスト ピックアップ!

カネヨリマサル (http://kaneyorimasaru.com/

カネヨリマサル
http://kaneyorimasaru.com/biography

「青春ロックを追い続ける」大阪を拠点に活動するガールズ3ピースロックバンド。

 http://kaneyorimasaru.com/biographyより引用

僕が初めて聴いたのが2019年でしたので、

ディスクとしては、

アルバム「かけがえなくなりたい」を発表したあとのライブサーキットですね。

ホームページでのバイオグラフィーのところにも書いてありましたが、2019年の4月以降にライブサーキットに数多く出始めていたんですね。

だから、ちょうどのときに観たんだなあと2年ぐらい経って、コロナもあった今になって知りました。

でも、大阪はたくさんのバンドが出てきて、知らないうちにいなくなったりしているので、

このバンドも同じかなあと、僕は2019年の新神楽のライブハウスで演奏を聴きながら思っていたなあ。

でも、2022年の1月になって、むしろ勢いが加速して、何度もいうんですけどspotifyで這い上がってきたのがなんだか感慨深いんですよ。

14日までかな、ちょっとカネヨリマサルをこまかくアルバムを聴いていこうかなと思います。

あと、やっぱりよく言われるかもしれませんが、チャットモンチーとの比較は確かにあるのは仕方ないなあと思います。

ガールズバンドで、声も近いトコロかなと確かに思います。

でも、僕は思うのは、似ているといっても、僕のときにはチャットモンチーはいたんです。

でも、今まさにロックバンドを聴き始めている男の子だったり、むしろ女の子はチャットモンチーをリアルタイムで聴けないんです。

もしかしたら、そういう役目もあるのかもしれませんね。

知りませんけど。

カネヨリマサル【もしも】Music Video

似ているとかってちょっと失礼なのであれなので、意見をひっくり返そうと思いますけど、チャットモンチーとの違いというより、このカネヨリマサルの良さっていうのがなんとなく分かるかなと。

なんだか、「弱さ」っぽさというか「優しさっぽさ」っていうのが表現として正しいのかなあ。

言葉にしづらいんですけど、応援して、聴いていたい、そんなバンドになっているんじゃないかなあ。

演奏が上手いとか、歌が素晴らしいとか、お客様が沢山聴いていてくれてるとか、実はそんなものはアーテイストである価値にはなっているかもしれないけれど、このバンドは他とちがうぞっていうものが大切で、むしろそれがないと、正直どうしようもないもんだと思ってます。

だから、ああ、もうこんな夜ですが、アツくなってしまってますが、カネヨリマサルはこのままブレイクまで頑張ってほしいですね。

なんだか、カネヨリマサルの紹介するとは、、、僕は思っていなかったんですけどね。

でも、2019年の大阪見放題で観たとき、やはり印象に残っていて、数年後にレビューを書くなんてあまりないよなあと思ってます。

カネヨリマサル【南十字星】Music Video

もう寝る時間です。

やはり、こんなに長くなりました。

とりあえず、3組まで出そろいましたね。

もうちょっと、思いついてくれたら楽なんですけど。

そんでは。

どどり

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