宅地建物取引士試験を受けられる方へ
どどり
正直に言います。
僕は、5回受けていますので、
よくブログや勉強記事である「〇か月で合格」とか、「最短で合格できる勉強法」とか、
そんな耳心地の良い記事は残念ながら書けません。
しかし、
抑えておくポイントを記事にできればと思いますので、つらつら書きます。
土地や建物の売買や仲介等をするために専門家が出てきます。
もちろん一般人でも売買はできますが、多くは不動産会社と一般人が土地の売買をします。
その力関係は、ほとんど不動産会社が強く、圧倒的です。
ルールがなければ、残念ながら、高値で売られたり、だまされたり、ボロい仲介料をたんまり、もしくは不動産会社に有利な契約を何にも分からない善良な一般人に結ばせたり。
小銭のような少額であれば笑って済ませることもできるかもしれませんが、土地も建物も数百万円、数千万円、はたまた億単位の物件ばかりです。
そういった取引を、制御する、取り締まりをするためにできたのが宅建業法。(と僕は理解してます。)
そしてその法律から出てくる国家資格を持つ専門家が「宅地建物取引士」。
でも、宅建業法以外の、民法、建設業法、税法とか土地と建物の周辺にある法律も知識として身につけないといけません。
大変ですね。
Twitterで「一発で合格しました」とかよく見ますが、
5回も受けた僕が言います、
「絶対、独学ではない」と。(多分。。。)
もし独学でしたら相当大変な苦労をしてるだろうと。
僕は独学で結局今年受かりましたが、5回目で合格を勝ち取りました。
4回はボロボロ落ちまくりました。
勉強してないのが2回、勉強少しして落ちたのが2年前、ちゃんと勉強して2点足りなかったのが去年。
そんなもんですよ。
通学しましょう。
通学って、お金がたくさんかかります。
数十万円はざらですね。
資格試験ってお金がかかるものとかからないものさまざまですが、宅地建物取引士はかかる方です。
僕は3回落ちても通学をせず、4回目でも通学は一切せず、今回の5回目も意地での独学勝負でした。
でも、通学した方がいいと思いました。
通学で得られるもの。
- ライバル…「あいつよりも低い点を取りたくない」
- 適切な合格のための情報…「ここが、試験に出る。」「ほら、出た」
- 勉強リズム…「学校にいかないと、先生が怖い…」
です。
僕の勤務先でもしっかりと合格していた人はこの3つを通学によって補ってました。
もし、あなたが宅地建物取引士を初めて受けるとか、1回記念受験したから来年勝負という方、ぜひ通学です。
選択の余地はないかと思います。
はい、結論が出ましたので、これにて終了です。
お読みいただき、ありがとうございました。
どどり
はい、どうも。
ここからが本番です。
上記のことは、ほかのブログサイトでもよく書いてあることかもしれません。
耳タコの人も多いかと思います。
残念ながら、僕のサイトを見るひとはそんなこと期待していないだろうと思います。
はい、もう一度言います。
ここからが本番です。
↓
独学のみなさんこんにちは。
どどり
正直言いますと、勉強をスタートするのは3月くらいからで大丈夫だと思います。
こちらをどうぞ。
の8か月勝負がスケジュールとしていいかと思いますし、正直いうと息切れをしてしまう可能性ってやはりあります。3月からぜひ。
ただ、僕は4回目の受験でしっかりやってましたので、実質<7月>から始まりました。
それでは、なぜ僕が合格したのか。なにをして合格したか、を書きます。
(思い込みは確かにありますが。)
- テキストを読んでだけでできた気になるな。問題集をやれ。
- 過去問を妄信するな。予想問題をやれ。
- テキストを信じるな。最新の情報をネット媒体から得ろ。
- 自分を過信するな。神社に行け
の4本立てです。
テキストを読んだだけでできた気になるな。問題集をやれ。
この教訓は4回目の受験で思い知りました。
テキストの文言をしっかりと読み込んでいれば、自然と点数が上がる、その結果試験に合格できる、と。
実際、合格できませんでした。
テキストの丸暗記で合格できるほど、宅地建物取引士試験は甘くありません。
むしろ、テキストにそのまま書いてあるものが出てきたことって、ないんじゃないでしょうか。
書いてはあるけれど、試験に出てくるところを丁寧に、理解できるようにはテキストは作られていない気がします。
あと、テキストは知識のインプットの媒体だけれど、
人間の頭って読んで記憶に残るのって難しいんだろうなと。
「脳ってなまけもの」なんですよね。
その対策として問題集ですが、僕はこれを使いました。
↑どこでも学ぶ宅建士 チャレンジ! 重要一問一答 2022年度版 (日建学院宅建士一発合格! シリーズ)
(以前は、日建学院の「一発合格!宅建士どこでもチャレンジ重要肢攻略999」でした。)
なぜかと?
5回目の受験ではテキストを妄信してはならないと思ってましたので、どうしたらいいかを考えました。
その結果、
もう過去問を解きたくないなあ。。。
そこで、いちいち過去問を年ごとにきっかり2時間通りに問題を解くことはしませんでした。
真面目にしませんでした。
この教材を使って、過去問を読み込むこと、これが大切でした。
過去問で出てきた内容を読む。
それを読むことでどの知識が「勝負」となるのかを能動的に取り組んでいく。
この本はそんな使い方ができました。
1周目はただ読んで、
2周目は答えを隠しながら1問1問紙に書きながら解いていって、
3週目は赤シートで読み込んで。
そんな単純なことをやりました。
なお、日建学院の本以外はよく分かりません。
詳しく比較してません。
しかし、一通り他社のテキストとか参考書は時間をかけて立ち読みをしましたが、宅地建物取引士は日建学院で勝負するべきと決断しました。
過去問を妄信するな。予想問題をやれ。
過去問をやりすぎると、過去問を暗記し始めます。
パブロフの犬のように、問題を理解して解くのではなく、「反射」で解き始めるようになります。
しかし、「反射」って、ほぼ考えてないんですね。
その鍛錬の結果、すこしひねったカーブボールのような問題を見事に空振りするようになります。
ぜひ、1年に1回の大切な試験で大失敗したい人はぜひ過去問を暗記していきましょう。
おススメです。
過去問をかなりやってある程度力はついていたと信じていたけれども、空振りをして勝ちきれなかったのが4回目の受験でした。
もう過去問をただ解くだけや暗記するのは嫌になりました。
ここで、5回目の受験は「予想問題」に力を入れるようにしました。
4回目はここをおざなりにしました。
適当にしてました。
ここが一番のポイントかもしれません。
正直いうと、宅地建物取引士試験は、予想問題をしないと合格しません。
予想問題をすることで得られるものはなにか。
予想問題は、各出版先の学校の講師が占いで予想したりとかしているわけではないです。
年ごとの法改正、その時の流行や話題、過去はまだ出てないとか出たとか、そういった事情を考えて作成しておられます。
そして、大体はかなり難しく作ってあります。
実際の試験は「やさしい」と思えるようです。
予想問題はひねってひねって、要素を詰め込んであります。
それも見映えが汚く見えようとも詰め込んであります。
それを解くこと。力がつきます。
僕は日建学院さんの予想問題をしました。
そのあと、この予想問題をしました。
1社だけではなく、2社以上はした方がいいです。
日建学院の色、ほかのところの色を味わくことで、より同じ論点・問題の内容を考える違う文章で勉強することができます。
そして、問題文のクセに負けないこと。
ただ、予想問題は「この正解、おかしくないか」ということが多々あったり、おかしい文章があったりもします。
そこは深く考えずにスルーしましょう。
<2022年ならこれかな?>
これで合格! 宅建士 直前予想模試 2022年度版 (日建学院宅建士一発合格! シリーズ)
これで合格! 宅建士 直前予想模試 2022年度版 (日建学院宅建士一発合格! シリーズ)
テキストを信じるな。最新の情報をネット媒体から得ろ。
テキストを信じないことは先に述べました。
理解してください。
情報を鵜呑みにしてはいけないっていうのは、どこかでだれかが言ってそうなことばですが、能動的に情報を調べるべきという意味だと思ってください。
さて、能動的に情報を得る方法としては、YOUTUBEがありますね。
日建学院の有名講師、宮嵜先生という方が丁寧に動画で抗議されてます。かなり長時間です。
僕は、直前のものを全部は見れませんでしたが、4回目の時はここで最新の情報を得てました。
かなり知識に残りました。テキストでは分からないことが多かったです。
この動画で得るものは予想問題集でも同じことが乗ってますが、動画という媒体で情報を得ることが大切だと思います。
受け身とはいえ、
今の時代にあっているし、興味を持って情報を得ることができる仕組みです。
長時間ですが、テキストでは載ってないけれど実際の試験で的確に狙って出題されることがこの動画媒体で講義されます。
タダなのが不思議なんです。
これは武器です。ぜひ観ましょう。
自分を過信するな。神社に行け。
4回目のとき、テキストを何度も読み込むことに一生懸命だった僕は、試験当日もずっと部屋にいて、余裕を持って試験会場に行きました。
適切です。
無駄がない、そのとおりです。
でも、ダメだったんですよ。
不合格でした。
それで、合格した人に聞かれました。
「おまえ、神社いったか?」
と。
その人は、やはり最後は運の要素があるからということで、近くの神社にお参りに行ってたそうです。
それによって、どうこう変わるかは数字では分かりませんし、根拠なんてないです。
でも、それを、その人はして、合格したんですね。
僕はそれをすごく覚えていました。
なので、合格した10月は
- 試験の2日前に神社に参拝
- 試験当日に神社に参拝
- 神社で「合格お守り」を買って持ち歩いた
をしました。
本当です。
それで結果はという話になりますよね。
この記事を読んでいる方で、今年2019年の宅地建物取引士試験の結果を知っている人はハッとすると思いますが、多くの予備校だったり、学校が「36点」が合格できる最低ラインと予想してました。
それが適切であると多くの方は言ってました。
評判もすべて36点でした。
みんなが一様に36点という言葉を魔法のように思っていました。
でも、違ったんですね。
2019年(令和元年)の宅建合格点は35点!2021年(令和3年)の合格点予想も解説! |宅建Jobコラム「35点」が合格ラインと発表されました。
ああ、みんな、適当なことを平然と言ってたんだなあと思った。
その1点によって、多くの不合格予定者が合格しました。
僕もその一人でした。
35点不合格予定者でした。
まさかの合格でした。
これは、神がかりだとやはり思えてならないんですね。でも、そういうことはやっぱりあってもおかしくないなと思えてならないんですね。
なので、合格発表があった日、神社にお礼参りに行きましたとさ。
いつもは10円のお賽銭が500円になりました。
また、試験後、合格発表前には明治神宮にも行きましたね。
明治神宮にちょっと参拝してきました。以上となります。
これから受験を検討なさる方には薬となるか毒となるか、
はたまたなんでもないクソ記事になるかは受け取り手次第かと思いますが、
僕が書けるのはこれくらいです。
あなたは4回落ちて、5回目で受かりたいですか。
そんな経験はすべきではないし、
無駄だろうし、
受験料と勉強時間は何万円にもなるのでコストパフォーマンスは悪いと思います。
でも、この記事はとりあえず僕しか書けるはずがないので、気の向くまま書いてみました。
ぜひ、ご参考に。
そんでは。
どどり