Hakubi
“Hakubi “ member
Vo&Gt: 片桐
Ba:ヤスカワアル
Dr:マツイユウキ
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こんばんは。
どどりです。お久しぶりです。
今回は、前回に引き続いて、2020年のネクストブレイクアーティストについてピックアップしていきます。
楽な気持ちで書いて行きましょう。よろしくお願いいたします。
※ところどころ敬称略です。
※Twitterでライブ映像をアップしてくれていました。いろいろあってですが、ただただかっこいい。
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため
— Hakubi (@Hakubi_info) March 5, 2020
ライブを控えている状況の中
Hakubiのライブを楽しみにしてくださっていた方
学校に行けなくなってしまった方
日々不安の中でお仕事なさっている方に少しでも楽しんでもらえたらと考え
mirrorのライブ動画を公開させていただきます。
1/10@心斎橋を刻め pic.twitter.com/9qgxwupfGn
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Hakubiは京都のバンドのようです。
CDの歌詞カードではライブハウス「KYOTO MUSE」の表記があった。
有名なライブハウスですね。
Hakubiというバンドはどうやらこのライブハウスで育ち、現在、大幅に勢力を拡大している最中なのだろうなと思いました。
どんなバンドなのか。
上のアーティスト写真では、ちょっとおしゃれな切り取りであるかのような風に見える。
これだけでは、どんなバンドか分かりません。
ただ、他のサイトで見た情報だと、スリーピースバンドで、ボーカルが女性、ベースとドラムが男性といったあまりないような構成らしいです。
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楽曲はどうなのか。
楽曲はYOUTUBEをまず観てみよう。
お洒落な感じ、静かな感じがする一方、綺麗な音、透き通るような声が聴こえ、それをしっかりとした低音とドラミングの音が支えている。
ふとチャットモンチーを思い出した。チャットモンチーも曲はポップだけど、しっかりとした演奏技術があり、楽曲も素晴らしいものだった。
ただ、Hakubiはポップではない。
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Hakubiはポップではない。
綺麗に聴こえる、耳に優しいような音楽と最初は思っていた。
そしてライブを観てみた。違っていた。
演奏と楽曲の進行につれ、その楽曲の持つ激しさや、メンバーの演奏、特にボーカル片桐の演奏の「荒々しさ」に鳥肌がたった。ここでの「荒々しさ」というのは音の粒がバラバラだとか、耳障りが悪いとか、とにかく下手という意味合いと180度違うもの。演奏からわかる、歌い手の内面から出てくる「荒々しさ」のことを表現したくてこの言葉を使ってみた。
片桐が使うジャズマスターというギターはシングルコイルでありながら、歪みをかけると独特な音の鋭さが出てくる。ライブで聴く、片桐のギターはまさにバンドの中で埋もれずに聴き手に抜けてくる音だった。そして、大きな音だった。かといって、ギター以外の音、またバンド全体の音はどうかというと、かなり「テクい」気がした。ベースのヤスカワの低音は前に出ることはなく、楽曲が聴きやすくなるようにまとめてあげているようだ。ジャズマスターの鋭い音、片桐の声がきつく、度を越えて耳障りに聞こえないのはこのベースの音があるのかなと思った。しかも、ベースの弾き方ですが、ヤスカワ自体が長身であるため、ベースをなんだか飄々と弾いている。貫禄さがある。あれ、これはインディーズバンドなのだろうか。ここまで書いて、メジャーデビューして数年たったバンドのレビューのような記事を書いている気分になってきた。ちょっと、ペプシコーラを買いに行こう。まもなく夜の12時になりそう。
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「夢の続き」epを聴いてみる。
spotifyでは配信されておらず、タワーレコードにも売ってない。ライブ会場限定のepです。このepに収められている5曲、テレキャスターかな、ジャズマスターかなと耳を澄ましながら聴く。このepの中では、特に「辿る」という曲がいいなあと思って何回も聴いている。ふとライブでのドラムを思い出す。hakubiのドラムのマツイさんですが、曲にもよりますが、かなり力のあるドラムでした。早い。激しい楽曲では、その楽曲に相応しい音が確かに鳴っていた。すごいよかった。また、びっくりしたのはコーラス。かなり高音。女性のコーラスかと思った。片桐さんよりも女性らしいコーラスだった。
片桐さんの歌声ですが、静かなパートでは、綺麗に、女性らしくかわいい、輪郭のある声ですが、楽曲の激しいパート部分になると、不意に変化し、なんだか中性的な声になる。その中性的な声が、厚みがあって、気持ちが乗っている声になる。ギャップということではないけれど、その声になると、オーディエンスはじっくりと聴き入っている、そんか光景であり、雰囲気ができた。
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このブログを書いた少しあとに出た記事です。
──先ほどマツイさんがバンド結成を提案したとありましたが、片桐さんのどの部分に魅力を感じたのでしょう。
マツイ サークルのライブって仲いい人たちでやっているので、終始和気あいあいとした雰囲気なんですよ。でも彼女が演奏すると絶対に静かになる。みんな惹き付けられるというか、それががすごいなと思って。
https://natalie.mu/music/pp/fyhm03_hakubi/page/2
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どどりが思うポイント
あと、なんだか長々と書いているけれども、思うポイントがあるとすれば、「休符」の部分。この何も弾いてない、何も音がない、けれど、ライブハウスの空間で、次の音が鳴るのを、出てくるのを待つ、そんな感覚があった。不思議な感覚だった。そういう「間」のようなものが、ただ何も音がないのではなく、逆にその部分に何か詰め込んである気がした。
これが「行間」なのでしょうか。hakubiの音楽は、その「休符」だったり、「間」だったり、「行間」というものをしっかりと表現していたなと。そんな印象を僕は受けました。聴き入る。
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最後に
まもなく、1時になりそう。
この文量がちょうどいいかなと思って、キーボードをたたくのをやめてみよう。
Hakubiというバンドはどこまで広まるのだろうか。
京都から始まり、全国ツアーもこなし、地方までライブに来てくれている。まだ進行中で、成長中で、まだまだ楽曲が出てくるのは間違いないかなと思っている。
ただ僕としては、今年2020年に何かしてほしいなという願望があります。楽曲がいいから、それにつられてもっと大きな場所にも行ってほしいなあ。
以上
どどり